釣行報告 2006

 

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釣 行 日

場 所

平成18年5月25日(木) 丸沼
平成18年6月28日(水) 中禅寺湖
平成18年9月17日(日) 丸沼
   

凡例

年.月.日(曜日)時間 釣行先
天候・状況
釣果
ヒットルアー他
詳細報告・参考蛇足

 

平成18年9月17日(日)
5時00分〜12時30分

丸沼

曇り時々雨・表面水温 12.7〜13℃

レインボー 30〜45cm×12尾

メタルスプーン(オリジナルペイント)

 台風が中国地方を北上中。
 しかし、仕事や個人的なイベントを考えると、この機会を逃すとまたしばらくチャンスは訪れそうに無い。
 危機管理がしっかりできている人は、台風の影響を予測してこんな日に釣行しないはずなのに貸しボートに空きは無い・・・苦笑。

 遊魚券を買って湖に乗り出したが、エレキの調子が悪い。4速に入れても、2速程度のスピードしか出ない。
 捨てられたラインでも巻き込んだかとスクリューを確認するが異常は無い。

 バッテリーに問題が有るようだ。思い返せば前回完全放電しなかったし、充電後約4ヶ月が経過している。
 走っている間に徐々に息を吹き返したもののいつものスピードの60〜70%程度に感じられる。
 バッテリーは使い方で寿命が決まると言われているが、15回程度では納得できない。

 表層が13℃ていどなので、中層のどこかに適水温が存在することは間違いなさそうだ。
 今回も、インポート物のメタルスプーン(オリジナルペイント)を付け、レットコア20ヤードから徐々に沈めて見ることにした。
 トロールピッチ3km/h前後を目標に引くのだが、前述のトラブルでこのスピード維持に結構ストレスを感じる。


岸寄りはキャスティングの釣りボートでいっぱいだった

 50ヤード前後でヒットする。
 トイレ休憩で、近くに付けた釣り人に聞くとやはり同じ深さだと言う。
 相変わらずレインボーだけなのだが、元気が良いので引き寄せるまで結構楽しめる。
 圧巻は50cm級。ヒット直後ロッドホルダーからロッドを外すのに手間取る程のパワー。クリックが心臓に刺激を与えてくれる。

 早々と10時にはバッテリーが赤信号。
 ハンドトローリングに切り替えた。軽いメタルスプーンを付け50ヤード2本を操るのはなかなか難しい。
 今回はダムサイト沖に良い魚群がいるようだ。浅場に近づかないように心掛けながら数を伸ばした。

 12時を回ると風も強くなり、ハンドトローリングの限界になったので納竿とした。

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平成18年6月28日(水)
3時30分〜18時00分

中禅寺湖

曇り時々晴れ
表面水温 17.3〜17.9℃

本マス43cm×1尾,ブラウン48cm×1尾,レイク55cm×1尾
レインボー35cm前後多数

メタルスプーン(オリジナルペイント)

 今回も平日、しかも単独釣行。
 前回に引き続いて丸沼で爆釣と言う保証もないし、やはり厳しい芦ノ湖で凹んだら翌日の仕事にも差し支えそうなので中禅寺湖へ釣行することに決めた。 
 しかし、最近の中禅寺湖も、ヒメマスはまったくダメ、本マスもボチボチ程度の厳しい状態らしいが、その分釣り人は少ないだろうし、釣れなくても「やっぱり低活性でした」と言い訳もできる。

 立木観音の駐車場に着くと、釣り人が少ないどころかレークオカジンの客と思われる車で桟橋側のスペースは既に10台程の車で埋め尽くされていた。

 3時30分、前回丸沼で使ったオリジナルメタルスプーン、蓄光タイプを結び30ヤードと50ヤードにセットし、GPSで3.5km/hを保持しながら大崎を目指す。


朝マズメの大尻方面

 岸から100m程の距離を維持して国道と平行に進路をとる。
 進路を変えて間もなく30ヤード側に力強いヒット。11フィートのロッドが絞られ、なかなかホルダーから外せない。
 必死で首を振っているのがラインを通して伝わってくる。何回かラインを引き出したが徐々に近づいてきた。
 薄暗い中ようやく引き寄せたのは形の良い本マスだった。
 慎重にすくったつもりだったが魚体はネットのフレームから半分ほどしか入っておらず暴れられてバラシてしまった。

 2尾目は丸山沖、やはり30ヤード側。1尾目と同じようなヒットだった。今度は沖に進路を変えてリールを数回巻いたところでフッと軽くなってしまった。
 なんと手作りのスイミングフックが1本抜けているではないか。
 気を取り直し大崎にUターン。かなり沖目でヒット、やはり30ヤードだった。
 3度目でようやくランディング。待望の本マスをゲットした。
 その後6時頃までに同じようなヒットが2回有ったが、ことごとくバラシてしまった。


針の外れた手作りスイミングフック。2尾目で1本、4尾目か5尾目でもう1が外れた。強度不足を実感

 魚探の反応は20m以浅の湖底にポツポツと映る程度。
 消去法で言えば回遊魚は表層に居るってことになる。
 もちろん2本とも30ヤード出しにしていた。
 6時を過ぎると放流後間もないレインボー(ヤシオマスも混じる)がしきりにアタックしてくる。
 今度こそはと合わせを入れるのだが、力ない引きにがっかり。

 嫌気が差して、レイクのポイントを探しながら金谷方面へ進路をとる。
 アタックしてくるレインボーは無視し、石ザッカ付近で見つけたレイクらしき魚影に狙いを絞りズル引きに変更。
 06年型のトローリングペッパーを装着。掠めているはずなのだが、ヒットしない。

 9時頃日差しが強く、暑い。Tシャツ1枚で十分である。
 再びメタルスプーンに切り変えて中層を狙うが魚探が示すとおり反応は無い。
 13番付近で浅瀬に近づきすぎ、沖に逃げ切ったところで60ヤードにレイクを思い起こさせるヒット。
 上がって来たのはブラウンだった。


左上ブラウン48cm、右上本マス43cm
他は全部本マス・・・と言いたいところですが、レインボーです。(撮影後リリース)
午後55cmのレイクトラウトを追加。

 11時〜15時、早めの昼食と仮眠のため車内で休憩。起きると雨が降ったようで路面が濡れている。
 午後は苦手な山側を攻めてみようと上野島に向かった。
 山側は更に厳しい状況で釣れそうな予感がしない。
 上野島〜小寺ヶ崎〜寺ヶ崎〜本ツガを回って山側終了。

 夕マズメのズル引きポイントを探そうとスプーンを付けたまま大尻の10mラインを流しているときに根掛りにも似た重々しいヒット。
 ルアーは中層を泳いでいたはずなので大型のレインボーかと思ったが、ようやくランディングしたのは55cmのレイクだった。

 これ以上は期待できそうに無かったので18時納竿。
 今回はメタルスプーンだけの釣果だったが、まずまずと言ったところ。
 本マス、ブラウン、レイクを生簀に入れ、ブラウンを写真に撮ってもらってレイクはりリースした。


早上がり。銀化ブラウンを手に

 桟橋で片付けていると、レークオカジンのスタッフが釣りに出る準備をしていた。
 夕マズメの本マス狙いのトローリングとのことなので、お願いして殆ど無理やりボートに乗せてもらった。
 くろさわが手にしたことも無いルアーを使い、何時ヒットするかドキドキしながらロッドチップをみていた。
 結果は一回当たったのみだったが、ラインの出し方、コース取り、スピード、ルアーのチューニング等勉強になった。

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平成18年5月25日(木)
5時00分〜14時30分

丸沼

快晴・早朝気温 3℃前後
表面水温 12.7〜13.0℃

(レインボー+イワナ) 40〜45cm×?尾

メタルスプーン(オリジナルペイント)

 今回は、のんびりと釣りがしたかったので久しぶりの単独釣行となった。
 シーズンオフに作ったメタルスプーンをしこたま抱え、満を持して乗り込んだ。
 しかし、平野部はすっかり緑の季節を迎えたというのに高度を上げてゆくにつれ、気温の低下が気になる。

 湖畔 早朝の気温は3℃前後、ボートに降霜も確認。改めて1,400mの標高を誇るフィールドであることを認識する。
 反して表層水温は12.7〜13.0℃と暖かい。少なくとも表層はマスにとって心地よい水温のはずだ。

 30ヤードと40ヤードにメタルスプーンを着けて引っ張ってみる。
 魚探の画面は水面と湖底を映しているだけで間には何も無い。

 5時30分頃30ヤード側に45cm程のレインボーがヒット。その後イワナも交えて30ヤード側にヒットが続く。
 鱗は鏡のように綺麗な魚体だが、鰭の形から見て秋に放流したもののようだ。
 魚探は相変わらず何も映っていないが40ヤード側を60,80ヤードと段階的に沈めて見るが、やはり反応は無い。

 日が指してから分かったのだが、表層数m下に濁りが有るようで湖面が白っぽく見える。
 魚は、雪解け水が下層部に有って、濁りか低水温を嫌って、5m前後まで浮いているようだ。


いつもはもう少し深みのある湖面の色なのだが・・・

 この読みが的中して、25ヤードと30ヤードにセットしたロッドに40〜45cmのレインボーと35〜40cmのイワナが次々とヒットしてきた。
 ヒット、そして次の瞬間40m先で水柱とジャンプ。
 近づいてもなかなかランディングできるチャンスを与えてくれないパワフルなファイト。
 残念(?)ながらルアーの種類にはこだわっていないようで試そうと付けた殆どのスプーンにアタックしてくる。
 過去に丸沼でこんな経験は記憶に無い。


40cm弱のイワナ

 毎回エレキに頼る反面
 正午頃にはバッテリー切れになるのだが、今回は単独のためじっくり釣ろうと、バッテリー延命対策として、ラインを出し切ったらその都度オールによるハンドとローリングに切り替えた。
 またそれが功を奏したのか、立ったり座ったり位置を変えたりランディングしたりと忙しい位魚にアピールしたようだ。
 十分に楽しむことができたので14時30分納竿としたが、結果してバッテリーのパワーはインジケーターが「緑」から「黒」に変わる程度の減衰で30%程度の余力を残すことができた。

 

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最終更新日  2008年05月31日 13:20