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釣 行 日

場 所

平成17年5月3日(火) 芦ノ湖
平成17年6月4日(土) 銀山湖
平成17年6月25日(土) 中禅寺湖
   

凡例

年.月.日(曜日)時間 釣行先
天候・状況
釣果
ヒットルアー他
詳細報告・参考蛇足

 

平成17年6月25日(土)
4時00分〜19時00分

中禅寺湖

曇り時々晴れ
表面水温 18℃前後

Uさんの釣果:レイクトラウト40,30cm

ORA(シェル貼り), トローリングペッパー

 仲間の中禅寺湖合宿は7月。
 それまでにはまだ間が有り、それまでとても待てそうにない。
 まだ銀山釣行の片付けも終わってないのにである。

 掲示板に書き込むと、どうやらhayasiさんやroscoさんも宿泊付きの釣行を予定していたらしい。
 hayasiさん数日前に芦ノ湖で58cmのサクラマスを上げて絶好調で気合も入っている。

 Uさんも計画していたのだが、予約がいっぱいでボートがリザーブできなかったようだ。
 それを聞きつけたくろさわは以前からUさんのボートに同船させて欲しいと願っていたので、是非くろさわのボートを使ってほしいと誘った。
 くろさわが家族以外に釣友と同船するのは10年程記憶にない。

 確かに、木曜日レークオカジンへボートを予約したのだが、小型ボートは全部予約済で大型しか残っていないと言うことだったので当日は混むことを覚悟しなければなさそうだ。

 現地で会う約束をしたのだが、くろさわ家は今回もファミリーフィッシングのため日帰りだ。
 妻子は夕方まで自由行動になっている。

 立木観音下の駐車場に着くとroscoさんとhayasiさんに合流できた。
 女房の紹介を済ませ早速準備開始。
 少し遅れてUさんも到着。
 3時30分頃から次々にボートが出て行く。
 くろさわ一人ならつられて離岸していたところだが、仲間の3人に焦りは無く、3艇の準備が終えるまで待機していた。

 4時頃沖のボートが確認できる程度の明るさになったところで一斉に湖面散った。
 rosco艇、hayasi艇は山側に向ったようだ。

 くろさわ艇はタックルから一切Uさん任せだが、朝マズメは本マス狙いの国道沿いを攻めるコースをとった。
 これは、期せずしてくろさわの何時もと同じパターンだ。

 Uさんは、離岸するなりトランシーバーで別の仲間に自分が釣りに来ていることを知らせたのだ。しかし、残念ながら今日は他のメンバーは来ていないらしい。
 情報収集の手段であるが、くろさわに真似ができない彼らの強みだと感心してしまう。

 マズメの時間帯は過ぎたが、残念ながらヒットしない。それ以前に魚探の反応が極めて少ない。
 こんな時、くろさわは巻き上げてルアーチェックやルアー交換を頻繁にしてしまうのだが、Uさんは何か確信を持っているのかルアーを巻き上げることは少ない。

 船外機の低速が不安定で、放って置くと回転数が落ちて止まってしまうのでスロットルから手が離せない。
 速度を計測するとUさんの魚探は一つ前のポイントとの平均値を表示するとのことだったが、くろさわのGARMINのGPS表示より若干遅い値を示していた。
 精度にさほどの差は無いと思うのだが、この速度も複数の物で確認したいものだ。

 6時頃、レイク狙いのズル引きに変更。
 やはり国道沿いの水深10m前後を8色〜10色で狙う。
 各ポイントは陸パッリの釣り人がいるので、早めの発見でトラブルを回避して行く。
 ここでもくろさわが勘違いしていたようだ。と言うのは、くろさわの場合、ズル引きは必ずデットスローでレットコアをズルズル引き回していたのだが、Uさんは2.5km前後で湖底に接するぎりぎりのラインを移動しているようだ。


くろさわも何度か引いているコース。遠浅で岡ッパリも多い。

 国道側を往復して大尻方面に向う大崎の付近から右舷のロッドティプが根掛かりとは違う動きを始めた。「魚ではないか」と確認を促したのだが、「巻き取るのは大変だから放って置きましょう」と言うのだ。
 魚では有っても小型である事は明白。何れ針が外れ、再びルアーが魚を誘うようになることを期待しているようだ。
 一見ものぐさにも思われるが、好ポイントを通過中であるし、小物を狙って更に大物がヒットする可能性も有るわけだ。

 9時頃だろうか、突如Uさんがラインを巻き始めた。しまったヒットの瞬間を見落とした。
 魚体が確認できた瞬間「本マス?」と思ってしまうほど透明度が高い。上がってきたのは40cm程のレイクだった。


慣れたもので、この程度のレイクでは胡座のままランディング

 タックルから操船まで一式くろさわにバトンタッチさせてもらったのだが、ズル引きミノーを忘れたため、再び本マス狙いとなった。
 シェルスプーン、ミノー等色々使ってみたのだが、やはりヒットする気配さえ感じない。

 昼はレーク岡甚の食堂でカツ丼で昼食をとった。
 roscoさんが40upの本マスを上げた他全滅状態だ。

 本つが沖に魚の反応が有るとのことなので、午後は山側を探ってみたのだが魚の活性は一向に上向かない。
 夕方の本マスに期待することとして、再びレイクを狙うことにした。

 Uさんのタックルを付けたまま操船させてもらい13番から金谷ワンドに入った時だった。右舷のロッドが大きく弧を描いた。
 根掛かりらしくロッドは曲がったままなのでギアを中立にし、ロッドを手に取ると軽くなったのでもしや「Uさんの高価なルアーをロストしたんじゃ〜」とロッドをUさんに渡して沖に出た。ラインを巻き取っているUさんが「魚が付いてますよ」とあっけなく30cm程の可愛いレイク抜き上げた。
 湖底で何が起きたのか理解できなかったが、その後は何も起こらず終いだった。


蒸し暑さ、雨、雷鳴と変化に富んだ一日の締めくくりはこんな夕陽だった。

 夕方の本マスもついに物にできず19時納竿。
 rosco艇、hayasi艇も同様だった。
 魚には見放されたが、Uさんの釣り方を見ながら色々話をきくことができたり綺麗な仕上がりの手作りルアーを見せてもらったり、くろさわに取っては有意義な1日であった。
 この場を借りてUさんにお礼を言いたい。
 「ありがとう」


途中電池切れで断片的にしか載っていないのだが、Uさんの操船コースである。くろさわのクネクネコースとは明らかに違いが有る

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平成17年6月4日(土)
4時00分〜17時00分

銀山湖

雨のち時々晴れ
表層水温 13.5〜15.5℃

サクラマス25cm×1

トビー改

 仲間の恒例となっている銀山湖釣行だが、25年程前職場の同僚と餌釣りで釣行して以来で、くろさわにとっては今回がトローリングデビューとなる。

 数日前まで不安ばかりだったが、皆からのアドバイスで少しばかりの不安を残すだけで出発できた。
 2時頃roscoさんの案内図どおり駐車場に着くと間もなくtaigaさんと合流できた。
 6月だと言うのに駐車場脇には除雪したものと思われる雪山が残ってる。
 気温は冷たく、雨も降っていたので車の中で他のメンバーを待つことにした。

 4時頃だろうか、何処からとも無くroscoさんが現れ、皆出発準備に入っていると言うので、くろさわも慌てて荷物をボートに運んだ。
 roscoさんは昨日から乗り込んでいて、昨日は10数本上げたとのことだ。流石である。

 和船タイプの長く深いボートで安定感が有る。
 土地勘が無いのでroscoさんに着いて行こうとするのだが、フルスロットルで走っているのに差が開くばかりでついにroscoさんを見失ってしまった。

 仕入沢出会いに着いてスピードを落とすと、後ろでジャバジャバと水の音がするので船外機を見ると2m程の木の枝がバランス良く船外機に引っかかっている。
 流木が多いとの事だったので進路の湖面に目を凝らしながら走ったのだが、気付かない内に流木を跨いでいたようだ。
 この程度の枝で良かったというべきだろうか。


仕入沢出会いから荒沢岳方面を見る

 流れか風の影響か、いたる所にゴミの水面が確認できる。
 こんなゴミの中でトローリングするのは初めてだ。
 上原さんや釣師郎さんから事前に漂流物が多いからと教わったゴミ除け用のスイベルやドジャーを付けているのだが、ゴミが気になって頻繁にルアーチェックをせざるを得ない。
 当然ドジャーを付けるとラインの巻き取りも大変である。


通称赤土と言われている好ポイントらしい

 魚らしき反応も確認できずに次に何をしようかと算段していると、rosco艇が接近してきて「もっと早く引け」と言うのだ。
 ルアーやドジャーが回転する寸前の2.5〜3km/hで引くのが精一杯でとても真似ができない。
 roscoさんは既に2尾を釣り上げたとのことだ。

 何もできない内に約束の昼食タイムになってしまった。
 桟橋に戻ると午前で帰る予定のtaigaさんが良いサイズの岩魚を上げていた。
 その他hayasiさんやイケベさんも2〜3本上げていた。

 シルバーライン出口近くの食堂で釣れた場所の様子を聞くと、くろさわが引いていた場所からそれほど離れていないのである。
 ただし、速度は4〜4.5km/h、しかも浮遊物を掻き分けてその下に付いている魚を釣ったと言うのだ。

 午後は、速度を意識しながら午前中とほぼ同じルートを回ってみたが時々ゴミと思われる重苦しいテンションが掛かる程度で、ノーピク状態に変わりはなかった。


仕入沢の向かい側にそびえる岩山

 自作のルアーは殆ど回転してしまうので、やむなく市販のトビーにアワビシートを張ったものとデビルの8cmを付け、ドジャーもはずした。
 市販のルアーはさすがにバランスが良く回転しない。

 ダムサイトの桟橋を掠めたところでようやくロッドティップが躍動感を伝えてきた。
 しかし、上がって来たのはトビーを咥えた25cm前後のサクラマス。
 何時もの速度ならもっと大型を連想させるロッドのしなりなのだが、ちょっぴり拍子抜け。
 それでも速度は3.5km/hくらいだったろうか。


撮影の時ゴミの下からなかなか出てこなかった

 その後も色々なコースを引いてみたのだが、釣れる気がしない。
 桟橋集合の17時に合わせ引きながら帰ったのだが、グリコのおまけは付いてこなかった。
 こんなに苦戦することが分かっていたらrosco艇に同船してフィッシングスクールでも受講すれば良かった。

 17時30分まで村杉桟橋で釣師郎艇、hayasi艇を待ったが、釣れているのか戻って来ない。
 挨拶は省略し、村杉で精算し、帰途についた。
 銀山・・・得体の知れない湖だった。
 次回は思うように釣らせてもらえるのだろうか。

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平成17年5月3日(火)
4時30分〜14時00分

芦ノ湖

曇り時々晴れ

サクラマス30cm×1, ヒメマス20cm×1, レインボー30cm×1

夜光スプーン

 長い連休では有るが、女房殿がパートで車を使っているため思うように遠出ができない。

 数日前に3日が家族そろって休日であることが判明したため、急遽釣行することとなった。

 今回のミッションは'05型ルアーのスイムテストとズル引きの練習。

 4時30分すずきボート桟橋を出発。
 何時もの通り夜が明けるまで湾内で釣ることにした。
 一本のロッドには、削り直した夜光スプーン、もう一方のロッドには無謀にも未調整の'05型ミノー。

 湾内ダメ。
 大島周辺ダメ。
 ここまで来ると釣果無縁のパターン。

 ミッションに従いルアーを付け替えながら調整しながらの実釣。
 シェルルアーは期待通りだが、ズル引きミノーはラインよりも先に潜ってしまうものが有り、唖然。
 それでも数本は使えそうなのでプリンスホテル前の10mラインで引いてみたのですが、根掛かりばかり。

 偶然魚もヒットしたので、今回新調したラバーネットも使ってみた。

 始めから重い事は分かっていたが、水中に漬けると水の抵抗を受け、魚の動きにあわせてネットを動かせる状態ではない。
 追い込み漁のように魚をネットに誘導するしかない。
 ボートが動いている間にうっかり水中に漬けようものなら自分が水中に引き込まれるか、ネットを奉納するしかない。
 使う時はボートを止めてから使うか、水着に着替えておいたほうが良さそうだ。

 ボートは意外と空いていて混雑によるストレスは無い。
 魚の反応は8m前後でポツリポツリと確認できる程度。


トリカブト沖から箱根神社方面


ヒレはしっかりしていて元気だったが・・

 約束の14時桟橋に戻ると娘と女房殿がすずきボートの生簀で釣りをしていた。
 娘は数ひきの子鯉を釣った手ごたえが嬉しかったらしく「また来たい」と言っていた。
 今回、唯一救われた一言だった。


リリース制のすずきボートの釣堀


バッテリー不足で間欠の軌跡

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最終更新日  2008年05月31日 13:21