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釣 行 日

場 所

平成15年6月21日(土)

アングラーズエリア・HOOK

平成15年6月12日(木)

中禅寺湖

平成15年5月29日(木)

中禅寺湖

平成15年5月17日(土)

芦ノ湖

平成15年3月13日(木)

芦ノ湖

平成15年2月15日(土)

アングラーズエリア・HOOK

平成15年1月19日(日)

神流湖

凡例

年.月.日(曜日)時間 釣行先
天候・状況
釣果
ヒットルアー他
詳細報告・参考蛇足

 

平成15年6月21日(土)
17時00分〜21時

アングラーズエリアHOOK

曇り(強風)

レインボー 25〜30cm 11尾

自作ジャドースプーン

 久しぶりに管理釣り場でのんびりと釣りをしてみたくなった。
 自分のペースで釣りをする場合は休暇を取って空いている平日に釣行するのが一番だと思うのだが、今回は趣向を変えて管理釣り場のナイターに行ってみることにした。

 殆どの釣り場で「ナイター」とか「イブニング」と言う料金メニューを持っているが自宅からの距離と釣りができる時間が多い条件から選ぶとHOOKになる。

 HOOKに着いたのは16時30分。ナイター開始までの30分釣り場の様子を観察すると、シンキングラインをカウントダウンし早引きしているフライマンがコンスタントに釣り上げていた。
 マーカー釣りも2m位に見える。
 お皿形の池で更にポンプで水を動かしているので温度成層は形成されにくいと思うが食い気のある魚は底近くにいるようだ。

 イブニング時間になるとルアーの客も1号池に下りて来て釣り始めたが、何故か皆表層をトレースしている。
 まだ明るい時間なので黒・オリーブ系で試しに表層を引いて見るがやはりあたりは無い。
 ジャドースプーンに変え、着底を確認後ゆっくり引き始めると3投に1回位の割合で当たりがある。

 18時頃から急に風が強くなり、ラインが風の抵抗を受けてルアーが飛んで行かない。
 フライはなおの事キャスティングの体制に入れないで苦戦している。
 風の影響を受け難いと定評の有る釣り場だが天候の変わり目だろうか、皆お手上げ状態。
 オーナーの菊池さんは、そんな風をものともせず、狭いループで難なくキャストしている。

 くろさわは強風下で当りを取るために終始重いジャドースプーンのカラーローテーションでなんとか数を伸ばすことができた。
 特に19時過ぎからは発光系のルアーが効を奏して気分が良い。


ナイターはこんな感じ。 風が弱くなったころで

 クローズの21時近くになってようやく風も弱くなり、小さな当りも取れるようになってきたのだが今回はここまで。
 次回も同じ作戦が通用すれば確たるものが得られるような気がするのだが、早とちりかも・・・。

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平成15年6月12日(木)
3時30分〜17時00分

中禅寺湖

曇り時々雨  水温13℃前後

 ロスコさんが再度中禅寺湖に釣行すると聞いて日程を調整してご一緒させていただくこととなった。
 上原さん、かつまるさんも会えそうだ。
 今回はロスコさんと同じレーク岡甚から出船することにした。

 1時30分公共駐車場に到着。
 この駐車場は今でこそ照明、トイレなどが整備されているが、くろさわが中禅寺湖で釣りを始めた頃はただの空き地のようなスペースで不気味な感じさえしたものだ。

 イロハ坂を上っている時に何層かの霧に遭遇したが、湖畔に出ると意外にも丸山付近まで見渡せる。
 早速車外でロッドを伸ばし、真っ暗闇の水中で視認しやすい白色を基調として白蝶貝、夜光貝を3本のハリスに結び車の近くの石垣に立てかけ、3時にアラームをセットして仮眠に突入。

 目を覚ますと誰かが運転席側の窓を叩いている。
 浅井さんだ。
 助手席に座ってもらい昨日の様子を聞くと濁りのせいか活性は低いようだ。
 話しを聞いている間も時々霧雨が舞うあいにくの天候だが、魚の警戒心を削ぐには好都合だ。
 しかし、雲が厚いせいか3時を回っても明るくならない。
 ようやく重い腰を上げたのは3時半近く。

 準備を済ませロスコさんよりも一足先に湖面へ。
 湖畔の照明や街路灯をたよりにラインを流しながら進路は大崎。

 中央の表層仕掛けと右舷の白蝶3色を流し終え、左舷のラインを流そうとするのだがなかなかラインが出て行かない。
 変に思ってロッドを反転させてロッドティッブをライトで照らすとトップガイドでラインが完全に1回転している。

 無理矢理繰り出したラインを一旦回収しないと復旧できないので、ラインを手繰り始めると、中央のロッドにヒット。
 ロッドから伝わる大きさから考えると本マスのようだ。
 しばらく巻いているとラインの上にもう一つのラインが重なっていることに気づき持っているロッドでそのラインを潜らせようとした時、フッとラインの張力が解けバレてしまった。

 このやり取りで手繰り寄せた左舷ラインは足下で更に絡み合い手が着けられない状態になってしまったのでいやむなくモノフィラ部から切断する羽目になってしまった。
 くろさわはこの手のトラブルは稀に有るが余程軽傷だったり時間的に余裕が有る場合を除き、抜本的な復旧策としてラインを切断することにしている。
 朝マヅメのベストタイムを逃さないためだ。
 しかし、リールを交換し3本のロッドが出そろった頃には湖畔の建物や周りのボートも確認できる明るさになっていた。

 国道側をだるま石まで行くが、前回より少なくなったとは言え岸よりには点々とフライマンがロッドを振っていて近づけない。

 6時を回ったところで大尻に向かいレイク狙いのズル引きにチャレンジ。
 大崎〜フランスを往復するもロッドは空しく湖底を捉えているだけだ。
 更に湖底付近の反応が良かった丸山付近でのズル引きも空振りに終わった。

 レイクを諦めて再度本マス狙いのルアーに交換。2本目のルアーをハリスに結びボート脇の湖面にヒョイっと投げた時???ルアーはやけに離れた所に着水するし、ボート内にはロッドからのハリスが残っているし・・・。
 朝一でこんがらかったラインを何箇所か切断したが、その1本にルアーを結んでしまったようだ。
 ロスコさんに見てもらおうと夜光貝とアクリルで作ったルアーだったのにアクションを確認することもできずに湖の藻屑となってしまった。

 その後、13番〜松ヶ崎〜八丁と反時計回りに湖を1週して見るが、途中2回の当りが有った。
 一つは12番沖で中央の表層引きタックルが不意にくろさわに向かって倒れこんで来た。 
 とっさの判断で白刃取りで受け(・んなわけない)、慌ててロッドを握って魚の気配を伺ったが後の祭だったようだ。
  リールはドラグが締まったままでクリックも入っていなかった。
 そしてもう一つは金谷湾入り口でカチッというとクリック音を鳴らして竿先が戻ってしまった。

 一周するとちょうど昼時だったのでロスコ艇を探して、レーク岡甚の食堂で昼食となった。
 雨水は防いでいるものの、雨具の内部は湿気でジトジトになっていた。
 30分程遅れて上原さんも加わって釣果の話しや最近の中禅寺湖情報等交換をしながら2時間近く話しに花が咲いた。
 上原さんはラインを出している時に、またターンをしている時に偶然ヒットしたと言っていた。
 くろさわも嫌と言うほどラインを出し入れしたりターンもしているので何回かそんな経験もあるが、何故か上原さんの場合は上原流の釣り方なのかな?なんて思えてしまう。


昼食後 上原さんとロスコさん

 ロスコさんはくろさわにつきあってノーフィッシュ。
 上原さんはビールの勢いを借りてこの後仮眠、夕方に賭ける作戦だ。
 そしてロスコさんと余裕の無いくろさわは再び湖上へ滑り出して行った。

 しかし、その後も手持ちの釣具で考えられることはやり尽くしたと思える程やってはみたが、湖の神様は手を差し伸べてくれなかった。
 16
時、ロスコ艇と接近したところでストップフィシュの合図。
 ロスコさんは長旅の疲れで集中力が完全に
OFF、くろさわもギブアップ状態だった。
 結果としては残念だったが、ヒットルアーの感触は掴めたのでなんとか次回のリベンジに希望が持てそうだ。

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平成15年5月29日(木)
3時15分〜19時15分

中禅寺湖

快晴 水温13℃前後

本マス 38cm 30cm

夜光スプーン ・ HMミノー

 月曜日の週間予定によれば29日(木)は予定も未処理の業務も無し! ラッキー!
 くろさわの釣行計画はこんなものです。

 出発前に掲示板に「言って来ます」と書きこむと、10分程してまさやんさんから電話があり、先日釣行した時の様子や持っている情報を惜しげ無く披露してくれました。
 何も策の無いくろさわにとっては大きなヒントになったことは言うまでも無い。

 1時過ぎに民宿の駐車場に着き、早速自艇へ荷物の積み込みを終えて他艇の旗に括り付けてある名前を見ると、いたいたかつまるさんだ。
 民宿おかじんの船には殆ど旗が立ててあり、湖面の混雑度合いが伺える。  出発前にかつまるさんに会えることを楽しみに3時まで車内で仮眠。

 3時前には準備をする音が目を覚ませてくれた。
 かつまるさんはくろさわのことに気がついていないようで、タックルの積みこみに余念が無い。
 挨拶もしないまま釣りを始めては申し訳無いので声を掛けると、かつまるさんは魚探の設定がうまく行かない様でチョッピリ浮かない様子。
 大物釣り師のかつまるさんの作戦は大尻の中層早引きでレイクを狙うとのこと。 かつまるさんによれば、かなり強い濁りが入っているようだ。

 湖形に慣れないくろさわは国道側で夜が明けきるまで本マスを狙い、他艇がはっきり確認できるようになったら大尻へ戻りズル引きにチャレンジと決め込んでいた。
 中禅寺湖では今回も3本仕立て。
 岸側3色白蝶スプーン。沖側4色赤牛角スプーン。中央2色+ランニングライン30m夜光貝スプーン。

 流し初めて約30分、大崎と丸山の間で中央のロッドに当たり。
 予定通り本マス38cmが上がってきた。
 思い返すと昨年の6月釣行時とほぼ同じ時間と同じヒットポイントだ。
 しかし、昨年はその後ヒメマスを追加しただけの貧果だった。 条件が似ているだけに嫌な予感がする。

 だるま石付近まで来ると岸釣りの人影が多いのに気が付き、岸寄りの本マス狙いができないので、大尻のレイク狙いにチェンジ。

 人気の高い大尻も多くの釣り舟がいたが、ルアーを変えながらタイミングをはかって大崎側から時計回りで突入。 水深7mを5色でデッドスローで引く。
 聞いてはいたがロッドはビヨーンビヨーンと絞られたり開放されたりを繰り返している。
 フランス大使館手前の岬に岸釣り師が居たため沖側に出てラインを巻き取るとラインの繋ぎ目やルアーに藻がいっぱい付いてきた。
 これを3往復するが当たりとの区別がつかない。
 遠くにかつまる艇が早引きで何かをヒットさせたように見えた。

 一旦ズル引きをやめて、再び本マスのタックルに変更し、湖を1週して見ることにした。
 シェル、角、ミノースプーンなどを変えながら移動。
 丸山付近でかつまる艇が横に並んだと思ったら、そのままどんどん距離が開いてしまった。


早引きのかつまる艇:置いて行かないで

 金谷ワンドに入ると東側の岸でワカサギらしき小魚が無数に跳ねているのが見えた。そこに居た餌釣り師の独壇場だ。

 松ヶ崎〜大日崎〜上野島〜小寺ヶ崎〜八丁出島〜本つがと回ったが全く当りらしきものが無い。
 日差しが強く、Tシャツでも良さそうな気温だ。
 一周したところで昼食時だったので一旦上陸して、14時まで休憩をとることにした。

 午後は幾分雲も多くなったが相変らず暖かい。
 駐車場から大尻を見下ろすと帯状に湖水の色が違う。どうも濁りにも濃淡が有るようだ。 

 午後は夕方まで本マスを狙い、その後再度レイク狙いのズル引きにチャレンジすることにした。

 岸釣り師との間隔を確保しながらだるま石まで流したが、相変らず反応無し。


ほぼ等間隔に岸釣りのフライマン(だるま石付近)

 フランス大使館前まで戻ってレイク狙いのHMミノーを流してしばらくしているとロッドが小さなあたりを捕らえている。
 上げて見ると小型の本マスが掛かっていた。

 チョッピリ迷いも有ったがそのままズル引きに突入。
 他艇も同じ引き方やハーリングのような引き方等色々試しているようだが大物ランディングの光景はついにみられなかった。


陽は沈み夕闇が迫る

 19時過ぎ、街灯や桟橋の照明を頼らざるを得なくなったので、他艇とのトラブルを回避し、納竿とした。


本日の釣果:本マス38cm他1尾

 民宿で清算しながらかつまるさんの釣果を尋ねると「○○さんはいつも最後!まだ釣ってるね〜」とご主人。
 かつまるさん、お先に! 大物期待してます。

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平成15年5月17日(土)
4時00分〜14時30分

芦ノ湖

晴れ/曇り 水温13.8〜14.0℃

ブラウン 35cm 1尾  レインボー 25〜38cm 6尾

ロスコミノースプーン ・ 角 ・ 白蝶貝

 「目を覚ますと、そこは芦ノ湖だった」な〜んてオープニングだったりする・・・・

 ・・・・5月8日は待望のロスコさんと仲間で芦ノ湖へトローリング釣行のはずだった。
 しかし、当日はあいにくの悪天候で釣りはお預けとなってしまった。
 その分じっくり歓談ができ、ロスコさんから秘策ルアーまでいただいてしまった。

 釣行の準備は一通り済んでいるし、ルアーもいっぱい作ったし、ロスコさんのルアーも試して見たい。
 釣行日程は無理くり17日に決定。
 事前にロスコさんからサクラマス攻略の秘策を授かることもできた。
 そして、心強いことにまさやんさんも付き合ってくれることになった・・・・

 箱根湾で最も早く出船させてくれるのはすずきボートだと思う。
 もちろん鈴木さんと釣り人との信頼関係が前提となる。
 今日も「一番乗り!」と桟橋でスタンバイしていたら、なんと3人乗りのボートがトロトロと出て行くではありませんか。
 「良いの?」「良いよ、棚は深くても5色までかな」とな・・・

 桟橋から離れると、先ほどのボートが忘れ物でも取りに戻ったのかくろさわ艇とすれ違った。
 「しめしめ」かくして湖上一番乗りはくろさわのものとなった。

 朝マズメのサクラは箱根湾の中央〜入り口の表層で餌を追っているだろうと決めうちして、2本の表層タックルの5ヤードには白蝶貝スプーン、そしてと20ヤードにはお約束のミノースプーンを付け・・・ランニングライン30mを流し終えてロッドホルダーにセットするとほぼ同時に「ギー」と緩めにチューニングしたドラグを滑らせる当たり。
 とっさの当たりに何があったのか良く分からない内にリールを巻いていた。
 良いファイトだ。何だろ〜。40は堅い!。
 ハリス部まで巻くとギラギラと水中で体をくねらせて必死でもがいている魚がいた。ネットを差し出し「小次郎、敗れたりー」とランディング態勢。
 頭を上げネットを下に入れ様とした瞬間、首を激しく振られブレイク。
 幸先良く形の良い魚をしかもミノースプーンでと思ったのが、一瞬で真っ白になってしまった。
 次の瞬間ミノースプーンを見て実はホッとした。ロッドを跳ね上げるように外れたのでルアー付きでリリースしてしまったのではないかとドキッとしたのだが、無事でした。
 しかし、灯りを付け自艇の所在を知らせなければならない程の暗がりなので、逃げた魚がサクラなのかニジマスなのかは永遠に想像の世界に埋没してしまった。

 次のヒットは海賊船桟橋前の5ヤードになんとブラウンがヒット。
 居付きの魚もこの時期は朝の散歩でもするのか〜?

 その後湾内を2周して、関所側の湾で出口でまたミノースプーンにヒット。
 上がってきたのは鱗の綺麗なレインボーだった。
 
 


話題のミノースプーン:これからは有力な武器になりそう

 その後はミノースプーン40ヤードをベースにして、もう1本のロッドのルアーや深さを次々に変えながら大島〜トリカブト〜箒の鼻付近を流して30cm前後のレインボーを5尾追加した。

 時刻は12時ちょっと前。 やまのホテル側の大島沖で、まさやんさん艇と向き合ったところでまさやん艇にヒット。
 羨ましいシーンを見せつけられてしまった。


ファイティング中のまさやんさん

 奈落の底から引き上げたのは40cm大の綺麗なレインボー(?)でした。 使ったルアーはまさやんさんオリジナルのメキシコ(?)アワビの耳の部分。
 早速記念撮影。 
 そのまま2艇で波に揺られながらしばしの釣り談義。
 まさやんさんは所用のため午後一の帰還となった。


10色から引き上げた良形

 午後からは東風が強まり体感温度低下、更に風上に船首を向けると眼鏡に霧雨状の水滴が付き思うように操船できず、一旦風裏の関所下に退避。
 小休止と画像を撮りながら態勢を立て直した。


くろさわの釣果 メダカの学校?


40cm弱だがコンディションはまずまず

 30分程後、大島沖に向かったが状況は好転せず、風に流されるように三ツ石沖まできたところで納竿。
 ついにサクラはお預けとなってしまった。梅雨が明ける前にもう一度チャレンジしたい・・・が。

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平成15年3月13日(木)
7時00分〜14時

芦ノ湖

晴れ/曇り 水温5.4〜5.8℃

ブラウン 30cm 1尾  レインボー 25cm 2尾

自作ミノー ・ マベ貝

 
 今年の芦ノ湖は解禁日より天候が荒れて、皆苦戦しているようだ。
 これは見方によれば出遅れた釣り人にとっては大歓迎なことである。
 ・・と言うことで解禁日のつもりで大物との勝負にでかけた。

 今回は2つのミッションを引っさげての遠征。
 ・一つはロスコさんからいただいたビッグミノーを引っ張って見ること。
 ・もう一つは改良型ダウリガーを使ってみること。

 日程は、かつまるさんの釣行日にまさやんさん、石渡さんも行けそうとの事だったので三人に現地で合流できるのが楽しみだった。

 仕事が思うように捗らず12日は諦め13日の釣行となったがねまさやんさん、石渡さんも13日の方が都合が良さそう。

 12日の16時頃かつまるさんに電話で状況を聞いて見ると数は出るものの大物は陰を潜めているとの事で状況は厳しいようです。

 出発直前まで準備に追われながら、自宅を23時出発し、2時30分に無事箱根湾の駐車場に到着。

 早速車内でガイドにラインを通し、ルアーを結ぶとほっとしたのか仮眠に突入。
 目が覚めると、鈴木ボートに灯が入った直後のようで皆さん忙しく動いていた。

 この時点でかつまるさんの姿を見なかったので、状況が好転しないものと諦めて帰宅したもよう。

 5時出港。水位はほぼ満水。風は殆ど無し。気温−?℃。水温5.4℃。
 初期の芦ノ湖なのでタックルは表層狙いでLC5ヤード+ランニングライン30mにディックナイトとLC20ヤード+ランニングライン20mにハンドメイドミノーで引いてみた。
 朝マズメの箱根湾内の残りマス狙いで湾内を2周したが、当たりが無い。
 湾内で形が見れないパターンはくろさわにとって非常に厳しい釣りを強いられることを意味する。

 やむを得ず湾を出て大島を目指した。
 ルアーの点検や取替えのためにラインを巻き上げ、再びラインを流そうとするとラインが凍り付いていつもの様に出て行かない。

 ボートを水中尾根に平行して進めていると、小島付近で左舷のリールをカチッと鳴らす当たり。
 ミノーにアタックしてきたのは30cmの元気の良いブラウンだった。

 その後恩賜公園下〜元箱根湾を回ったが当たり無し。

 山のホテル下からミッション(1)を敢行。
 くろさわのハンドメイドミノーからロスコさんのハンドメイドミノー(20cm)にチェンジ。
 ロスコさんから「アイやリップで動きを調整してくれ」との事だったので、失礼ながらそのつもりでスイムテストをしてみると、ゆったりとしたウォブリングアクションでスピードを上げても姿勢を崩すことなく泳いだのには驚いた。
 反転する際にギラッと銀鱗の光が確認できたので軽いローリングを伴っているものと思う。
 結局アイの手直しの必要も無くそのままレットコア20ヤードとランニングライン50mを目いっぱいに出し、ロスコさんの助言どおり速めの速度でプリンス沖まで引いて見ましたが残念ながら当たり無し。

 続いてミッション(2)は対岸の百貫の鼻へ向かいながらのダウンリガーをテスト。
 改良型を満を持しての投入である。
 シンカーは100号の球錘。スピニングタックルにシェルスプーンを結びラインリリースに挟んでデットスローでボートを進めて見た。
 すると下の画像のように入水角度は約30度。またしても目標の45度には程遠い。
 キャノンボール4lbでは重くて扱い難いが半分としても300号くらいの錘が必要なのだろうか。
 アームは適度のしなりであったが、しなったままでシンカーを巻き上げようとするとリールのスプールに均等に巻けない問題が発生。ある程度計算に入れていたのだが・・・レベルワインド付きリールが必要なようだ。 


100号でこの角度です
下は100号錘とラインリリース

 レットコアの標準タックルに戻し、百貫から白浜を目指そうと箒ヶ鼻沖を漁労中、まさやんさんから電話が入る。
 実はまさやんさんとの連絡方法も確認せずに出発してしまったので、まさやんさんから電話をかけていただけなかったらお会いすることも出来なかったことになる。

 まさやんさんからの情報によると「湖尻のほうが活性は高いようだ」との事なので、早速2本のラインを巻き上げ、フルスロットルで湖尻に直行。
 長年芦ノ湖通いをしているが、くろさわは湖尻まで足を伸ばしたことが無い。 キャンプ場沖の平坦の地形には正直驚いた。
 ようやく見つけたまさやんさんのボートは、キャスティングボートを縫うようにトローリングしていた。

 「3色前後が良い」とのことだったので早速ラインを出す。
 魚の永層はまちまちだがやはり湖尻の活性は高いようで、時々当たりが有る。
 湖尻湾は南向きに傾斜しているので陽の熱を受けやすい分魚の活性が高いのだろうか。
 表面水温は他の場所とさほど変化はないので水温と活性の因果関係は定かではないが、他艇も湖尻湾に集中していたるのを見れば湖尻の活性が高いのは歴然としている。

 しかし、食いが浅くなかなかフッキングしない。
 ロスコさんが、「この時期はロッド1本は手で持ちなさい」と言っていたことを思い出すが腕力が持続しない。

 それでも水深10〜15mラインをレットコア20〜30ヤードで、キャンプ場沖と早川水門沖で1尾づつチビニジをキャッチ。
 内1尾は今回新登用のマベ貝。
 今年どんな釣果を見せてくれるか楽しみだ。


くろさわにとって初めての湖尻湾

 湖尻で2時間程遊ばせてもらったが、時計を見ると14時近かったので一旦ラインを巻き上げ、小杉の鼻手前のワンドで釣っていたまさやんさんと、カラー魚探や今年の芦ノ湖の状況などしばし歓談させていただいた。
 まさやんさんの釣果は、40cmを筆頭に生簀の中が賑やかで羨ましかった。


まさやん艇は最後まで粘った・今年もすごい釣果が聞けそうだ

 母港へ帰港し、15時には片付けを終え、石渡さんに会おうと元箱根湾の駐車場に車を滑りこませると目の前で餌釣り師が70cmのレインボーを取り込んでいた。大物が居ることは間違い無いようだが食った餌を間違えたのがこの魚の運命を変えた。「くろさわのルアーなら難なく逃げれたろうに・・」と言ってみる。

 石渡さんは数時間前に上がり、車内で爆睡中でした。起こさないで帰ろうとも思ったのですが、またいつお会いできるか分からないので窓をノックし起こしたのですが、相当お疲れのようで眼はしばらく眠ったままだった。
 やはり今日も釣果は思わしくなく大物との出会いはなかったとのこと。

 車内でお茶を飲みながら角やシェルの話しをしていると、今までチラチラ舞っていた雪が本降りになってきたので、再会を約し転がるように急いでR1を下りた。
 雪が本降りになった頃、まさやんさんはまだ釣りをしていたそうだ。
 お二人ともご苦労様でした。
 釣果も天候も寒かったですが、暖かくなったらまた釣り場でお会いしましょう。


今回のくろさわの釣果・寒い

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平成15年2月15日(土)
7時00分〜14時

アングラーズエリアHOOK

晴れ(微風)

レインボー 25〜30cm 30尾

ベビークランク, ピュア, 自作ジャドースプーン

 我が家の冷蔵庫からニジマスの姿が消えて何ヶ月経ったろう。
 玉淀湖・神流湖ともに釣果無し。
 久しぶりに魚の顔も見たいし、酒の肴として燻製も懐かしい味となってしまったので手っ取り早く管理釣り場に行くことにしました。

 目的地は赤城山南麓の「HOOK」。
 埼玉北部でも数日前に雪が舞ったので経路の路面の凍結を覚悟してタイヤチェーンを準備しての出発。
 しかし、雪は殆ど無く難なく7時に到着。

 早速遊魚券の購入とオーナーに挨拶してルアー池へ。
 既に池の奥方で3人がキャストをはじめていました。
 私は例によって山側の大岩に陣をかまえましたが、考えるに毎回開場時間に来ると他の釣り人は必ずと言って良いほど奥の方から陣を張ります。
 確かに奥の方が釣り上げる数も多いようです。

 池の状態は、この季節にしては透明度が低く、ササ濁りで池の中央部にいつもは見えていた岩や魚が確認できません。
 岸寄りには40cmを頭にペアリングのニジマスが忙しく動き回っています。

 人間は完全防寒ができますが、さすがにガイドを防寒することは出来ず、リトリーブ中のラインがガイドを通過すると雫がガイドの内側から凍り着き、5、6投毎にロッドティップを池に漬けながらのキャスティングです。

 放流こそありませんでしたが、ルアーローテーションでぼちぼちとアタリがあり25〜30cmのチビマスが上がってきます。
 そして池の中央部にルアーを通過させると忘れた頃、不意に大物のアタリがあり、ロッドの踏ん張りも空しく4ポンドラインで2回、5ポンドラインで1回切られてしまいました。
 相手は40cm代の魚だと思うのですが、ライン切れの要因は魚の大きさによる負荷ではなく、2年近くも巻き変えていないラインメンテナンスの不備によるものが大きいようです。


釣り人も少なく、のんびりと釣りが楽しめました

 気を取りなおして今回初投入の黒毛和牛の真っ黒なスプーン。
 管理釣り場ではこの黒色が有効で「管理釣り場に行く時は黒のマジックを持って行け」と言われる(?)ほど黒にしかアタックしてこないときがある。そんな時はその場で赤いルアーも黒に塗って使えと言うことです。
 厚めに作ったつもりなのですが、思うように飛距離が出ません。
 更に厚く大きめに作らないと飛距離は稼げないようです。
 もう一つはショーさんからいただいたマベ貝です。貝自体が薄くて削りや穴あけには細心の注意を払いながらの作成でしたが透けるように綺麗に仕上りました。
 トローリング用に作ったものなので遠投には程遠いものでしたがなんとか池の中央部から引き寄せることができ、良いバランスで泳ぐことが確認できました。トローリングでの初陣が楽しみです。

 面白かったのは、ベビークランクと言うプラグでの釣り方でした。
 池の淵でペアリングしている中にルアーを通すと逃げてしまうか無視されてしまうのですが、ベビークランクをデッドスローでリトリーブするとペアリングマスの癇に障るのか不思議とアタックしてくるのです。
 間隔を空けながらもこの方法で5尾を上げました。

 天気も良く風も穏やかでのんびりと、しかも休日だと言うのに人も少なくプライベートレイクのように120度くらいの範囲を投げまくった1日でしたが、計30尾程を釣り上げ14時納竿としました。

 帰り際オナーとの話で、大物に出会えなかった事を話すと、この時期採卵や湖・河川の解禁に備えた放流で大形の魚を入手することが困難とのことでした。
 暖かくなって大物が入った頃にまたチャレンジしたい。

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平成15年1月19日(日)
7時00分〜13時

神流湖

晴れ(微風) ・ 表層水温 6℃前後

釣果:ボウズ

ヒットルアー:無し

 昨年は管理釣り場で、そして今年は神流湖での初釣りとなりました。

 今回の目的は、ロッドホルダーとダウンリガーのテスト、そしてロスコさんから預かったルアーのスイムテスト、更にヨシローさんとの釣行を想定したカヌーの下ろし場の確認をしながらちゃっかりサクラマスを釣っちゃおうと盛りだくさんの計画でした。

 それに今回はtaigaさんもジュニアを同行してサクラとワカサギにチャレンジすると言うことなので現地での合流が楽しみです。

 自宅から約1時間を掛けて6時30分頃、観光ボート桟橋に到着。
 準備を済ませた頃に管理人さんが来て、手続きを終えtaigaさんとはワカサギポイントで合流することにして7時出船。

 早速試作のロッドホルダーを取り付けてみると、クランプもしっかりと船べりを掴み、リールがストッパーになってロッドも安定しています。
 しかし、今までのロッドホルダーはロッドを上に引き抜くタイプだったので、一旦ロッドを立ててから引き抜く動作になれるまでは少々時間がかかりそうです。

 左舷に30ヤード+アワビ、右舷に50ヤード+白蝶のラインを出し、時計方向にダムサイトを左に見ながらひょうたん島へ向かった。 ひょうたん島は満水時は水中に没する危険な水中島ですが、渇水期のこの時期は露出します。


ひょうたん島:渇水期と真夏に露出する

 魚探を見ながら慎重にひょうたん島をかわし、埼玉県側の岸と平行にボートを進めながらワカサギのポイントになっている琴平橋に向かいました。

 この湖の湖底はほぼ45度の角度で谷状になっているので、岸からの距離がそのまま深さの目安にできます。

 回りが明るくなるにつれ、雨の影響も考えられないのに水の濁りがきついことに気がつきました。

 この時点で9時頃だったか? 魚探にはたまに魚の反応はあるものの泳層が定まらず、コイなのか、バスなのか?
 深さやルアーを変えたのですが、平穏無事にノーヒットのまま琴平橋下流へ。


上流側から見た琴平橋:魚の反応は有る

 琴平橋は両岸が壁状に切り立った崖の上に架けてあり、水面下はそのまま30〜40mまで落ち込んでいる。

 また、橋の上流部群馬側の湖底はテーブル状に水深20mまで立ちあがっている。

 この橋の埼玉県側がワカサギのポイントになっていて、下流側に1艇、上流側に2艇がアンカーを下ろしていた(たぶんワカサギポイントの湖底は10mくらい)が、釣り上げている様子は無い。

 そうこうしている内にtaigaさんから電話が入りサクラマスは空振りに終わり、ワカサギ釣りに切り替えたとのこと。

 こちらも安物ダウンリガーのテストに切り替え、橋の下流部の広い場所に出て左舷にダウンリガーをセット。
 アワビを付けた1.5号通しのラインをラインリリースのクリップに止めて1.8kgのキャノンボールを水中に漬け、20m程沈めて見た。

 1.8kgもあるキャノンボールを細いワイヤーで持つと指が痛くなるほどで、くろさわのトローリングピッチで入水角度は70〜80度で水面に突き刺さる。

 魚探の反応が良い橋の下を通って上流側で旋回するとダウンリガーのワイヤーがブーンと音を立てます。

 再度橋の下流側に出ると100フィートのワイヤーを数巻き残し、同じコースで上流に向かい、テーブル状の湖底の真上を通過している時、左舷がガタガタ音を立てて振動しているではありませんか。
 キャノンボールで湖底を引きずっていることに気付き、慌ててダウンリガーを半分くらいまで巻き上げました。
 FRPボートは丈夫にできているとは言えゾッとする経験でした

 時計を見ると既に11時。怖い経験にすっかり意気消沈したことも手伝って、釣りながらの帰港となりました。

 途中ロスコさんから預かっていた夜光と山羊角から削りだしたミノータイプの新型ルアーを画像を撮りながらスイムテストをしているとtaigaさんから再度電話が入り、帰り支度に入ったとのこと。
 待っていただくのも気が引けたので会えないかもしれないことを詫びつつ、スロットルを1目盛上へ。

 ひょうたん島付近で浅場に近づき過ぎ、あえなく根掛かり。
 両方のラインを巻き取ったのを機に納竿としました。

 taigaさんは帰ったものとばかり思っていたので、桟橋で荷物を下ろしている時に声を掛けてくる人がtaigaさんであることに気付くのにしばらく時間がかかってしまいました。

 taigaさんとジュニアは桟橋の近くでワカサギ釣りに再チャレンジしていたのだそうです。

 サクラマスはからぶったようですが、カジカの仲間とワカサギを各1尾釣ったようなのでボウズは免れたようです。
 また、ワカサギ釣りの錘が魚探で確認できたとのことで魚探への信頼度も増し、これも大きな収穫のようです。
 くろさわも何かで確認しておかねば・・・


ボート桟橋前にてtaigaさん親子

 そして、可愛いジュニアの名前はタイガ君で、taigaさんのハンドルネームの由来が解りました。
 これからはtaigaさんの右腕として、釣り場で二人にお会いできそうです。

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最終更新日  2006年01月15日 22:28