コンサート第2部 秋と冬の曲
第2部のプログラム
1.赤とんぼ:山田耕筰
2.ぶどう摘みの歌:シューマン
3.月の光:ドビュッシー
4.秋のスケッチ:ギロック
5.こま:ビゼー
6.樅の木:シベリウス
7.雪が踊っている:ドビュッシー
8.ペチカ:山田耕作
9.唱歌の12ヶ月(合唱とピアノ連弾):青島広志編曲
1月序曲・富士山/2月ギャロップ・雪/3月山のうた・春よこい/4月清い流れ・春の小川/5月マーチ・こいのぼり/6月バグバイプ・雨/7月愛の夢・たなばたさま/8月ワルツ・海/9月コントルダンス・村まつり/10月カノン・もみじ/11月メヌエット・菊の花/12月ノクターン・冬の夜
後半は会場の皆様と一緒に「赤とんぼ」を歌うことから後半が始まりました。
このホールがあまりにも真っ暗なので、お客様のお顔があまりみられなかったことがとても残念でした。
お客様の表情が見えないと緊張します。
「赤とんぼの3番がなぜ歌われないのか」という青島トークは爆笑でした。
ここでチョッとウラ話D
秋のピアノ曲探しは難しい
秋の曲はなかなか良い曲がないのです。青島解釈では<良い曲=誰もが知っていて、3分以内くらいの短めの曲> ネットであれこれ調べてもなかなかピンとくる曲がない!日々悩みました。銀座のヤマハの地下楽譜売り場に2時間はいました。もちろん曲探しのために。輸入楽譜を片っ端からさがしました。探す私の形相は相当のものだったと思います。
荷物を床に投げ出して、次から次へと楽譜を開き…。
そしてやっと見つけたドビュッシー『月の光』の連弾楽譜。ピアノソロがあまりお好みではない青島先生。できるだけ連弾から探したかったので、この楽譜を見つけたとき小さくガッツポーズでした。
『月の光』→お月見?!→秋じゃない!?!(私の独自の解釈ですが、実は青島先生にこういう連想を学習させられました。ウラ話Eを参照)ということでこれに決めて、青島先生にファックス。何の反論もなかったので、このままいくことに決定したのでした。
恒例のインタビューコーナーです。
「あなたの弾いた曲は短いけど…」
「もっと弾きたかったです…」

ここでチョッとウラ話E
ビゼー「こま」の青島解釈
「こまはお正月の遊びなんだから冬なのよー!」
「えっ??そういうのありですか?」
とこたえる私に
「あなたって想像力がないわね!」
ここでチョッとウラ話F
打ち合わせが困難な時はこれしかない
青島先生はこの時期、すごい勢いでテレビに出演されていて、以前のようになかなか打ち合わせができなくなっていました。(いつもお家へ伺って一緒に練習したり、打ち合わせしたりして、それもなかなか楽しかったです。)曲を決めなければ、練習もできないしチラシも作れない。そこで考えたのが青島先生のセミナー講座へ行って、終わった後に捕まえるということでした。早速、2005年9月に新宿朝日カルチャーで行われたオペラセミナーへ申し込み、無事会えました。セミナーの後、青島先生の次のお仕事(テレビ東京の生放送)までの数時間、お昼ご飯を一緒に食べながら曲の外枠のみ打ち合わせ(詳細はこれから)が何とかできたのでした。
隣のテーブルのおばさま方に「あらー?テレビに出てる人?」と言われ、「いいえ、私はタレントではありません!!」などとおっしゃってました。私は横で思わず笑ってしまいました。
ここでチョッとウラ話G
気付いたら影も形も…
青島先生はこの後、夜に静岡で別のコンサートがあるということで急いでタクシーで大宮に向われました。ということで終わったあとは、私はご挨拶することもなくお別れでした。本当にご多忙です。それ以後、実は1度もお会いしてません。青島先生のお時間が少しできたときに、次のコンサートが実現するかもしれません。(2006年10月)

このコンサートを開くにあたって、多くの方のご協力をいただきました。特に保護者の皆様には何から何までお世話になりました。細部にまでわたって動いてくださり、大感謝です。このご恩はお子様たちへのレッスン、そして今後の音楽活動を通していろいろな形でお返ししていきたいと思います。
そして今日演奏してくれたお子様たちはまた素晴らしい思い出ができたことと思います。合唱団の皆様もジョイントしてくださりありがとうございました。

この後の打ち上げでは内輪で盛り上がりました♪♪(子供たちはこれが1番の楽しみ)
当日の写真集もよろしければどうぞ!→受付&ホワイエ編リハーサル編楽屋編
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