横浜市へ3月に行ったんですが、資料を見せて頂きましたら、横浜市の住民が市政に要望する事、平成15年まで17年間の一位は福祉だと。今年は、治安が1位だそうです。外国人、外国人が悪いと言ったら失礼なんで、非常に町が荒れて夜不安になっている、治安対策をあげるのが1位に変わったそうでございますが、福祉が2位。でも17年間福祉が1位だそうでございます。 住民要望が 福祉、教育、環境、と言っとるのに、やってる事は何だといったら旧態依然としたようなことをやるようになっちゃう所におかしな点がある。これからの行政と言うのは、福祉であり、子育て支援であり、教育であるとか、皆様が安心して老後をおくれるようにとかであって、この事を思うと、今言ったような行政サービスというのは、小さい単位の方が良いに決まっておるんですね。 これからの行政の中心事は、小さな単位の方がいいものばかりが残って行くというのは、たぶん間違い無いことだと私は思っております。もちろん、しっかりした財政基盤で、もっと高速道路を作ったり、工場を作ったりなんかということが行政の仕事と考えている皆さんは、(私の意見と)違うかもしれない。ただ恐らく、国民の多くの皆さんの要望というのは、今私が言った事では無いかと思います。 小さい単位の方が良いのか、というような話になった時に、国の言い方は、権限を与えても、小さくては出来ないから分権に耐えられない。仕事ができないから、大きくしてしっかりした基盤を作って、地方分権という姿でやって欲しいというものでございます。 何があるのかな、と思っております。どうしても大きくしなければ出来ない仕事というのは、ここもそうだと思いますが、例えば、ゴミ処理みたいな話は、私どもも広域でやっております(最近ゴミ処理を本当に広域でやったほうがコスト的に良いのかどうかということも判らなくなりましたが)。消防も救急も、そういう仕組みがあるのですから、広域でやっております。 |