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       司会 
       ここで限られた時間ではございますが、せっかくの機会ですので、松島村長さん、質問、何かお聞きになりたい事がありましたら是非、お手を上げて、お願い致します。 
      質問者 
       先だってテレビを見たら、村会議員さんの報酬は、23万5000円と言ってましたけど、何人村会議員のかたがおるのでしょうか。2200人の人口に対して、村会議員は何人おりましょうか。 
      松島村長 
      あの、私が就任した平成6年に、全議員が12人になってですね、昨年度の統一地方選挙のときには10人になりました。いま23万円といいましたが、議長が21〜2万円で、一般の議会議員の皆さん、今度10%下げましたので、12万3000円くらいです。 
      司会 
      他に、ございましたら、どなたかいらっしゃいませんでしょうか。 
      松島村長 
       なければ一つだけでも。今度ですね、第2次合併推進で、県がですね、推進することになってますね。平成17年四月以降。それまでにやればいいんですよ。ところが、こないだの、これ、6月13日の長野県の新聞なんですが、徳島市で合併シンポジウムをしたときに、総務省の山口俊一という総務副大臣が、道州制を今議論されてますね、第2次地方制度調査会。
      道州制が将来、移行したときは、県はいらなくなっていいと発言してるんですよ。だから根本からこの話はですね、国と言う大親分がおって、県と言う中親分が居て、今、中親分が子分を始末しようとして、中親分が子分を始末したら、大親分が中親分を始末する、こういうヤクザな世界と同じですね。 
       こういう事を県がやっていいのかどうか、というのを思っております。 
        
      聴衆の質問に答える松島村長
      司会 
       はい、もうひと方 
      質問者 
       ひとつだけ、簡単に。あの、介護をずいぶん優遇されていると、それを(泰阜村の)特徴にしていると、おっしゃっていたんですがね。私なんか、あの議員なんですけど、議会で皆さん聞かれるんですけど、ようするに職員の方が、いわゆる、上乗せはしない、したら、要するにペナルティーを受けるような事を、言われてるんですが、そこらの辺の実態はどうなんですか。 
      松島村長 
       あの平成11年度の9月にですね、私が介護保険料を6割軽減するって話を、まあ、たまたま読売新聞が全国紙に発表して、ものすごい反響があって、「そんな事をしていいのか」、という意見が圧倒的で、そうしたらですね、厚生労働省が好ましくないと言った、長野県は市町村も多いので、担当課長会議なんかやると、すぐ手が挙がって、泰阜村のようなことを、していいのか、と、好ましくないと答えたそうでございます。私は直接聞きません。 
       だけどもですね、私は、厚生労働省の老健局というのは、親しい方も大勢おるんですが、ペナルティーがあるペナルティーがあるって言いますが、何がペナルティーかというと判りません。診療所の窓口も、老人医療費は、一回500円だけしか貰っていません。要するに1割とってなくて、これも非常に好ましくないと毎回いわれるんですが。 
       別にルール違反じゃないんですよ。1割は、ちゃんと払ってるんですから、制度としては。6割は村が肩代わりしてるだけということで。しかも、高齢化率があんなに高くても、医療費が低いということがあるんで。むしろですね、そんなにきちんと自信をもって、責任をもってやってくれるんだったら、ま、頑張ってやってくれっていうのが、本当の厚生省の若手官僚の意見だと私は感じております。 
       直接ペナルティーというのは、よく質問を受けるのですが、………けしからんと言う事を言ってる事がペナルティーなのかもしれない(笑)。 
        
      司会 
      大変分かりやすく、貴重なお話、ありがとうございました。
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