Domaine MAUME 【ドメーヌ・モーム】
コート・ド・ニュイ地区 ジュヴレ・シャンベルタン

ドメーヌ・モームの当主ベルナールはディジョン大学の生化学の教授だが、大学の先生が片手間に運営しているいい加減なドメーヌ、と思ったら大間違い。’50年代半ば、まだ彼が大学の学生の時に大おじが亡くなり、4ヘクタールのドメーヌを継ぐことになった。ワインづくりに興味があったベルナールは、それまでも週末毎にディジョンからジュヴレの村へ来ては仕込みの手伝い等をしていた。その後、本業の生化学とは別にぶどう栽培と醸造学のディプロムも取得する程の熱心さでワインづくりに打込み、現在に至っている。
その高水準のワインだが、秘密等は何も無く、あるのは遅い収穫、低い収量、古いぶどう樹、という3つの点だけ。フラッグシップ的存在のマジ=シャンベルタン(0.7ヘクタール)の場合、樹齢は60年以上、そのぶどう樹の収量を徹底的――’93年の場合はたったの13ヘクトリットル――に切り詰め、完熟したぶどうのみを選り分ける、という作業から生まれる。
タニックで深みのあるワインは最低でも数年以上の熟成を必要とするスケールの大きなもの。
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