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KAWASAKI ZL 1000(1987 A1)
 

(2017/11/19 29400km 通算51182km 納車から16392km)

KERKERダブル出しステン装着!!!


さて前項にてお知らせしました、KERKERのステンダブル出し、装着しました。

作業としてはまずもちろん、オリジナルのサイレンサー、チャンバー等の取り外しです。







オリジナルは黒ですが、こちらで再塗装してます。


まあ特に問題なく取り外しました。




さてそして、仮止め的なものをして、装着できるのかまた、
マフラーエンドがどんな感じになるかと、
マフラーを差し込み軽く固定してみます。

しようとしたんですが・・・

いきなりですが厳しい現実に直面・・・


購入したマフラーは、
・KERKERのサイレンサー左右1個づつ
・エキパイにつなぐための中継パイプ、左右1個づつ
となっています。

この組み合わせが左右1セットづつですね。


中継パイプとKERKERの接合は問題ないです、もちろん。
マフラーガスケットなしの結合ですが、液ガス塗ってギチギチに締めれば、
多分排気漏れはほぼしないかと。

問題はパイプとエキパイ末端の結合です。

エキパイ末端部とそれ以降の接続部(のエキパイ側)には、
シート状の金属に(多分)耐熱素材を巻き付けた、筒状のガスケットがあります。




購入したパイプですが、ガスケット有では、どうねじ込んでも
パイプの方が細くて入りません。
かといって、ガスケット抜いて入れてみると当然入りますが、
超スカスカの、マッチ棒 in 太平洋、なんつう状態です。
液ガス塗って排気漏れ防ぐ、というにはほど遠いレベルのスカスカ具合です。


ショック受けた私は、ここから先はしばらく写真を撮ることも忘れました(笑)。
(作業に没頭するとたいていそうなりますが)

して、どうしたか。


排気漏れしないようにするためには、何としてもガスケット挟みで
結合する必要があります。

@現状のガスケットよりも薄い薄いガスケットって存在するのか?
  ―いろいろと探してみましたが無いようです。
A今使っているガスケットって削れるか?
  ―素材がボロボロと崩れるような物ですんで、無理そう。
B中継パイプ、径広げられるか?
  ―物理的には可能でしょうが、そんな道具ありません。
C中継パイプ、内径を削れるか?
  ―素材がステンレスでなくどうやらアルミのよう。これしかない?

結局選択肢としては、C番しかないですかね・・・
パイプの素材厚み自体は、3mm程度はありそうで、多少は削ってもよさそう。


ということで、現物合わせしながら、シコシコと内径を削りました。
使ったのはこちら。

ベルトサンダーです。なぜか持っていました。


数時間の格闘の末、なんとかはめられる程度まで削ることに成功。







上のような感じで入れます。
結構パイプ末端部広がってしまっていますが、
最終的にバンドでキリキリと締め上げて、無理矢理にでも戻しましょう。


これでサイレンサーを仮止めしてみるのですが、
何となく感じていた通り、サイドバッグは邪魔なようです。
接続パイプの画像でお判りでしょうが、パイプは上向いてます。
これにサイレンサー繋ぐわけですから、
オリジナルのように地面と水平になるはずもありません。

かといってサイドバッグは、物が常に入ってますので撤去は出来ません。


いずれにしろ、サイレンサーを装着固定するためには結局邪魔にはなるので、
一度サイドバッグを取り外します。

でサイレンサーを装着してみます。
予想通りサイドバッグ箇所にはかなり干渉します。
がそれ以上に意外だったのは、
エンド部分が思ったよりも外に出ることです。

400のカーカーのように、カスタムフィットなギリギリの具合に
なるかと思いきや、そうではありません。
接続パイプが多少外を向いていますので予想されましたが。

まあこれによって車幅が広がっちまうまでは出ないので
ヨシとしますが。

バンド各部締め、一緒に付いてきた超汎用(エーモンかな?)のステー
を使用して、既存のサイレンサー取付穴と結合、
装着は完了しました。








試走してみます。

アイドリングは・・・
静かです。ポンポンポン系の音で、低くなってると思います。

吹け上がり&通常回転走行時・・・
運転者の聞く音ですから外からのそれとは違うでしょうが、やはり低い音です。
「プロロロロロォ〜」と吹け上がる感じ。

アクセルON時のパワー感・・・
これは幸いなことに、減ってないか少し体感増したかな、という感じ。

ああそう、少しパンパン言うようになってしまいました。
完全に排気通路遮断できていないかもしれませんねぇ〜。
抜けも良くなっていると思いますんで、もう少ししたらプラグチェックはせねば。

感想としてはまあ、まずまずな感じですかね、総合的に。
音はいずれアップします。

一度外したサイドバッグもなんとかかんとか再装着し、
右側のマフラーに明らかに干渉している部分は、防炎シートを底に貼り付けて。

ただ今の状態だと、オリジナルのマフラーカバーが付けられない(干渉&ネジ穴無し)のが
美観的にはネックといえばネック。

こうなったらマフラーカバーの要らない見てくれの物付けちゃおうか、と、
今少し思案中です。(エキパイ〜ワンオフ製作です。)



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