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KAWASAKI ZL 1000(1987 A1)
 

(2017/4/10 28611km 通算50393km 納車から15603km)

クラッチペダル曲がる!!




スマホで撮った写真です。
クラッチペダルがどうやればこんなに曲がるのか?

そうです。コケたんですね〜( ;∀;)

なぜコケたのか?


以前の記事に関係するんですねこれが。
車検前の整備で、どうも「イグニッション系不調原因?の突然ストールが発生する
という事例が頻発していました。

それなりの処置を施して戻したつもりですが、
その時にも思いましたが、直せてないだろうなぁ、と。
これがそうだという箇所を発見できていませんでしたからね〜。


で実を申せば、車検後もしばしばその現象は起きておりまして、
「こりゃとてもじゃないが遠乗り、まして高速なんて無理か」
と、あまり長距離は乗らなくなっていました。

首都高速の山手トンネルでこれ起きたらと思うとね・・・

ただ近場では、「直っているといいな」
みたいな感じで乗っていましたが。


でそんなある日、ちょい乗りから帰る途中です。
一時停止の交差点でほぼ停止して、
足を下ろさずそのまま曲がろうとした時。

突然エンジンが落ちました。

曲がろうと傾けた車体はとてもじゃないが支えきれません。
恐れていたことが起きてしまいました・・・
足でも挟まれたら骨折必至ですから、体はいち早く逃がし、
バイクはそのまま、クラッチレバー側を下にして横倒し。

結果先頭の写真のごとく、クラッチレバーがグンニャリと曲がった次第です。
ラッキーなことに、当たり所が良かったか、他に損傷ほとんどなし。


しかしペダルは踏み込むとサイドスタンドに当たり、
操作できないところまで曲がってしまったので、
家人に電話して道具箱持ってきてもらい、その場でモンキーやらパイプなどで
ペダルを元に戻し、なんとか帰宅しました・・・。



上記↑が4/10の出来事。

数日後に原因究明に着手・・・

結構途方に暮れましたが、一つだけ、
手掛かりとなるかもしれないことがありました。

エンジンストップした際に、右スイッチから出てる配線を
手で単純に上下させると、思い出したようにエンジンがかかる場合がある。


スイッチボックス、イグニッション部、
点検して問題ないと思っていましたので、
あと残るは動かしている部分・・・、そう、その部分の配線自体です。


これはでもなぁ〜(ないだろ)、と思って一番最初も手付ませんでしたが、
もう仕方ありません。一応見てみることにします。



そしたらこんな配線が出て来ました。
ちなみに私がやったものではありませんので。

赤に赤を割り込ませるため、赤の被覆の一部を取り去って銅線を出し、
別の赤を絡ませて結合しています。

画像ほどはユルユルではありませんでしたが、
かなり緩い結合に見えました。

これが悪さしていた可能性はあります。あり得ます。



それを圧着端子を使ってまとめ、シュリンクチューブで保護。



この補修以降現在まで、症状は出ていません。
直ったような気はしますね〜。どうでしょう。

90%はビンゴのような気がしますが・・・。



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