エリミネーター400SE メンテナンス記録


2019/12/14 KOSO製水温計取り付け(25950km)



(大きさ比較の図)



KOSOの水温計を取り付けてみました。
これが思いのほか高価な物でもなく。

ネットにて、水温センサーと取り換えるアダプターやら配線やらも
付属して、3,600円ほど。

ZL1000の時には、ラジエターホース補修のついでにアダプターなど
挟みこんでまあちょっと大げさに設置しましたが(無事作動中です)、
今回は簡単に、水温警告灯のスイッチを外し、そこに計測アダプタ付けようかと。

警告灯不作動にするのはどう?という意見もありましょうが、
現状感触として水温(の異常上昇)の心配は全くなさそうで、
実際に水温計がうまく作動してくれれば、仮に120℃まで
水温が上昇したとしても数値で読み取れるので対処はできるな、ということで。


さて取り付けですが。

まず各部取り外し&水抜き。
シート、タンク、ネックカバーなどなど。

それまで考えもしませんでしたが、水温警告灯のセンサーは
結構めんどくさいところに取り付けられていました。
下の写真では全く見えません。


この写真の部分いったいどこかと言いますと、
ボディ左側、フロントのネックカバーを外した
配線の集合しているところです。

で、この配線集合体の下、にセンサー配線が入って行ってます。


下から撮った写真ですが、白く見える頭がセンサーです。

て、ことはこれはどうやら、工具掛けて回すには、
上の配線いったん全部外す必要あるみたいです。


配線抜いて、ステーを取り外しました。
すると現れます。



 


それでもスペースは限られていて、
14mmのメガネで根気よく回してセンサーを取り外しました。




取れました。六角面に「120」の数字があります。


そして、これから取り付ける水温計のセンサーを取り出し、
一応確認します。


ネジピッチ等適合は、確認してあったので大丈夫かと。
思ったよりもネジ山が短いですね。
出来るだけ深くねじ込んだほうがいいかもしれません。


というわけでシールテープ巻いて、出来るだけ深く入れました。




さて、あとは本体取り付けと電源確保です。

本体はその小ささから結構どこにでもイケそうですが、
さすがに見えなければ仕方ないので、メーターの下としました。


↑、もう電源通ってしまってますが電源の確保は・・・





ヘッドライトケース内にある茶色の線。多分ウインカー関係?
未使用、ACCオンでちょうどいいのでそれを利用。

アースはアーシングケーブルのまとめ箇所に共締め。



取付無事終了。作動もOKです。


その後走行時に、水温チェックしてみての感想ですが、
当たり前ですがZL1000に比べて排気量(熱量?)半分以下ですので
全く水温は上がりません。

ZL1000は(それが正常なのか微妙ですが)、渋滞などにはまれば
簡単に110℃超え、ファンが回り始めます。
しかしながらZL400は、今のところ水温95℃超えすら一度もありません。
この陽気(晩秋~早春)ならば、単純な水温の上昇でのファン始動はほとんど無いのではないでしょうか?

まあ、水温センサーの位置も違いますから単純比較はできませんが、
自分の得ている感覚的にはそんな感じかなと納得できます。




さてしかし。

問題と言えるのかどうか、気に食わないというか。
元の水温センサーを取り外した配線は、くるっとテープを巻いて
そのまま放置なのですが。

水温警告灯が点きっぱなしになりました。


これは意外でした。思っているのと逆なのか?
つまり、水温上昇によりセンサー内部が通電し警告灯点灯、ではない。
そうでないとするとセンサー内が水温上昇により
断線することにより警告灯が点灯?


色々検索しましたが、ぴたりとビンゴする記事も無し。


確かに、警告灯が無いこと(または機能していないこと)を、
警告灯が点灯することで知らせることに意味はあると思いますが・・・


果たしてどうなっているのか??


ちょっと取り組んでみたいと思いますので、次の話題に持ち越します。


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