電言板         2003年1月 下期        Next   Back   Home



             2003.1.16

●とある病院での会話 (第2話)

ここは、とある病院の待合室


トメさん(推定68才)と、
花江さん(推定72才)の会話


「あれま、お花ちゃん。久しぶりだね」


「あら、トメさん。ここんとこ耳が聞こえなくて、困ってんだよ」

「それは不自由だね。補聴器でもつけなくちゃ」

「それがよー。補聴器をつけてから聞こえねんだよ」

「どれ、見せてみ・・・あれま、花ちゃん。電池入ってないよ」

「おや、そんなもんが必要なのかい?」

「補聴器を耳栓にしてちゃ、余計に聞こえんわな・・・。
 それにしても、お花ちゃん元気ないね」


「それがよ。孫のことで、ヨメに怒られたんだよ」

「何かやったのかい?」

「ほれ。入れ歯を漬けといた水なんだけどよ」

「それが、どうした?」

「孫に飲ませてやったんだよ。ダシが出て、凄くうめーから・・・」

「あんた。そりゃー怒るのも無理ないよ。あれは、ミソ汁のダシに使わなくちゃ」

「ところで トメさん。当分の間、会えなくなるだよ」

「どうしてだね?」

「何でも、召集令状が来ちまってね・・・」

「あんだね? それ」

「政府の要請で、
海外青年協力隊に同行してくれ、と通知が来たんだよ」

「何であんたなんだね?」

「それが、イモ堀日本一のワザが必要だとか・・・」

「そういえば花ちゃんは、JA主催イモ堀コンテストの優勝者だったわね」

「と言うことで、来週から行って来るから。そいじゃ、またね」

「青年協力隊だって? はぁー、お花ちゃんも遂にボケちゃったみたいだね」



それから数週間後・・・お花ちゃんから、トメさんに手紙が届きました


 
前略 トメ様。 
 花江は今、カンボジアという所にいます。
 昔、畑でならしたイモ堀の技術が、現地で非常に役に立ち、
 今では生き甲斐を感じて暮らしています。
 こちらでは、イモはなく、ナベやヤカンみたいなのを、毎日掘っています。
 それにしても、誰が何のために
ナベヤカンを埋めたんでしょうね?」

「ちょっとまって。・・・ナベヤカン
 あんれま、お花ちゃん・・・ それって地雷だよ・・・」
 

※ カンボジアなどに地雷を埋めた人出てきなさい。
   琥珀さんが月に代わってお仕置きします。



              2003.1.18

●バレンタイン大作戦

今回は、毎年バレンタインデーにチョコを配るも、未だに彼氏ができない貴方に朗報。

彼氏を絶対にゲットできる
チョコレートの作り方を伝授します。


 
1.月賦チョコ大作戦

   
お目当ての彼氏にチョコレートを渡し、愛を告白します。
   次に
「アナタのサインを頂けますか?」と言って、一枚の紙を差し出します。
   (出来れば、拇印をもらっておきます)
   サインをもらったら、その用紙が
「チョコレートの請求書」である旨を
   告げます。
   そして
、「支払いたくなければ、お付き合いすること」を条件として迫ります。

   ※ この方法なら、たとえお付き合いを拒絶されても、

    最低月1回は必ず逢う(取り立て
ことが可能
になります。


 
2.誘惑チョコ大作戦

   彼氏のために、手作りチョコを作ります。
   そして、チョコの中に当たりくじを仕込んでおきます。
   そのくじには
「心の旅2泊3日ペアでご招待・・・私と一緒に」
   と書いておきます。
   後日、彼に当選の有無を訪ねます。
   
彼は喜んで、エッチの旅2発3日 心の旅に参加してくれることでしょう。

   ※ それでも拒絶された場合、琥珀さんは一切の責任を取りません。


 
3.常習チョコ大作戦

   彼氏のために、手作りの
プチチョコを10個作ります。
   可愛い箱に入れ、
「毎日1つずつ食べてね」とメッセージを添えておきます。
   そして、手作りのチョコの中に、
コカインやヘロイン 愛情をたくさん 
   混ぜて
おけば、チョコがなくなった頃、必ずアナタの元へやってきます。
   
「もっとチョコくれー」って、ヨダレを垂らしながら。
   
これでもう彼はアナタ(麻薬入りチョコ)の ト ・ リ ・ コ

   ※ これは、覚醒剤取締法違反にあたります。良い娘はマネしないでね。


毎年、チョコを渡しても恋が実らない彼女、参考になりましたでしょうか?
また、彼氏が出来ないで悩んでいるお友達にも、是非教えて上げて下さい。

なお、琥珀さんにチョコレートを渡そうと悩んでいる可愛い君は、
上記の方法以外で、本物の愛が込められたチョコをお願いします。



              2003.1.20

ママと娘の物語 第4話  〜憧れのペット〜

「ママぁ。可愛いペット ほしいな」

「そうね・・・・・ちゃんとお散歩とか出来る?」

「うん、するする。お願い、かってかって」

「しょうがないわね。 じゃ、買いに行きましょ」



「ママ。 この子、おとなしいね。 ぜんぜん声出さないよ」

「じゃあ、ご飯でもあげてみましょうか」

「ママ。 この子、ぜんぜん食べないよ」

「それじゃ、散歩に連れ出してみましょうか」

「ママぁ。私達のこと、みんな見てるよ」

「そうね。 この子が可愛いから、みんな見てるのよ」

「ママっ、大変。この子の色、変わっちゃったよ。それに、おもらし・・・」

「やっぱり、ペットボトルじゃダメみたいね」

「ママぁ・・・こんなペット・・・やだな」 (泣)

「そうね。それじゃ今度からガラス・マイ・ペットにしましょうね」

「ママ。 その子は、引きずると
アワが噴き出す・・・」

「それじゃ、あの子。ほら、あの子なら何でも食べるし、声も出すし、散歩もできる」

「ママぁ。その子って・・・まさか掃除機じゃないでしょうね?」

「まぁ、そうとも言うけど・・・(バレてる)」



                2003.1.22

●先進的なクラブ活動

昨今、少子化現象が進み、学校のクラブ部では人数が集まらず、
廃部に追い込まれていると聞きます。

そこで、廃部に追い込まれそうな学生を何とか救おうと、琥珀さんが
新しい部活のアイデアを思いつきました。


 
1.老後研究会

   将来は、高齢者福祉サービスの低下が予想されます。
   このため、時代に先駆け、盆栽や囲碁・ゲートボールなどの趣味はもちろん、
   杖や車椅子の使い方・高齢者年金の仕組み・正しいヨメのいびり方などを練習し、
   将来に向けた老後対策として、学生時代に鍛えておきます。

   
※ ユニホームは、もちろん紙オムツ浴衣姿 です。


 2.プリクラ部


   女子部のクラブ活動で、練習場はゲームセンターです。
   プリクラでキレイな自分を撮り、
一番自惚れられる人がキャプテンです。 
   
   
※ プリクラに使うお金は、セミヌードのプリクラ写真を、男子生徒や
         エロおやじに売りつけて稼ぎましょう。
・・・言われなくても、やってるって?


 3.登校部


   帰宅部に対抗した部活です。
   たまに、
欠席や遅刻する生徒は補欠です。

   
※ 登校を拒否している生徒がレギュラーです。 
      (レギュラーは、自宅で人生の大切なお勉強です)

廃部に追い込まれそうな学生のみなさん、参考になったでしょうか?
これらの部活を作った生徒は、琥珀さんまでご連絡下さい。
僕の子供は、こんな学校に通わせたくないから・・・。 



               2003.1.24

●自慢ばなし

誰だって、人の自慢話を聞くのって嫌ですよね。
そんな聞きたくもない自慢話を、ネットを巡回したときに見つけたので、
皆さんに怒りを込めて本日公開します。


 ○某サイトさんの戯言 その1・・・投稿依頼の自慢

  小生は、コラムやエッセイなどを書き続けてきた訳ですが、
  この度、とあるメールマガジン発行サイト様から
  
「貴殿の書かれましたエッセイを、当サイト発行のメールマガジンに登載したく
   ご了解の程お願い申し上げます」
との依頼を受けました。

  小生は、
一度はお断りを申し上げた次第ですが、
  
「貴殿が書かれましたエッセイに心底感動いたしましたので、是非お願いいたします」
  とのことでしたので、仕方なく了解をいたした次第です。
  そして、発行されたメールマガジン(現在は廃刊)がこれです。
  
あくまでも、小生はお断りしたのですが、サイト様の熱心な 
  問いかけに、仕方なく応じた次第です。

  ※ 琥珀さんの怒り
     一度は断った?・・・本当は、嬉しくて、嬉しくて飛び上がってたんじゃないの?
     大体、
「小生」なんて言葉、今時使わないですよ・・・。

 

 
○某サイトさんの戯言 その2・・・ネットオタクの自慢

  
僕ってさー、サイト開いているんだけど、最近 インターネットに夢中。
  そのため
家庭もかえりみず、今では離婚の危機です。 

  ※ 琥珀さんの怒り
      それは、
自慢話ではないです。



人の自慢話は、本当にイヤなものですよね。

あっ、そうそう。この話しって・・・琥珀さんの自慢話でした。「ごめんなさい」です。




               2003.1.26

ママと娘の物語 第5話  〜大切なお客さま〜

「ママぁ。今日誰か来るの?」

「今日はね、大切なお客様が来るのよ」

「だから、掃除してるんだ」

「今から、料理作るからジャマしないでね」

「ねーママぁ。なに作るの?」

「最初はね、カイワレ大根のサラダよ」

「ふーん。カイワレかー」 (そう言えば 
O-157事件 ってどうなったのかな?)

「その次にお出しするのは、えーと、そうそう、からしレンコン

「からしレンコンなんって食べるのかなぁ?」 (うっ、ボツリヌス菌で大騒ぎになったヤツ)

「そうそう。飲み物は、ウイスキーの水割りだったわね」

「ねぇ、ママ。まさか
風邪薬とか入ってないわよねー?」

「何言ってるのジャマよ。どいて、どいて。 そして、メインはステーキ、と・・・」

「わぁ。美味しそうな和牛」 (って、狂牛病の牛じゃ・・・)

「仕上げは、 カレーライス 」

「ママぁ、
ハヤシ
(マ○ミ)ライスの方がいいんじゃない?」

「もう、用意しちゃったからいいの」

「毒入りカレーで
、あっ悲惨(亜ヒ酸=ヒ素)・・・なんちゃって」

「バカなこと言ってないで、少しは手伝って」

「ママぁ。なにを手伝えばいいの?」

「そうね。そこの大事な書類をテーブルに置いて来てちょうだい」

「ママぁ。
ほ、なんとか書って書いてある・・・」 (何だか恐いよ〜)

「あっ、これね。ここには、保釈書って書いてあるのよ」

「えっ。それじゃ、
パパが網走から帰って来るの?」

「そうよ。だから、今日はパパにいっぱい食べてもらうの」

「な〜んだ。
パパが食べるのか」(って、やっぱりヤバいよ・・・泣)




               2003.1.29

●高視聴率番組

最近のテレビ番組は、何とか視聴率を稼ごうと、ヤラセ番組が多くなり

非常につまらなくなりました。

そこで、琥珀さんが テレビ業界を盛り上げようと、
視聴率を稼ぎたいプロデューサー
のために、視聴者を引きつける新番組を考えてみました。 

1.メルマガ成功見習い番組


  インターネットの世界には、 メールマガジンという無料で配布される情報誌が
  配信されていますが、成功したメルマガのアイデアをそのまま活用します。
  メルマガの老舗「まぐまぐ」での
発行部数トップ10のうち、そのほとんどが
  
タダでもらえる懸賞情報を載せたメルマガで占めています。 
  この、
ダダでもらえるという人々の欲望を番組に取り込みます。 

 
放送内容:ハガキ一枚でもらえる懸賞品プレゼント番組
   放送時間中、次から次へと
スポンサーから集めた懸賞品を、応募ハガキの中から 
   抽選で数名にプレゼントしていきます。
   
メーカーは商品の宣伝になり、 視聴者はタダでもらえるという期待感で、
   番組は高視聴率を叩き出します。
   
※ 司会役は、「ジャパネ○トのた○た」の高田社長がよろしいかと・・・ 

2.健康情報番組


 巷では、
ウサン臭い健康食品やダイエット食品などが、数多く出回っています。
 ほとんどの消費者は疑問を抱きながら色々なものを試しているのが実状です。

 
放送内容:不審商品の比較実験番組
  消費者(視聴者)の疑問を解決するべく、毎回健康テーマを決めて、
 
  発売されている不審な関連商品の
比較実験(人体実験)を行っていきます。 
  視聴者には、購入選択の重要な情報が得られ、また番組内容としても
  
被験者が今後どうなっていくのか? 
  後遺症などは出ないのか? 
  などの興味や楽しみが味わえ、高視聴率は間違いなしです。
 
  
さらに、バストアップの人体実験を放送すると高視聴率になります。 
※ 
ヤセ薬毛生え薬など、中国製の薬品だけは避けた方がいいでしょう。 

3.新宿繁華街の情報番組


 
放送内容:風俗の隠れた名店を紹介する番組
  毎回、新宿などの風俗に勤務する
コスプレに着替えた風俗嬢や
 人気ホスト
の紹介
、お店のシステムや料金体系、どこまで接待するのか?
  など、その道の好きな人が知りたい情報を現地取材で紹介していきます。
 
 ※ 放送時間帯は、利用者が風俗店に駆け込む少し前の午後6時頃がいいでしょう。 

視聴率で悩んでいるプロデューサーのみなさん、参考になりましたでしょうか?

高視聴率番組を作るには、ヤラセ番組ではなく、
視聴者が求めている情報
提供するのが
よろしいのではないかと、琥珀さんは思います。

でも、発案したこれらの番組は、琥珀さんは全然興味がないので見ないけど・・・。 



          2003.1.31

●博士と助手 (第1話)


「博士、来月の学会での発表内容は決まりましたか?」

「ちょうど良いところに来た。発表する研究テーマを聞いてくれないか?」

「はい。分かりました」

「ワシは、あることに気づいたんじゃよ」

「博士。一体、なにをお気づきになったんですか?」

「それが、 松浦○弥のことなんだが・・・」

「松浦○弥? ・・・あぁ、あ○やと呼ばれている、とても可愛い歌手のことですね」

「ワシは発見したのじゃ。あ○やの、あのピコピコ動く変な動き
あれは絶対に
ゼンマイ仕掛けじゃよ」 

「はぁ? 博士。ゼンマイ仕掛けでは2時間のコンサートは無理なのでは・・・」


「うっ。さすが、いいところに気が付いた」

「僕が思うには、ハイブリットエンジン搭載のバッテリー充電式だと思いますが・・・」

「あ○やがロボットであることを立証したいので、ここに連れてきてくれ」

「えっ、どうやってですか? 捕まったら誘拐犯ですよ」

「ロボットだから、窃盗罪で済む」


「博士。この研究はやめた方が・・・」


「そうじゃな、ワシも今そう思った」

「他にはないんですか?」

「実はな。
Dr.コパのことなんじゃが」

「風水診断で有名な方ですよね」

「彼はドクターを名乗っているが、博士号を持ってないんじゃないか? という発見をした」

「はぁ? だったら、博士。 Dr.スランプや ドクター・ペッパーはどうなんです」

「イヤ、もういい。今のは忘れてくれ・・・」

「博士。学会での発表は、どうするんです? 実験の成果とかないんですか?」

「そうじゃった。とっておきの研究成果があった」

「博士。いつの間にそんな研究をしてたのですか?」

「実はな、ある
電化製品の危険性を発見したんじゃ」

「一体、なにをですか?」

「ワシはな、まず最初に、
コップに金魚を入れたんじゃ」

「電化製品とどんな関係が・・・?」

「次にな。コップを電子レンジに入れて
3分間加熱したんじゃ」

「金魚を入れたままですか?」

「そうじゃ。すると、金魚は
電磁波によって、見事に死んでしまった」

「博士。やりましたね」

「電子レンジの
電磁波の危険性を見事に実証したんじゃ」

「博士。コップから湯気は立ってませんでしたか?
 金魚は茹で上がったのでは? との疑問が残りますが・・・」 


「研究者たる者、細かいことを気にしていたら大成せんぞ」

「博士。とりあえず、おめでとうございます。これで、ノーベル賞も夢じゃないですね」

「わっはぁはぁ。これでワシも、世界の仲間入りじゃ」


   つづく




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