電言板 2003年2月 上期 Next Back Home
2003.2.2
●平和な一日
みなさん、毎日のお仕事 お疲れ様です。
日本経済発展のために、ストレスを溜め、命を削りながら日々頑張って下さい。
そんな琥珀さんも一応はお仕事をしておりまして、日本経済立て直しの
ために、日々努力している琥珀の仕事っぷりを今回はご紹介します。
起床〜出勤
急いで朝食を食べて、車で音楽を聴きながら職場へ向かいます
開始〜10時まで
この時間帯は、ヤクルトおばさんから何を買おうか? ずーっと悩んでいます。
10時〜11時
1時間かけて、購入したヤクルトをすすっています。
11時〜お昼
今日のお昼は、どこで、何を食べようか、ずーっと考えています。
お昼休み
イタリア人気分で、1時間かけてゆっくりと食事をします。たまにはアルコールも。
13時〜15時
インターネットで遊んでいます。
勤労者の琥珀さんは、15時のラジオ体操だけは必ず参加しています。
15時〜17時
帰りにどこに寄って行こうか? どこでAVを借りようか? ずーっと悩んでいます。
17時
速攻で帰ります。
みなさん、琥珀さんの仕事ぶりに驚きました?
なんて優雅で、平和な一日なのでしょうね。
みなさんも、出世したくなかったら、是非琥珀さんを見習って下さい。
2003.2.4
●最新式・お肌美容製品のご紹介
過剰な宣伝と、高い値段という信頼感だけで売れていた化粧品も、消費者が
疑いを持ち始め、いい加減な商品は 売れなくなる時代が到来しました。
そこで、琥珀さんが、今にも倒産しそうな化粧品メーカー様のために、
最新式のお肌美容製品を考えてみました。
1.オード○ーゲ
巷で、非常に人気を得ている化粧水 「オー○ムーゲ」 に便乗した製品を作ります。
製造方法: カルピスを 水で10倍に希釈し、そのまま容器に入れます。
使用感 : この化粧水を使用すると、しっとりベタベタの肌質感が得られます。
注意事項: 使用後、水で洗顔しないと、アリが寄ってきます。
販売方法: 容器のラベルにはムード・オーゲなどの商標を使います。
※ ブランド品偽造で告訴される可能性もありますので、登録商標は慎重に。
2.生まれる前のお肌にもどれる顔面パック
市場に出回っていない、最新式の顔面パックを 製造・販売します。
製造方法: 超強力な接着剤を使ったガムテープで、顔面パックを作ります。
使用感 : 超強力だから、パックをはがした時に、表皮まで一緒にはがれます。
これで、アナタのお肌は、すっかり生まれる前のお肌に元どおり。
注意事項: 新しい皮膚が形成されるまでの期間、かなりの痛みを伴います。
※ 激痛のため、利用者から苦情等が寄せられる可能性があります。
「ご使用にあたって」の注意書きを忘れずに。
3.携帯電話と一体型の脂肪除去マッサージ機
製造方法: 携帯電話のブルブル機能が長時間保つように改良し、
防水対策を施します。
また、震動の強弱切り替えや、耕耘機の3段逆スライド方式(謎)を
採用します。
使用感 : 携帯電話としても使え、また通勤途中でも手軽にマッサージすることが
出来るので、忙しいOLや奥様方に大人気間違いなしです。
ブルブル調整機能と防水加工で、夜のお友にも最適です。
化粧品メーカーのみなさま、参考になりましたでしょうか?
琥珀さんのアイデアを取り入れたメーカーさんは是非ご連絡下さい。
僕は、こんな商品に騙されたくないから・・・。
2003.2.6
●博士と助手 (第2話)
「博士。博士は、どうやって博士号を取ったのですか?」
「実はな、これは内緒なんじゃが、ワシの教え子で優秀な学生がおってな」
「その子と何か関係が?」
「優れた卒論を書き終えた直後、その子がこの教室で突然消えてな・・・」
「博士が? その子を?・・・まさか・・・」
「イヤ。そうじゃないんだが・・・」
「博士。まさか、その論文を・・・」
「世間に公表するのもその子のためには良いと思い、ついワシの名前でだな・・・」
「すると、博士はその子の論文で博士号を得たと・・・」
「ちょっと声が大きすぎるぞ」
「はぁ。そんなことかと思いましたよ」
「悪いことは言わんから、君も博士になりたかったらワシのマネをする事じゃ」
「そうですね。少し考えてみます・・・」
「そうじゃ。気持ちの切り替えが大切じゃ。わっ はっ はっ」
「博士、笑い事じゃないですよ。ところで、研究の方は進んでますか?」
「それがな。4次元空間を発見したんじゃよ」
「本当ですか? 博士」
「お昼にな。焼き魚をこの教室のテーブルにおきトイレから戻ると突然無くなっててな」
「なるほど。焼き魚が4次元ワールドに吸い込まれたと」
「さっそく、再確認じゃ。 ビデオカメラを用意してくれ」
「はい、設置しました。博士、突然いなくなった教え子も見つかるかも知れませんね」
「うっ、それは困る・・・。この研究はやっぱり止めよう」
「なに言ってるんですか、博士。世紀の大発見ですよ」
「そうじゃな。それじゃ、焼き魚はここにおいて」
「では、私達は遠くからながめてましょう」
「魚はまだあるかね?」
「はい。全然、消えませんね」
「変わりはないかね?」
「あっ、博士。静かに。なにか聞こえます」
・
・
・
「ミャーオ」
「博士。魚がなくなりました」
「やったな! ちゃんとビデオに撮ったか?」
「ええ。でも博士? 猫が魚をくわえて持っていきましたが・・・」
「よーし。四次元の決定的な証拠を遂にとらえたぞ」
「博士。猫が・・・くわえて・・・四次元とはまったく関係がないですよ」
「なにを言ってるんだね。あの猫が四次元から来たのじゃよ」
「おおっ。さすが、博士。謎を解きましたね」
「研究者たる者、発想の転換が大切じゃ」
「博士。とりあえずおめでとうございます。これで、ノーベル賞も夢じゃないですね」
「わっはぁはぁ。これでワシも、世界の仲間入りじゃ」
つづく
2003.2.8
●ママと娘の物語 第6話 〜幼児虐待〜
「うえーん。ママぁ、痛いよー、そんな恐そうなので突っつかないでよー」
「何ふざけたこと言ってるの(怒)」
「だってママーぁ、もうヤダよー(涙)」
「アナタが悪いんでしょ」
「ワタシなんにも悪いことしてないよー(泣)」
「ママに向かって口答えするの」
「ママ。お願いだから針なんか刺さないでよ」
「うるさいわねー。戸塚ヨッ○スクールに入れちゃうわよ」
「ママぁ。スパルタ教育で犠牲者が出たあの悪名高きスクール?(泣)」
「もう、いつまでも泣いてると横山○ックさんの選挙カーに乗せちゃうわよ」
「わーん。それだけは、絶対にヤダよー (っていうか、もう選挙に出ないよ)」
「それじゃ、式守伊ノ助さんに裁いてもらいます」
「ママ。その人って誰?相撲の行司じゃないの?」
「パルプンテの杖でゴマをすります」
「ママぁ。意味不明になってきたよ」
「それじゃ、ネコミミと白い羽をくっつけて秋葉原の駅前に立たせます」
「ママぁ。そんなことしたらオタさん達のアイドルになっちゃうよ(ちょっとだけ笑顔)」
「あら、そうね。写真とか撮られちゃうかもね・・・」
「ママぁ。こんな小さな子をイジメないでよ」
「いいから早く手を出しなさい」
「お願いだから針だけは止めて・・・(また涙目)」
「トゲはピンセットより針の方がとりやすいのよ」
「うん、分かった。少しだけ我慢する・・・」
2003.2.10
●歯医者集客法
近年は、大学を卒業する人が増え、専門技術者が増加しています。
歯科医もご多分に漏れず、診療所が乱立し、お客の奪い合いが見られます。
そこで、お客の獲得競争に敗れ、今にも潰れそうな歯医者さんのために、
琥珀さんが、集客力の高い運営方法を考えてみました。
1.客寄せプレゼント運営
歯医者のメインのお客といえばやはり子供です。
その子供が、ほしがるプレゼントを用意しておきます。
方法:会計時に、子供にアメやチョコをプレゼントします。
効果:歯医者が、甘いものを渡すことは理にかなっていませんが、
お母さんは歯医者に連れてくるのに、お菓子を買い与えることを
条件に連れてきます。
ですから、子供と大人の思惑が合致した客寄せになります。
※ お菓子は合成甘味料を使用したものが良いでしょう。
2.穴あけ集客運営
ある程度顧客がついている歯医者の場合、完全に治療してしまうと
お客は来なくなるので、永続的に来させる治療法です。
方法:虫歯になった歯は、ちゃんと治療します。
治療が終わる頃を見計らって、なんでもない歯に小さな穴を開けます。
効果:健康な歯が 次々に虫歯になっていくので、患者は全部の歯の治療が
必要になります。
最後には、入れ歯を作らせて治療が終了します。
※ 実際に、琥珀さんは悪徳歯科医に穴を開けられたことがあります。(怒)
3.最新治療技術を導入した集客法
今まで、歯科治療に取り入れていない技術を導入します。
方法:虫歯治療に、東洋医学の針やお灸を取り入れます。
効果:新しいもの好きの日本人は、喜んで飛びつきます。
但し、根本的な治療にならないので、すぐに客は遠のきます。
※ ブームが去ったら、ヨーガ治療やダンベル治療に転換します。
4.魅力的集客法
看護婦の魅力で、特定の階層を集客します。
方法:若くて、可愛くて、巨乳の看護婦を集め、丈の短いナース服を
着させます。
効果:看護婦が治療するときには、患者に巨乳が触れます。
また、見えそうで見えないナース服のお陰で、歯医者に来るのが楽しくなります。
これで、成人男性の集客率が大幅にアップ。
※ ノーパンにすると、更なる集客が見込まれます。
今にも潰れそうな歯医者を経営している先生方、参考になりましたでしょうか?
琥珀さんのアイデアを取り入れた歯医者は、是非ご連絡下さい。
僕は、まともな技術で勝負している歯医者に通いたいから・・・
2003.2.12
●博士と助手 (第3話)
「おっ、ちょうど良いところに来た」
「博士。また、なにか新しい発見でも?」
「それがな、ゴハン粒のことなんじゃが」
「それがどうかしました?」
「実はな、ゴハン粒はな磁石じゃないのかと・・・」
「はぁ?」
「ノートの間にゴハン粒がついててな。次の日、ページがくっついていた」
「博士。ゴハン粒を水で溶したものはノリとして使われてますが・・・」
「おおっ、君は新しい発見をしたようじゃな」
「いやーん、それほどでも。・・・って、常識ですよ、博士」
「そうじゃったか・・・それじゃガムは?」
「それも違います」
「ハナくそは?」
「それも違います。他の研究はないのですか?」
「それがな。女学生から、新しいフェロモン物質を発見したんじゃ」
「はぁ?」
「ほら、あの娘。白いブラウスに、ピンクのブラジャーが透とるじゃろ」
「確かに・・・」
「後から数人の男子学生が後をつけているじゃろ」
「おおっ、博士。僕は見るのに夢中で、今まで気が付きませんでした」
「白ブラウスとピンクのブラジャーが化学反応を起こし、フェロモンを
発生させてるのじゃ」
「おおっ。さすが、博士。新しい物質を発見しましたね」
「研究者たる者、観察力が大切じゃ」
「博士。とりあえず、おめでとうございます。これで、ノーベル賞も夢じゃないですね」
「わっはぁはぁ。これでワシも世界の仲間入りじゃ」
「あっ、博士。どちらへ・・・?」
「フェロモン研究の続きじゃよ・・・」
「博士。私もご一緒します」
つづく
2003.2.14
●バレンタインデーの想い出
また、今年も義理チョコしかもらえなくて哀愁に浸っている琥珀さんです。
今回は、過去のバレンタインデーの悲しい想い出を少々・・・。
そう。それは青春を謳歌 していた高校生時代のこと。
同級生などから毎年多くのチョコレートを頂きました。
その頃の琥珀さん。結構人気がありまして、今の日本経済と同じデフレ状態でした。
その中から、特に可愛かったS子ちゃんに的を絞り、ラブレターの返事を書きました。
そして、その返事が・・・
「文字が全然読めません。何かの暗号ですか?」 だって。
あの時ほど、日ペン美子ちゃんさえ習っておけばと、後悔した日はありませんでした。
話しはさらに過去になります。
小学生の頃でした。
その頃の琥珀さん。あまり人気がなくて、その頃の日本経済と同じインフレ状態でした。
仕方がないので、見栄を張るため自分でチョコを買いクラスで人気の
「K子ちゃんからもらった」と、見せびらかしたことがありました。
でも、今考えれば露店のチョコバナナを渡す子なんていないですよね。
やっぱり、バレバレだったのかな?
ちなみにバナナは腐っていました。
さらにもっともっと昔のことです。
「今度生まれたら絶対に一緒になろうね」と誓い合った女の子がいました。
その子の名前は染色体のXX子ちゃんでした。
でも、その子とは、巡り会えることが出来ず、
風の便りでは、ティッシュペーパーとともに捨てられたと聞きました。
今頃どうしているのやら・・・。
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