電言板         2003年2月 下期        Next   Back   Home


            2003.2.16

ママと娘の物語 第7話  〜花粉症〜

「ママぁ。花粉症でハナ水が止まらないよー」

「それじゃティッシュでも突っ込んでおきなさい」

「ママぁ。ティッシュなくなっちゃた」

「あら、ホント。困ったわねー」

「ママぁ、ハナ水が・・・」

「そうね。それじゃ脱脂綿を使いましょう」

「ママぁ、早くちょうだい」

「あれ? 確かここにあったはずなんだけど・・・」

「ママぁ、たれてきた・・・」

「代わりに、これでも入れてなさい」

「何これ? 白くてフワフワしてる。新しい脱脂綿?」

「どう。ハナ水止まった?」

「ママぁ。なんだか
生臭い・・・」

「あら、そう? やっぱりはんぺんじゃダメみたいね。これならどう?」

「ママぁ。今度はいい香りがするけど、何だか溶けてきた」

「やっぱり・・・。マシュマロもダメ見たいね」

「でも、甘塩っぱくて美味しいよ」

「汚いからなめないの。こうなったら最後の手段」

「ママぁ。その白いので何するつもり?」

「鼻の穴をパテ埋め」

「ヤダよーそんなの」

「それじゃ、ハンダゴテで溶接」

「もっとヤダよー」




             2003.2.18

●パソコン中毒

♪ なんでだろ〜 なんでだろ〜  なぁでだ? なんでだろ〜? ♪

のっけから 
テツ and トモ風味でパニクっている琥珀さんです。

というのも、昨日突然ディスプレーが壊れたのでパソコンが使えませんでした。

まだ2年も経ってないのに、
なんでだろ〜 なんでだろ〜 なんで壊れたの〜?

使えなくなると余計にパソコンが気になって、手が震え出すわ、頭は痛くなるわ、

子供は泣き出すわ
(関係ない)

パンツが破けるわ
(これも関係ない)

フランスのドビルバン外相が演説で頑張ってくれるわ 
(拍手)

ボナペティ カレーマルシェ? 
(全然関係ない)


鹿島アントラーズが中国の大連実徳に勝わ
(祝)

まぁ、何だかんだあって、改めてパソコン中毒になっていたことに驚きです。


そして今日、さっそく保証書を持って購入した店に行きました


「店員さん、すみません。ディスプレーを見たいのですが・・・」

「ハイ。こちらです」

「どのくらいの価格ですか?」

「1万5千円からありますよ」

「実は、ここで買ったディスプレーが壊れたので、保証による修理は可能ですか?」

「ハイ、大丈夫です。対象になりますよ」

「本当ですか? 良かった」

「メーカーに修理を依頼するので、当分、預かることになります」

「えっ、それは困ります。 サイトの更新が・・・」

「それでしたら、中古品を無料で貸し出します」

「おぉ、なんと親切な店員さん。この店はサービスがいいですね」 (感謝)

「そんなこと、無いですよ。当店は安心信頼がモットーです」


すぐに修理依頼書を書き上げ、手続きを済ませました。


「この様な修理代は、普通どのくらいかかるのですか?」と、訪ねると

「今までの例ですと、3万5千円位ですね」

「保証だから、当然無料ですよね」

「ハイ、免責の分以外は」

「免責?・・・(聞いてないよ) 免責額はいくらですか?」

「お客さん。おどろかないで下さい。なんと、3万円です」

「それって、5千円分だけが保証ということですよね」

「そうです」 (キッパリと)

「そうって、あんた。新しいのを買った方が安いじゃん」

「そうなりますね」

「なんで、それを早く言ってくれないんですか?」

「なんでだろ〜 なんでだろ〜  なぁでだ? なんでだろ〜?」

「何でだじゃないでしょ?」 (怒)

「当店は安心信頼がモットーですから」

「じゃねーだろ」

※ 修理よりも買った方が安いなんて、まったく変な世の中ですね。




              2003.2.21

●博士と助手 (第4話)

「博士。一体、何を悩んでいるのですか?」

「あぁ、それがな、脅迫状についてなんじゃが・・・」

「えっ、脅迫状が届いたのですか?」

「いや、そうではない。将来、素晴らしい研究をしたときに備え、
 対策を考えていたところじゃ」


「博士。それだったら、素晴らしい研究が出来てから悩んだ方が良いのでは?」

「おぉ、君は素晴らしい。なんとも解りやすい理論じゃな」

「ありがとうございます。ところで博士。研究の方は?」

「うむ。今は鉄の研究をしとる。君の鉄のイメージは?」

「はい。硬いとか、金属、さびる・・・そんなところですかね」

「君はまだ若いな。鉄は高熱で溶けるぞ。それに、ハガネにすればさびない」

「なるほど・・・。それでは、博士の鉄のイメージは?」

「ワシの場合、鉄 → 地球にある鉱物 → なぜ鉄が地球にあるのか?
→ なぜ宇宙があるのか? → なぜ宇宙に自分が存在するのか?
 
→ 鉄でこんなことを考える自分に意味があるのか?
 
→ 鉄でこんなことを考えたことが既に意味があると思うが・・・
 
→ しかし、それが一体何の意味になるのか?
 
→ でも、これを考えたことに意味があったかも?
 


「博士。もしかして、それは鉄学ではなく
哲学では?」

「なんじゃいそれは? 世の中にそんな学問があったのか?」

「博士。それで、結論は出たのですか?」

「そんなこと解らん。それより、フェロモンの研究が先じゃ」

「ピンクのブラジャーが化学反応を起こしてフェロモンが発生する研究ですね」

「おどろくなよ。ワシは、さらに新たな物質を発見したのじゃ」

「博士。なにを見つけたのですか?」

「プリン体じゃ」

「あのビールに多く含まれているという、今話題のプリン体ですか?」

「そうじゃ。ピンクブラジャーのフェロモンが結合して出来たのがプリン体じゃ」

「博士。その物質はどこにあるのですか?」

「ブラジャーの中じゃ。ほら、走っているあの娘。プリンプリン揺れておる」

「博士。あれはオッパイです」

「・・・マスコミや企業の宣伝をそのまま信じてはいかん。あれこそがプリン体じゃ」 

「博士。遂に社会常識をうち破りましたね」

「ときには常識を疑うことも大切じゃ」

「博士。とりあえず、おめでとうございます。これで、ノーベル賞も夢じゃないですね」

「わっ はぁ はぁ。これでワシも、世界の仲間入りじゃ」

 つづく



●ぷちコラム

今回は、ライフ・スペースのタカハシ代表こと、定説じいさんについて考えてみました。

定説じいさんの論法は

神は絶対で唯一 → ワシは神として存在 → すなわち、ワシの言うことは絶対で唯一(定説)

しかし、余りにも常識からはずれているので、国民に相手にされませんでした。

僕は、これと同じ論法でものを言う人を見つけました。

アメリカこそ絶対の正義 → アメリカ大統領は正義の象徴 → 私の言うことは全て正義

しかし、アメリカと日本以外の国民は、それが非常識だとみんな知っています。

この理論構造は、全く同じです。

それにしても、日本の総理や外務大臣は 本当に情けない。

確かに、アメリカに逆らえば、さらに経済が混迷するのは分かります。

でも、これじゃ、日本はアメリカに飼われているイヌですね。

エサのお預けをくわないように飼い主の顔色をうかがっているだけ。

イヤ、悪意がこもっているのでイヌ以下ですね。

アメリカと日本、さらにアメリカと日本国民の行く末が非常に心配です。



 
            2003.2.23

●ママと娘の物語 第8話  〜お買い物〜


「ちょっと 出かけてくるわね」

「ママぁー。ワタシもお買い物に行く」

「いいわよ。だけどお菓子は1つだけね」

「はーい」



「さーて、これで買うのは全部そろったわね。ねぇ、買うお菓子は決まったの?」

「うーん。ここには気に入ったお菓子がないの・・・」

「それじゃ、今日はなしね」

「ヤダよー。ねえ、ママ。前から欲しかったお菓子があるんだけど」

「このお店には売ってないの?」

「うん。そのチョコレートは自動販売機に売ってるの」

「そう。それじゃ帰りに買っていきましょう」

「やったー。ねぇママ、何であのレジだけ沢山人が並んでるの?」

「ほらね、あの店員さん。
ホスト系だし、カゴを運んでくれるから人気があるのよ」

「ふーん。あの人、郵便屋さんなんだ・・・」

「それは、ポスト系でしょ。ママも あの列に並ぶからね」

「ママぁ。早く帰ろうよ」


「あのね。ママがね、一日で一番楽しみにしている時間なんだから、ちょと我慢してね」

「何が楽しみなの?」

「お釣りを渡してくれる時に
手が触れる瞬間

「ママぁ。もしかして寂しいの?」

「アナタは可愛くないはね。今日は、お菓子買いません」

「ママぁ。ごめんなさい」




「ママぁ。これ、これ。お菓子この自動販売機だよ」

「あら、ちょっと高いのね。今回だけですよ」

「やったー」

(ピーィ ゴトン)

「ムチャ、ムチャ・・・ママぁ。これって全然美味しくない・・・」

「なんなのこのお菓子? ガム?」

「ママ。ゼリーって書いてある。しかも、ビローンって伸びてきたよ・・・?」

「フーセンガムじゃないの?」

「ガムっていうより、ゴムみたい」

「何ていうお菓子なの?」

「明るい家族計画コ○ドーム・・・って書いてあるよ」

「あんた。寂しいママへの当てつけ?」

「ママも食べる?」

「あっ、そうだ。今度ね、ママからですって言って、さっきの店員さんに渡してきてね」


「ママぁ。ダメだよ、そんなことしちゃ」

「アナタ、これ何に使うか知ってるの?」

「はい、チューのとき」 (森永ハイチュー)・・・オチはおやじギャグかよ



              2003.2.26


●文明の比較

皆さん、こんばんは。このところ、花粉症に悩まされ、絶不調の琥珀です。

今回は、都会と田舎の生活習慣を比較してみました。

さあ、あなたの文化的生活度をチェックしてみましょう。


1.ファッション(制服)


 
都会の高校生:女子=短いスカート
            男子=ブランドの学生服

 
地方の高校生:女子=アフロヘアーに長いスカート
            男子=腰までズボンを下げてパンツを見せる

 
田舎の高校生:女子=モンペ
            男子=ジャージ

 
秘境の高校生:女子=葉っぱ
            男子=動物の角

2.情報の伝達方法


 
都会の人:画像転送機能付き携帯電話
 
地方の人:携帯と公衆電話
 
田舎の人:伝書ハト
 
秘境の人:のろし

3.娯楽


 
都会の人:映画や観劇など
 
地方の人:インターネット
 
田舎の人:冠婚葬祭
 
秘境の人:儀式の踊り

4.風俗


 
都会の人:風俗店へ
 
地方の人:アダルトビデオ
 
田舎の人:
夜這い、風呂のぞき
 
秘境の人:山羊・・・(って何だ?)

5.ライフスタイル


 都会の人:
多忙、ストレス、争い、犯罪、不審
 地方の人:
多忙、ストレス、競争
 田舎の人:
自給自足、信頼
 秘境の人:
自由

琥珀さんは、これを書いていて思いました。
どこで、どんな生活をしていても、本人が楽しいと思えば楽しいし、
本人が辛いと思えば、何でも辛いんだなあと。
儀式の踊りなんか、さぞ楽しいんだろうなあと。
・・・秘境の人になりたい(マジで)

やっぱり、花粉症で今一つ笑いネタが出ません。次回に期待です。



            2003.2.28

●テーマパーク

景気低迷が長引き、バブル期に開業したテーマパークがどんどん閉館に
追いやられています。

そこで、今回はテーマパークに勤める社員のために、集客力を備えた再建の道
考えてみました。


1.神秘的なテーマパーク

 未来予測が困難で、神秘的なものに興味が引かれている 
 昨今の時勢をテーマにします。

 
パビリオン:占い、クジ、風水、除霊、守護神診断、手相など
         神秘的なものを集めます


 
イベント  :各所に、霊山や神社、教会、墓地などを配置し、
         名所巡りやオリエンテーリングを開催します。
         また、各パビリオンでは、参加型の結婚式や葬儀も執り行います。


2.シンデレラ的なテーマパーク

 人間として生まれてきたからには、
「誰よりも輝きたい」という願望を
 叶えてさせてあげます。
 各パビリオンでは、10分だけ憧れのヒーローになれます。

 

 
パビリオン:ハリウッドの国、億万長者の家、アニメの部屋、
         アダルトビデオ撮影所など


 
イベント :各パビリオンの主役はあなたです。
        映画スターになるも良し、高級料理を食べるのも良し、
        AV監督になるも良し


3.サバイバル的なテーマパーク

 
パビリオン:野外に熱帯雨林を作り、回りを電流と高い壁で囲います。
         入り口だけ設置し、参加者が2度と出られないようにします。


 
イベント  :暴力が好きな人達を招待し、食事と武器を与え 
         サバイバルゲームをさせます。


 
      ※ 暴力的な人が減少し、世界に暴力のない平和な社会が訪れます。


4.アダルト的なテーマパーク

 世界の風俗壌や風俗の歴史、最新システムを紹介します。
 もちろん、スタンプラリーで参加 (入店) もできます。


テーマパークを運営する社長や社員のみなさん、参考になりましたでしょうか?

これからのテーマパークは、入園者が参加できるイベントを提供することが
成功への秘訣と考えます。

あのディズニーランドさえ、
長時間待たせるという参加型のイベントを取り入れています。

これからは、大人だけでも参加できるような、大人向け巨大アスレチックや、
TV番組のサスケなども時代のニーズに合っているでは?と、琥珀さんは思います。



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