電言板         2003年3月 上期        Next   Back   Home


            2003.3.3

●博士と助手 (第5話)

「博士、大変です。貴重なサンプル標本が行方不明です」

「何を騒いでいるんだね。標本なんかまた取ってくればいいじゃろ」

「まぁ、そうですが・・・絶滅危惧種の標本もなくなってます」

「なぁーに、誰かが借りていったんじゃろ」

「そうだと いいのですが。ところで何か新しい発見はありましたか?」

「それがじゃな。ティッシュペーパーなんじゃが」

「ティッシュがどうしました?」

「1枚取ってくれんか?」

「はい、博士。どうぞ」

「君も知らなかったようじゃな。1枚だと思っていたティッシュは、本当は2枚なのじゃ」

「えっ、どういうことですか?」

「ほれ、良く観察すると薄い紙が2枚合わさっておる」

「博士。これを製造したメーカーの人たちは知っていると思いますが・・・」

「この発見はやっぱりダメかね?」

「博士。手品のネタなら使えると思いますが・・・」

「そうか、その手があったか。1枚のティッシュを突然2枚にする・・・新しいアイデアじゃ」

「博士、やりましたね」

「早速、ミスターマリックや引田天功にアイデアを売りつけるんじゃ」

「博士・・・これで、当面の研究費が稼げますね」

「よーし、取りあえずカンパイじゃ」




「博士。このキツイ匂い、何のお酒ですか?」

「消毒用アルコールじゃよ」

「は、博士。これは飲めませんよ・・・」

「そうか。それじゃ仕方ない。これでカンパイじゃ」

「今度は何ですか?」

「養命酒じゃ」

「まあ、これなら何とか・・・」


「やっぱりつまみは、ホルマリン標本に限るな・・・」

「博士・・・標本がなくなっている原因は博士だったんですね・・・」

「まぁ、固いこと言わずに君も一つどうじゃね」

「確かに、このツーンとくる独特の香り。今まで食べたことないです」

「人生。美味いものを食べ、養命酒を飲んで長生きじゃ。わっ、はっ、はっ」


※ ホルマリンは発がん性物質なので食べられません。

 つづく




            2003.3.5

●有名人 ⇔ 似ている言葉

  パン 賛成  →  ルパン三世

  磯野 ワカメ →  磯のワカメ

  磯野 波平  →  安室 奈美恵

  金沢文庫   →  金沢 文子

  甘い香り   →  あまい かおり

  オダマリ   →  小田 真理

  可愛い    →  わかい ゆい

  イチゴミルク →  苺 みるく

  ※ 途中からAV女優しか思いつかないんですけど・・・



            2003.3.7


●季節のあいさつ

季節感を取り入れた個性的な手紙の書き出しって難しいですよね。

在り来たりではつまらないし、かといって良さそうな書き出し文は考えつかない。

そこで今回は、季節感あふれ独創的な時候の書き出し文を考えてみました。


初春・・・ ヤマザキ春のパン祭りも始まり、犬猫も盛りがついた今日この頃、

初夏・・・ 女子高生の衣替えも終わり、ブルマーの気配が感じられ、

盛夏・・・ ワキガの香りが漂い、電車での通勤が尚一層と厳しくなりましたが、

初秋・・・ 幻覚キノコが収穫時期を迎え、妄想お花畑が恋しく思う頃、

初冬・・・ ミカンとコタツと水戸黄門の三種の神器が楽しみな季節となりました。


みなさん、こんな書き出しで手紙を書いてみてはどうでしょうか?

季節感あふれる独創的な書き出しで、あなたの個性を発揮してみませんか。

必ずや慰め、病気見舞いなど、あなたを心配してくれる返事がくること間違いなしです。



            2003.3.9

●博士と助手 (第6話)

「博士。この辺で、私の白いハンカチ見ませんでしたか?」

「おう、ワシは、ハンカチなんぞ知らんぞ・・・」

「そうですか。ところで博士、研究は進んでますか?」

「それがな、未確認な情報なんじゃが・・・」
 

「なにかおもしろい話でも?」

「UFOのことなんじゃがな」

「宇宙船ですね、博士」

「いや、まあ・・・ちょっと」

「だって、未確認情報でしょ?」

「ここにな、置いてあったんじゃが」

「UFOの写真をですか?」

「いや、本物じゃ」

「博士・・・。この部屋には、いくら何でも宇宙船は入りませんよ」

「だから、日清ヤキソバUFOのことじゃよ」

「はぁ? 博士。・・・あっ、あれですか。あれなら、私が食べました」

「なんだと。勝手に人の物をとってはならんぞ」

「すみません、博士。お昼ご飯を食べ損なったもので・・・」

「しょうがないな。今回だけは大目に見よう。ひとつ貸しじゃぞ」

「ありがとうございます。 さすがは博士、人間が出来てますね」

「はっ、はっ、はっ。・・・ハックション。えーと、ハンカチ、ハンカチと」

「あっ、博士。それは、私のハンカチです」

「なに言ってるんだね、これは白いパンティーじゃよ」

「それ、私がハンカチ代わりに使っている・・・」

「えっ、あぁ、そこに干してあったから・・・つい・・・ほしくなって」

「博士。人の物を勝手に取ってはいけませんよ」

「そりゃそうじゃが・・・。なんで君がパンティーなんか持ってるんじゃ?」

「これは、私が愛用している・・・」

「なんと、君も、
ワシと同じ趣味だったんじゃな」

「えっ、博士も・・・ですか・・・」

 つづく




           2003.3.11

●秘密

秘密・・・ なんとも怪しい言葉です

秘密基地・・・ 子供の頃、親には内緒の秘密基地で遊びました

秘密の部屋・・・ 社会人になりたての頃、夜な夜な遊びに行ってました(友達が)

秘密のまま使われなかった秘密兵器・・・ 秘密にした意味がないです

甘くてトローリ・・・ それは、ハチミツです

完全な計画・・・ 
それは、ち密です

大都市東京・・・ それは、か密です

ちび丸子ちゃんの街・・・ それは、清水です

ちび丸子ちゃんの下着・・・ それは、シミーズです

土を掘るとたくさん出てきます・・・ それは、ミミズです

まぁ、誰だって秘密と言われれば、どうしても見たくなるのが人情です

僕も、私の恥ずかしい秘密の写真を送りますの広告に、

何度騙されたことでしょうか・・・



          2003.3.14

●ホワイト・デー 〜 僕からの贈りもの 〜

今 この時 あなたは僕の心の中を見ている 

そして僕は まだ見ぬあなたを求め 探している

同じ星に 同じ時代に 同じ時間に 同じ場所で巡り会えた奇跡

今 世界は終息に向かい 新しい時代が始まろうとしている

こんな時代の君は僕の心の支えだから 永遠にここにいてほしい

僕はあなたを知らなくても あなたの想いが僕には伝わる

同じ色 同じ音 同じ心 同じ光を持つあなたに一目逢いたい

たとえそれが 果かなく切なき刻になろうとも・・・

輝く綺麗な光を身にまとい 未来への翼を持つまだ見ぬ君へ 

 僕の言葉を贈ります


※ ホワイトデーなので、ラブレター風味なエッセイを書いてみました。
   一体、誰のためにこんな恥ずかしい言葉を並べているのでしょうかねぇ?



Next   Back   Home