樂の音その73

樂の音その73



在日コリア・フェスティバル
09/8/14
 りっちゃん

チマチョゴリ友の会のキムチの仕分けのお手伝いに行った時にご招待券をいただいたので、行ってきました。

東名が不通のため、作業が翌日に変更。それで行けるようになったのよね。アクシデントが幸いしたというか・・・行きに高田馬場で、人身事故に遭遇。これも幸いに、無事救出。怪我はしていたのかもしれないけれど、命に別状無しと駅員さんが言っていた。「良かったァ!!」。原因が単なる接触事故か、自殺を図ったのかもわからないのだけれど、これを機に、「いのち大事にしてね!」であります。

で、遅刻してしまって、一人目の打楽器演奏は聞き逃してしまった。二人目が、津軽じょんがら。どうもね、同じ三味線なのに、とてもリズムカルなのに、好きにはなれない。どうしてか、聴きながら考えたら、これは「ロック」なんだと・・・「ロック」はよくわからなくても嫌いではない。ただ、クラッシク音楽が好きな人からすると、きっとうるさいだけなんだろうなぁと思ったら、ああ、私もそんな感じなのかもしれないと思った。長唄を子どもの時に聞き馴染んでいたから違和感が先にたってしまうのかもしれない。

声がいまいちではあったけれど、ソプラノの千恵Lee Sadayamさんの歌は、表情たっぷりで満足した。特に2部の「猫の2重唱」が良かった。楽譜が欲しくなった。衣装も良かったなぁ。女性にグラマーな人が多くて、それも見ごたえがありました。シャンソンは、残念ながら、「演歌」だった。韓国の曲だからかな?「雪が降る」はシャンソンだったから。

在日コリアン一世のための音楽会と銘打っていたけれど、どうも、それよりは在日コリアの若手のための演奏会という印象。ジャンルがいろいろで、そういう意味では「センブンス」みたいで、面白かったけれど、在日一世が「津軽じょんがら」や「ある晴れた日を」「赤とんぼ」を愛唱したかどうか疑問だよ。朝鮮語の歌も、演歌を含め、いくつかあったけれど・・・

「故郷の春」は国立の学習会で歌ったので、こった編曲だったけれど楽しかった。最後に全員合唱「故郷の空」、「会場の皆様も」と言っていたけれど、残念ながら、ハングルで書かれているので読めない。他の会場の人もほとんど歌っていなかったのではないかと思う。照明が薄暗かったのも、字が小さいのも原因の一つだけれど、もしかしたら、読めない人も多かったのかも。休憩時に、「何語で歌っているのかわからない」という声が聞こえた。

そういえば、台風の中聴きにいった「隣人と共に」コンサートでは、朝鮮語が飛び交い、「ここって日本?」って感じがしたものだったけれど・・・それに、みんな凄く感激屋さんで、拍手とかが熱かったけれど、そういう雰囲気ではなかったなぁ。みんなおとなしかった。その分は期待はずれ。でも、パンフレットに何曲か楽譜が着いていた。ハングルでも歌えるようになりたいなぁと。読み方だけでもならいたいなぁと・・・意味まで理解するのは難しいけれど、表音文字だから、読むには便利な文字なんだよね。古い本だけど、「ハングルのやさしい決まり文句」という本がうちにあるのだ。チャレンジしてみようかな?ハングルで歌えるようになりたいな。





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