寒さに耐えていたホトケノザが、麦をやめた田んぼを紫色に染め上げたと思ったら、水仙が咲きダイコンソウや菜の花が咲き競っています。ほったらかしの我家の庭にも何時の間にか桜草が勝手に芽吹いて薄いピンクの花を付け、スミレや頂きもののワスレナグサが足の踏み場もないほど咲いています(元々狭くて足の踏み場はないんだけど)。また花の季節ですね。カタクリを見に行かないと何となく落ち着かないよね。
で岩宿遺跡のある笠懸の稲荷山のカタクリをみて、それから桐生の吾妻山に登ってきました。吾妻公園にも吾妻山山頂付近にもカタクリはあるけど、稲荷山なら100%外れることがありません。ここのカタクリはバックが緑で白いイチゲや小さくて地味なアマナも一緒に咲いていて、写真が綺麗に見えるよ。
コース:吾妻公園駐車場 11:30→トンビ岩 11:55→山頂 12:30−13:00→吾妻公園経由駐車場
13:50 (所要時間2時間20分)
桐生の旧市街地は道が錯綜して他所者には何度行っても分りずらいですね。道案内を見落とさない様にしましょう。
駐車場:5〜60台分はあるのでしょうが、ウィークデーでも満車状態でした。トイレは完備。
笠懸町稲荷山のカタクリ
吾妻山は何時行っても(と言っても春先が多いですが)、沢山の人達が登っています。私と同年輩かそれ以上の男性が主体ですが、ご夫婦で、お孫さんを連れて、或いは地元の工業高校の山岳部の生徒さんとか、割りと気軽に挨拶し合いながら登っています。もちろんハイキングクラブの団体さんもいます。山頂も地元の主のような人達が車座になっておしゃべりしているようなことが多いようです。
吾妻公園は梅が終わってチューリップが開き始めています。
トンビ岩では疲れてなくてもやはり一休み。登り口にはマンサクや真っ赤なボケが植えてあったりして楽しめます。
吾妻山山頂は常連さんの社交の場。よそ者は少し遠慮して食事しながら一休みです。
山頂で食事しながら山頂の先から戻ってきたご婦人たちに会釈すると、少し歩くとカタクリが沢山咲いてますよ。と聞きもしないのに教えてくれます。みんなカタクリに会えて仕合せそうに顔が輝いていました。
欲張って帰りは前橋公園によって桜まで見てきてしまいました。今年は桜の時期が長いですね。そう、ツバメも戻ってきました。