03.02.28(FRI)          玉原湿原           玉原(武尊)
  玉原スキーパークから玉原湿原を通って尼ヶ禿山へは、昨年一人で出掛け様子がわかっているので、今年はスノーシューの妻を連れて行った。今年玉原では4〜5人のパーティが一時行方不明になったりしているので油断は出来ない。
コース:玉原スキーパーク駐車場 10:00→センターハウス前 10:30→玉原湿原入り口 11:00→玉原湿原 11:10→玉原越え 11:40-12:30(中継アンテナ塔往復+昼食)→センターハウス前 13:35→駐車場 14:10 (所要時間4時間10分)

  道路は朝雪面が凍結しているような所もあったが、帰りはぐちゃぐちゃの雪解け道。スキー場なので駐車場トイレ完備である。ウイークディは駐車無料。
玉原越え目指しひたすら気持ちのよい雪面を歩く。(緩やかな登り)
  前日新雪が有ったのか、軟雪で壷足では玉原湿原側の駐車場の除雪された雪の壁へ登ることも出来ない。駐車場の上でワカン(私)・スノーシュー(妻)を着けて雪の壁を越える。10時だから早い時間ではないが雪面には誰も歩いたあとが無い。我々が一番乗りなのだ。 
 
玉原スキーパークと鹿俣山のピーク
  センターハウスから玉原湿原入り口までは雪に埋まった林道を行く。玉原湿原入り口は左手に閉ざされた小屋があり、右手にこれも埋もれた石の鳥居があって目印になる。玉原湿原から玉原越えの手前までは開けた気持ちの好い雪原である。
 
  雑木林を抜け道路を渡ってセンターハウスへの広場を横断する。空は雲一つ無く尼が禿山が穏やかな稜線を見せている。新雪なのでくるぶしよりは沈むのでかなり歩きにくい。スノーシュー向きの条件なので妻も快調であるが、ワカンと比べてそれほど沈み込みが少ないわけではない。息が切れないようゆっくり歩く。
 
センターハウスへの広場から見た尼ヶ禿山
  玉原越えに出れば谷川岳が見えるのではないかと期待して登ったが、玉原越えからは朝日連峰が、アンテナの鉄塔の近くから谷川岳が見えるが、いずれも雑木に邪魔されて今一で、好い場所を探して歩きまわったが甲斐は無かった。時間的にも丁度よいので食事にして自分の踏み跡をたどって下ってきた。 林道まで戻ると我々以外にも2組ほど歩いた踏み跡が残されていた。いずれにしろウイークディの入山者は少ない。遭難騒ぎが影響したのかもしれない。
  好天で風もなく、太陽の光を二人占めして世間様に申し訳無いなあ、などと脳天気を決め込み、出来るだけ起伏の少ないコースを選んでひたすら尾根を目指す。雪面がキラキラと虹色に輝いていた。
冬の玉原湿原
玉原越えからの谷川岳
玉原越えの標識
玉原越えの中継アンテナ
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