大霧山 766.7m
2019年3月24日(日)
天候:快晴
電車と路線バスのアクセスで東秩父村の大霧山へ。今回のコースは橋場バス停から粥仁田峠を経て大霧山に登り、定峰峠まで尾根を南下、白石へ下る約12Kmのハイキングコース。山里はすっかり春となり、ピンクの花桃が咲き誇っていた。
美しい山麓の景色を眺めながら粥新田峠(道標は粥仁田峠)に。かつて秩父札所を訪ねる人たちで賑わったと伝えられる。ここから大霧山に向って登り一本の尾根どうしの道、山頂が近くなり、急坂を越えるとパッと展望が広がり大霧山山頂に登り着いた。奥多摩から奥秩父の山並み、西上州の山々、雪を抱く浅間山がひときわ目立っていた。吹き付ける冷たい風を避けて昼食タイム。出発までの間、大パノラマを楽しんだ。
下山は南へ。ちょっとガレた急坂を過ぎると緩やかな下り道だ。大霧山と共に比企三山とに呼ばれる笠山、堂平山を左に望みながら歩く。旧定峰峠からは登りとなり、獅子岩からは急登に。登りつめたピークで一憩後、車道が通る定峰峠に下り立った。更に車道を縫って歩く山道を下り再び花咲く山里、白石に到着した。
花咲く小広場でストレッチ
山里から望む大霧山
粥仁田峠で一休み ここから尾根をたどる
大霧山山頂に到着
素晴らしい展望が広がる山頂
雪を抱く浅間山を望む
下山は定峰峠方面へ 山頂直下の岩場の急坂
旧定峰峠は昔の面影がある
定峰峠を経て白井へ下山
ヤマモモやマンサクなどの花が咲き、山里はすっかり春の装いとなったいた。西高東低の気圧配置で少々風が冷たかったが山では素晴らしい展望に恵まれ、外秩父の楽しい山里ハイキングだった。 (完)
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霧ヶ峰 車山 1925m〜八島湿原
2019年2月24日(日)
天候:快晴
この冬は例年になく雪が少ない。車山高原スキー場も人工降雪機が活躍しているようだ。
当初計画のスノーシュートレッキングは不可能で、予定のコースを通常の冬山スタイルで歩くことになった。
車山高原スキー場のリフト2本に乗り継ぎ山頂駅へ。今回の素晴らしい山岳展望が広がっていた。
全員集合を確認して出発。まずはすぐ上の車山山頂に。快晴の空の下、全方向に絶景を眺める。東隣の蓼科山から右回りで八ヶ岳・富士山・南、中央アルプス・御嶽・乗鞍・北アは穂高、槍から白馬までクッキリ、更に火打・妙高、四阿山、浅間連山と素晴らしいパノラマだ。
車山からアイゼン装着。車山肩へいったん下り、車山湿原ルートで蝶々深山へ。ここから再び展望の草原尾根歩き。前方に北アの銀嶺を望み快適に歩く。積雪は少なくパワースノーにアイゼンがよく利く。
小ピークの物見岩で岩陰で風を避けて昼食タイムの後、眼下に広がる八島ヶ原湿原へと下った。
リフトに乗って車山山頂へ
リフト山頂駅前をスタート
車山山頂 大展望の山岳パノラマに感激
いったん車山肩に向けて下る
車山高原の先に浅間山を望む 車山肩にて
蝶々深山 山頂に向う道
蝶々深山の山頂 後は蓼科山と八ヶ岳
物見岩で風を避けて昼食タイム
雪がない八島ヶ原湿原 池は白く氷が張っていた
積雪が極端に少なく、スノーシューハイクはかなわなかったが、好天に恵まれ一日中、霧や雲もかからずに大迫力で美しい山の景色を楽しむことが出来た。十分満足いただけた山行であったと思う。 (完)
山岳展望
南アルプス北部の峰々 左から甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳 右に仙丈ヶ岳
北アルプス穂高・槍連峰 左、穂高連峰 右、槍ヶ岳 右端は常念岳
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鋸 山 329.1m
2019年1月27日(日)
天候:快晴
千葉県の名峰、鋸山。保田側から裏鋸山コースを縦走し、石切り場跡を経て浜金谷へ下った。
鋸南保田IC近く、鋸山ダム下が出発点。林道歩き50分で登山道入口「林道口」に。ここはもう尾根上だ。
樹林の中をしばらく行くと展望の良い岩場の道に。東京湾の南側が広がり伊豆大島が浮いていた。
再び道は照葉樹林の広がる中へ。鋸山と言われるごとく何回もアップダウンを繰り返して一等三角点の山頂に。北側だけが開け遠く東京方面を望む。狭い山頂はたちまち多くのハイカーで埋まってしまった。
更にアップダウンを数回、本コースのメインスポット「東京湾大展望台」の小ピークに到着。海越しの富士山を中心に三浦半島、箱根・伊豆半島、伊豆大島、遥か遠く、南アルプスの銀嶺も望めた。
岩を削って作った急な絶壁の階段を石切場跡まで下る。ここからは有名な観光コースだ。劇場の様な広大な石切り場跡などを巡り観月台と称する展望園地を経て浜金谷駅へと下った。
保田から林道を登って着いた「林道口」 ここから縦走が始まる
岩場の尾根に出ると伊豆大島が目に飛び込む
一等三角点の鋸山山頂 多くの人でたちまち埋まる
雰囲気の良い縦走路 アップダウンも多い
今回のビューポイント「東京湾大展望台」 地球が丸く見える?
巨大な石切場跡 1985年まで採石されていっというが
観月台で最後の眺望を楽しむ まだ富士山の姿があった
ローカル色たっぷりの内房線浜金谷駅
屏風のように立ちはたかる鋸山(石切り場跡)
冬晴れの快晴に恵まれて素晴らしい展望を満喫した。低山ではあるが今回の裏鋸コースは岩山のアップダウンの繰り返しも楽しむことができた。スイセンは峠を越し、梅や早咲きの桜がチラホラ、寒い中にも一足早い房総の春を感じ取ることができた。 (完)
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大塚山 920m〜御岳山 929m
2019年1月13日(日)
天候:曇りのち晴れ
今年も初詣&新年会山行は御岳山。今回のコースは大塚山経由としました。
2、3日前は雪の心配がありましたが、当日は風もなく穏やかな冬空、アイゼンを付けなくてすむとホッと胸をなでおろし…。
古里駅から吉野街道を御岳山登山口の丹三郎へ、休憩舎もあって、ここで登山の準備です。
イノシシ除けの柵戸を開けて、ここから杉林の中を歩きます。急な登り坂ではないので、結構歩き易い・・・。
1時間程で林道を横切り、まもなく飯盛杉に到着。(先代は、落雷で焼失、二代目だそうで、婚礼の時にご飯をお供えしたとか・・・)どの杉の木だろうかと、皆でワイワイ・・・
間もなく尾根になり、落葉樹林を越しに見晴らしも良く、多摩の山峰を愛でながら枯葉を踏んで進みます。
リフトの分岐を過ぎて、少し行くと、杉の木にお尻のこぶを発見、見事なオシリ・・・(残念写真なし)。
上り坂を進むと大塚山に到着。御岳山の奥の院が、樹の間から見られます。
暖かい日差しの中を下ると、日陰のモミの木に雪が、うっすらと・・・。少しの雪で本当に良かった。
ビジターセンターを抜け、ちょっとキツイ舗装道路を通り抜けて先ずは武蔵御嶽神社に参拝しました。
新年会恒例の「藤本荘」ではロウバイの花やオニユズがお迎え、春の香りに満ちています。
多摩名産のコンニャクや・アユ・そば等食べきれない料理を堪能し、2時間程、楽しい時間を過ごしました。
さっそうと丹三郎の御岳山登山口へ
「飯森杉」 古来より地域住民に愛された丹三郎のシンボル
落ち葉を踏んで大塚山へ向う
大塚山の近く こんな道も
御岳山に着いて先ずは神社に参拝
待望の新年会 今年もも魅力的な料理に感激
お酒も美味しかったです
満足! 満足! 帰りの事は忘れて楽しく過ごしました
宴会ではお酒も進みます。和気あいあいのひと時を過ごし記念写真を撮ってお開きです。
今年も安全で皆で楽しい山登りが出来ますように! そしてお天気に恵まれますように。 (完)
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八溝山 1022.0m
2018年12月9日(日)
天候:晴れ
茨城、栃木、福島の3県にまたがる八溝山。茨城県では最高峰の山である。8合目付近には日本名水百選選ばれた「八溝川湧水群」があり「五水」を巡って山頂へと至る。
アクセスのバスは常磐道、那珂ICを出て一般道を延々と約65K走り、大きな鳥居が建つ蛇穴(じゃけち)登山口到着した。八溝林道入口が登山口だ。青空の下だが気温は一段と冷え込み、冷気が漂っていた。
ストレッチの後、出発。しばらく林道歩きと覚悟をしていたが10分ほどで旧登山道の山道に入り、林道ショートカットして登る。林道の上部に出て車道を歩いて行くと日輪寺への入口を右に見る。下山にとる道だ。
少し先で山頂への旧参道へ。見事なブナ林の山腹をゆるく登って行くと湧水の一つ「金性水」に。あれ〜、水がないよ〜! 残念ながら流れ出る水は見られなかった。さらに登り過程で残り四つの湧水を訪れるもすべて涸れていた。冬季渇水期は涸れるようだ。
八溝嶺神社の鳥居をくぐり社殿に詣でる。神社裏手の高台が一等三角点がある八溝山山頂だが城形の展望台眼に入り、まずはそこへ上る。山頂より一段と高く360度の眺望が得られる。雪雲が山頂部を隠す那須連峰、晴れ渡る関東平野には筑波山が浮んでいた。
蛇穴登山口は八溝林道入口 八溝嶺神社の大鳥居
八溝川湧水群から山頂への旧参道入口 山頂まで1.7Kmだ
ブナ林の山腹の路を行く
金性水に到着 期待した湧水は涸れていた
二番目の湧水「鉄水」から八丁坂の急坂を登る 長くはないが直登だ
湧水巡りを終えていよいよ山頂 白馬に迎えられ八溝嶺神社へ到着
八溝山頂と展望台
那須連山方面は雪雲が覆う
ここ、茨城・福島の県境、大きくは関東と東北の境をまたぐ
山頂の三角点を囲んで昼食休憩。ときおり小雪が飛んで来て舞っていた。
下山は日輪寺コース。30分もかからず日輪寺に到着。ここへの車道が入っている。太い杉並木の参道を下る。ワサビ田のある沢を渡って登り返して往路にとった林道に出た。我がバスが待っていてここで登山行程を終える。帰路、大子町の「森林の湯」で汗を流しビールで歓談した。
この冬一番の冷え込みだったようですが風は強くなく快適でした。雪積もる前の静かな山歩きでした。 (完)
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御正体山 1681.4m
2018年11月11日(日)
天候:曇り時々晴れ間
御正体山は道志山塊の最高峰、今回の登山は北側の県道24号線、三輪神社前からスタート、下山は道志村の白井平(御正橋)へ下るコースとした。山頂までの標高差は1000m超で、登りがい歩きがいがある。
しばらく林道を行く。植林帯を抜け紅葉を愛でながら林道終点へ1時間以上歩いてやっと登山道に入る。
尾根に乗のると急登の連続。ひたすら足元を見ながら登る。やがて落ち葉が深く、赤テープを頼って登る。
やっとの感で峰宮跡の主稜線に飛び出た。コース唯一の富士山展望ポイントだが冠雪の山容は雲のベールの中だった。山頂へはなおも30分強、間にちょっとスリリングな急傾斜もあり緊張する。
山頂は展望なしだが深山の雰囲気が漂う。長めの昼食休憩の後、北東方向の尾根を下る。こんどは急降下の連続だ。鞍部で白井平分岐となり右へ。こちらは優しい尾根を下る。再び紅葉の樹木を見ることに。
小沢に下り立ち、水の流れに沿って行くと狭い林道に乗り入れ待っていてくれていたバスの姿を発見。感謝感激!さっそく都留市の「芭蕉月待ちの湯」に向った。
都留市細野の三輪神社から林道をつめて行く
尾根にとりつくと急登が始まる
途中の平坦地でひと息入れる 紅葉は終わり落葉が積み重なっている
やっと稜線の分岐(峰宮跡)に登り着く
スリリングな急降下
御正体山山頂での昼食タイム
白井平(御正橋)への下山口
小沢が合流する河原で最後の休憩
急勾配の登り下り、6時間を超す山行でした。展望には乏しい山ですが晩秋の山の雰囲気は良かったとおもいます。達成感のある充実した山行でっした。 (完)
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安達太良連峰縦走 安達太良山 1699.7m〜箕輪山 1728m
2018年10月14日(土)−15日(日)
天候:両日共 曇り
くろがね小屋に前泊して安達太良山から鉄山、箕輪山、鬼面山と縦走した。
一日目(奥岳登山口〜くろがね小屋)
奥岳登山口から渓谷自然遊歩道に入る。色づき始めた紅葉が始まっている烏(からす)川沿いに二階滝、魚止滝、昇竜滝、平滑の床と、美しい水の流れと色づき始めた紅葉を眺めながら上流へと歩く。僅か30分ほどで烏川橋で林道に出て遊歩道は終りだ。橋元のベンチで昼食休憩をとってからくろがね小屋へと向う。登山道を登って行くが何回か「馬車道」と呼ばれる林道を交差する。「八の次」に出て、ここからは林道歩きで緩やかに登って行く。勢至平を過ぎるまで下山する大勢の人たちとすれ違う。さすが紅葉の人気場所だ。展望スポットではガスで山頂部は見えなかったが回りは一段と鮮やかな紅葉となり、すっかり目を奪われながら今宵の宿、くろがね小屋に早々と到着した。
自然歩道の入口
昇竜滝
平滑の床を左に見て歩く
展望スポット ガスで山頂部は隠れていた
下山する対向者も少なくなって順調に歩くメンバー
紅葉の絶景ポイント 思わず立ち止まる
くろがね小屋 周囲は紅葉に染まる
くろがね小屋は温泉付きだ。14時到着チェックイン。さっそくかけ流しの温泉を堪能。夕食までの長い時間をビールやお酒をお伴に皆さん大いに盛り上がる。
二日目(安達太良山脈縦走)
曇り空の下、小屋を出発。まずは安達太良山を目指す。火山礫の山腹を登って行く。峰の辻を経て安達太良山直下に到着するとガスが動き時折晴れ間が現れ始めた。荷をデポして山頂へ。写真撮影に興じる折、一瞬の晴れ間から雄大な景色を見ることが出来た。
目指す安達太良山は直前に
安達太良山の山頂
ここからは尾根を北へ。牛の背を通り鉄山へ向う。左側は沼の平だ。ガスが晴れたり閉ざしたりする中、荒々しい風景が目に入る。硫黄の臭いもただよってくる。赤茶けた粘土質の道を慎重に通過、鉄山に登り着いた。
沼の平(噴火口) 遠方に青く秋元湖が覗く
牛の背にて ガスの晴れ間に現れる光景に足を止める
鉄山(てっさん)の登り
鉄山(1709m)から長いスロープ状の尾根を鉄山避難小屋まで歩き休憩。次に目指す箕輪山(みのわさん)が見え隠れしていた。安達太良山脈の最高峰で大きな山容だ。避難小屋を後にハイマツのなだらかな稜線を行き、いったん鞍部へと下る。登り返し30分で箕輪山に。360度の大パノラマなのだが遠方の山は雲が覆っていた。振り返ると安達太良山・鉄山からの尾根道が見え、雲の晴れ間には東吾妻・西吾妻連峰、磐梯山などが望まれた。
前方に箕輪山を望む
箕輪山 広い空間で昼食タイム
箕輪山からはもう一座、鬼面山を越えてから土湯峠へ下ることになる。
山頂から横向温泉へ道を分けると溝のようにえぐられた登山道を延々と下る。コース中最大の難所と言うべきところだ。ストックをしっかり付いて慎重に足を運びながら下った。
やっと平坦になり、やがて鬼面山の登りに。ここは難なく登り返し山頂に立つ。大きな箕輪山の姿を望み小休止の後、平湯峠に向って下る。視界を再びガスが覆い始めて来た。峠から下山口の野地温泉までのブナ林は幻想的な光景を映しだしていた。
最後のピーク鬼面山 バックは箕輪山
野地温泉口までは美しいブナ林が続く
下山地の野地温泉ホテルで硫黄泉の素晴らしい温泉を楽しみ身体を癒した。
曇り空の2日間だったが雨には降られず、時折覗く青空に僅かながらも展望も得られました。安達太良山の火山地形、錦おり成す紅葉、幻想的な樹林と秋の山を十分味わことが出来ました。 (完)
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高尾山 納涼&夜景
2018年9月16日(日)
天候:曇り
数日間涼しい日が続いたが暑さが戻り、タイトル通りの納涼会がケーブル山頂駅のレストラ「ビアマウント」で行うことができました。
もちろん山登りで行く。旧甲州街道の蛇滝口を午後の4時スタート、蛇滝を経て霞台へ40分ほどで到着。
納涼会まで時間があるので1時間ほどの自由時間となった。付近をゆっくり散策する人、すっかり空いた一号路を薬王院経由で高尾山山頂を往復した男性グループもいた。
午後6時、ビアマウントに。待望の最上階に陣取り乾杯! 涼しい風が抜ける中で、バイキング形式の飲み放題・食べ放題を楽しんだ。すっかり暗くなった空の下、八王子市街の夜景が広がっていた。
午後3時50分 蛇滝口の広場でストレッチ
登山口付近で 左:ゲンノショウコ(現の証拠) 右ツルボ(蔓穂)
現の証拠は東日本では白い花、西日本には紅紫色の花が多い
ヒガンバナが早くも最盛期
沢沿いに蛇滝へ向う
小滝のそばにとシュウカイドウ(秋海棠)が咲く
霞台(一号路) 高尾山の賑わいは終わり店もクローズ
ビアマウントで納涼会
八王子市街の夜景
2時間の宴を終えてケーブル山頂駅前で解散。ケーブルカーで下山しましたが夜の一号路を歩いて下った人もいたようです。
軽い登山を兼ねた楽しいひと時を過ごしすことができました。夜の高尾山もおもしろい! (完)
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蓼科山 2530.7m
2018年9月9日(日)
天候:曇り
生憎の曇り空ながら雨の降る様子は感じられず七合目駐車場から登山を開始。鬱蒼と茂るシラビソなどの原生林、深い苔が林床を覆ったいる。将軍平まで登り一本の道だ。途中、このコースで唯一の展望地、天狗の露地では眼下に女神湖が瞳のように見えていた。急登となった荒れ気味の道を乗り上げると将軍平に到着。行き交う登山者は多い。山頂はガスが深く風も強いとの情報で急きょ早めの昼食タイムとした。
将軍平から山頂を往復する。積み重なる岩を縫って登る。このコースのハイライトだ。下る人も多く、入り乱れて岩場をアタック。約40分で山頂の一角ヒュッテ前に。ガスで視界ゼロの中、少し先の蓼科山山頂に到着。
一等三角点にタッチで登頂を果たし、登って来た岩場を今度は下って将軍平に無事戻った。
下山は大河原峠へ。縞枯れ現象が見られるなだらかな尾根、佐久市最高地点を通過、原生林の中の石ゴロの急傾斜を下り切って三角屋根のヒュッテが建つ大河原峠に到着した。
七合目からの登山道 苔むした原生林の中を登る
将軍平までの登り途中で唯一の展望所 天狗の路地 女神湖が望める
将軍平に到着
将軍平の小屋前で昼食タイム
山頂への急登の始まり 岩を縫って登る
空が開けてまもなく山頂だ
蓼科山山頂に到着 ガスで展望は無しだが感劇の一瞬
将軍平に戻り下山は大河原峠を目指す 「縞枯現象」の尾根道を行く
佐久市の最高地点を通過
下り立った大河原峠にバスが待っていた
ガスが立ち込めて展望には恵まれませんでしたが神秘的な原生林、岩が重なる独特な地形、大河原峠に向う尾根の「縞枯れ現象」と、蓼科山の特長的な部分にも触れられたた登山だったと思います。
季節を変えて何度でも訪れたいや山でしょう。
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