水曜山行会活動記録


水曜山行会
トピックス


筑波山
2020.02

つつじがヶ丘〜女体山のコースは奇岩・怪石がたくさんある。


で船入船


屏風岩

帰路、立ち寄った筑波山梅園は
紅梅・白梅が咲き乱れていた。





那須 茶臼岳
2019.11

下山後に温泉入浴した
「鹿の湯」は
約千三百年前に開湯されたといわれる。傷ついた鹿が体を温泉で癒していたとのを見て発見されたとの伝えから「鹿の湯」と呼ぶ。




休日はたいへん混んでいて、なかなか入れない温泉です。
水曜会の山行でバッチリ入浴。


安達太良山
桧原湖・五色沼
2019.10
ノコンギク(野紺菊)と
ヒョウモンチョウの仲間



アケビ(木通)の実

高川山(975.7m) 


2020(令和2)年3月11日 (水)
天候: 快晴

朝の初狩駅は人影も少なく静かだった。昨日の雨がうそのように晴れ渡り、澄んだ青空が綺麗だった。高く見える目の前の滝子山から、大菩薩嶺へのびる稜線も鮮やかに見えた。登り始めは、しばらく杉や檜の林の中だったが、冬枯れの雑木林になると、日射しが道を照らして、明るい雰囲気となった。木々の冬芽は、まだ固い感じだが、早々とアブラチャンの黄緑色の小さい散形状の花が見られた。
登り着いた高川山の展望は豪華なパノラマであった。青空に際立つ霊峰は、眩しいまでの冠雪に、伸びやかな裾野が美しく、申し分なかった。本社ケ丸、雁ヶ腹摺山、三つ峠山、石割山。遠方に見える高尾山のかなたには、陽炎かと見まがうような新宿のビル群が見えた。
まさに360度の展望であった。越冬したヒオドシチョウは、昼食の私たちの間を飛び交い、そっと帽子にとまったりしていた。田野倉駅への道は、所どころ岩がゴツゴツしていて、注意して下りた。
田野倉は、芳香に満ちた梅が満開だった。


登山道をしばらく行くと男坂・女坂の分岐  楽な女坂へ



男坂・女坂が合流点 気持ちの良い尾根上だ



合流点付近で富士山を望む



気持ちよい尾根を山頂に向かう



高川山山頂 正面に富士山を望む絶景 皆さんスマホでパチリ!



道志山塊の最高峰 御正体山を望む



山頂での記念の一枚



下山開始 いきなりの急下降



岩場もあって慎重に下る



岩がゴロゴロ



弁慶岩 ここを過ぎればもう安心だ


終日、快晴で、風もなく、春のようだった。
「自然」は、最高の「プレゼント」を私達に与えてくれた。
(参加19名 アクセス:電車)


=== 2020.3 高川山  End ==



筑波山(女体山877m) 


2020(令和2)年2月12日 (水)
天候: 晴れ

天気は晴れ、絶好の登山日和。アクセスのバスも順調に走り登山口のつつじヶ丘駐車場に到着。
しっかりと準備体操の後いざ出発。当初から予定の4名はつつじヶ丘高原手前で戻り、RWで女体山を目指した。16名は弁慶茶屋跡まで一気に登る。時折立ち休みで振り返ると霞ケ浦、土浦市街地、遠く都心方面が望め気持ちも和み、楽しい登りだ。
茶屋跡を過ぎると本コースのハイライトだ。弁慶七戻りの巨岩、高天原、母の胎内くぐり、国割石、北斗岩、屏風岩など次々と奇岩・怪石が続く。ルートの段差も大きく慎重に歩を進め女体山御本殿前に登り着く。岩場の山頂は360°の大展望、見事な絶景を味わうことが出来た。
次に尾根通しの道で男体山へ向かう。御幸ヶ原の茶店にザックを置き男体山を往復。神社裏手の展望所では冬姿の浅間山がくっきり。遠く霞み気味な富士山も拝む事が出来た。
茶店に戻り急いで昼食。そして御幸ヶ原から標高差約520mを一気に筑波山神社まで下る。ブナ、スギの巨木が多い樹林帯、大岩が目立つ急坂も続く。男女川源流を経て筑波山神社境内に到着。無事戻れたお礼参りをすることが出来た。


青空に映える筑波山



今回の登山口 つつじヶ丘公園



「弁慶の七戻り」 ここから奇岩・怪石の道を行く



岩場の登山道を登る



目指す女体山を望む



ここを登れば女体山だ あと一息



女体山到着



女体山からの眺望



山上の尾根道を男体山へ



御幸ヶ原で記念写真



御幸ヶ原からの下り道はケーブルカーに沿って筑波山神社へ


帰路のバスで筑波山梅林へ寄る。車窓からは見事な紅梅・白梅を観賞することが出来ました。
今回は晴天に恵まれ楽しい山旅でした。



=== 2020.2 筑波山  End ==



高尾山(599m) 


2020(令和2)年1月15日 (水)
天候: 小雨のち曇り

新春初詣登山は毎年恒例の高尾山。
明け方まで降っていた雨は、出かける頃に予報通りに止んだので、雨具の出番はないと信じて出かけた。
集まったメンバーは12名(昨年は22名)。集合場所で、出発を気にしていたら小粒の雨が水たまりに波紋を広げだした。そのうち止むだろうと折りたたみ傘をさして出発した。
清滝駅前で準備体操し、A(10名)、ケーブル組のB(2名)の2組に分かれて出発。

稲荷山コースを登るAグループ、雨で滑らないよう足元に注意して歩き始めて10分、ついにレインウェア装着。
休憩をはさみながしばらく歩き、急な長い階段を上がった尾根上のあすま屋に。ここからの絶景は望めず、あとは食い気(おやつ)とお喋りに花が咲いた。
この先、樹木の息吹を感じながら気持よく、落ち葉も土も湿気る程度で歩行に問題なし。山頂手前の急な階段(200段)を登り切り高尾山頂に到着。雨は止んでいたがガスってなにも見えず残念。昨年は、雲一つない白銀輝く富士山が迎えてくれた事を思い出した。 
昼食をとった後、薬王院に参拝して今年の山行の無事を祈念した。



今回は雨模様でこの写真1枚のみ



山頂で想い出した昨年(1月9日)の風景


いったん解散後、西東京市に戻り、午後3時半から新年会。こちらは29名の参加で親交を温めた。
その後はカラオケ店へ移動。童謡・唱歌・抒情歌を喉ならしにみんなで歌い今年も大盛況となった。


=== 2020.1 高尾山初詣山行  End ==



高山不動尊 ・関八州見晴台(770m) 


2019(令和元)年12月4日 (水)
天候: 快晴

久しぶりに雲一つない快晴。暦では、11月8日が「立冬」、22日が「小雪」、12月7日が「大雪」であるから、暦が我々の生活感より先行しているように思える。
奥武蔵の山里は、紅葉にうもれるようで、初冬よりも晩秋という感じだった。とは言っても、西吾野駅では、霜がうっすらと白く降りて、季節の冷気を感じた。
間野の小橋の登山口から杉木立の山道を登った。萩の平の茶屋跡で小休止。この辺りは、茶畑だったらしく下草は殆どなく、杉木立の中に茶の低木が山麓の東側に広がっていた。皆さん元気なので直接「関八州見晴台」に登った。360度の展望。真っ白な富士山の頂上付近や、御前山から山々が連なり、奥武蔵の盟主「武甲山」は、突出して、風格があった。丹沢の大山、横浜の林立するビル、赤城の山々、筑波山、北には両神山がくっきり見えた。
お参りした高山不動尊では、やわらかい秋の日射しに輝く、色とりどりの落ち葉を踏んで、金色の大イチョウや青空に大きく枝を広げた紅葉のカエデを見上げ、しばし、晴れやかな秋を楽しんだ。八徳への山道は、杉木立の中、下り一方で、過日の大雨のせいか、道の崩れが、何か所か見られた。谷川の水の流れは、綺麗に澄んで、落ち着いていたが、河原の新しい小石の山に、豪雨の跡を思わせた。
のんびり歩いて、山に日が落ちる前に吾野駅に着いた


西吾野駅前で準備体操



最初のひと休み



クッキリと富士山が頭を覗かせる



歩くコースの紅葉-1



歩くコースの紅葉-2



関八州見晴台



大銀杏



高山不動の境内


冬晴れの天候に恵まれ、奥武蔵の一端をのんびり歩くことができた。
平成元年を締めくくるに相応しい山行でした。

(参加15名 アクセス:電車)


=== 2019.12 高山不動・関八州見晴台  End ==



茶臼岳(1915m) ・朝日岳(1896m) 


2019(令和元)年11月6日 (水)
天候: 曇り後、晴れ

今朝は、雲一つない快晴、無風で絶好の登山日和と確信して出発した。那須IICを降りると紅葉も美しく気持ち良い。湯元を過ぎる辺りから那須岳上層部に笠雲が散見され不安がよぎる。
那須ロープウェイで一気に高度を上げ山頂駅へ。 ここではすでに一面笠雲に覆われ、風下側では強い風吹き小雨もチラホラ・・・。おう〜寒!
強風を意識しながら岩がゴロゴロした登山道を茶臼岳山頂へゆっくり登って行く。大岩の下あたりでは吹き飛ばされそうになり、何回も身を屈め安全を確保。測候所では風速18mとしていたが、体感した瞬間風速は20〜25mにも感じる脅威であった。岩陰に風を避けつつやっと鳥居を抜け茶臼岳山頂に到着。
山頂からの絶景は全く拝めず残念!。お釜を時計回りに巡って、巻き道を下り、ガレ場や段差に注意しながら牛ヶ首からの分岐点まで下る。時々雲が切れると峰ノ茶屋跡避難小屋が見えて来た。
那須主稜線の鞍部にあたる峰の茶屋後は強い風の通り道だけに体を冷やしたくない。幸いなことに全員が避難小屋に入る事が出来、まずは一安心。ほっとしたのか、昼食が大変盛り上がた。
その後の計画は朝日岳挑戦も予定していたが、この台風並み強風とクサリ場の危険も考慮して中止、県営駐車場へ下ることを選択した。


那須RW  ゴンドラから望む空も気がかりだ



茶臼岳登り口でまずは記念写真



山頂目指して登る



山頂 展望なくても元気いっぱい



峰の茶屋跡避難小屋 朝日岳方面も雲が隠す



下界はスッキリ晴れているのにな〜



朝日岳をあきらめて下山



下は晴れてドライブウェイはまだ紅葉がキレイ 下山後のバス車窓



「殺生石」遊歩道


下山後は「殺生石」に立ち寄った後、すぐ近くの歴史ある湯治場「鹿の湯」を楽しんだ。
今回は晩秋登山の厳しさと気象変化の大きさを肌で感じてよい経験になったと思います。

(参加21名 アクセス:貸切バス)


=== 2019.11 茶臼岳・朝日岳  End ==



安達太良山(1700m) ・桧原湖/五色沼


2019(令和元)年10月16日 (水)・17日(木)
天候: 両日共に晴れ

10月12日、東日本を襲った台風19号は甚大な被害をもたらした。福島県も河川の決壊、氾濫などで日ごとに被害の大きさを知らされ、山行の中止か・実施カの判断が難しかった。しかし、被害は太平洋側で大きく、安達太良山周辺は道路も通じ旅館,RWも通常通り、登山道も異常はないとのことだった。


一日目 安達太良山
あだたら山ロープウェイで山頂駅へ。準備体操の後、薬師岳の展望台に。安達太良山、鉄山、箕輪山など、山並み全貌が窺え、青空と紅葉の景色は素晴らしく気持ち良いスタートが切れた。
安達太良山に向いゴヨウマツやハクサンシャクナゲに囲まれた樹林帯を緩やかに登って行く、仙女平分岐に出る頃から徐々に登りがきつくなり岩混じりの道が続く。ガレ場を過ぎ稜線に出る,と安達太良山が目の前に迫り、登り詰めて「安達太良山」の標識が立つ広い山上に到着。更に溶岩の突起がある山頂へは右側から回り込むように登る。たどり着いた頂は360度の大パノラマが待っていた。すご〜い、感謝・感激、大はしゃぎ!


RW山頂駅前でストレッチ



薬師岳から望む安達太良山



仙女平分岐広場で休憩 前方は安達太良山



仙女平分岐から  鉄山方面の稜線を望む



青空の下 のんびりと歩く



安達太良山までもう少し ガンバロウ



安達太良山で記念の一枚


安達太良山を後に、もう一つの見どころ、「沼の平」の絶景を見に行く。牛の背と呼ばれる尾根筋を緩やかに下り、15分で沼ノ平の火口が見えてくる。直径1,4kmの丸い形の大爆裂火口跡はほとんど植物も生えない荒涼とした風景が火山噴火の凄まじさを物語っている。そして快晴の中、明日向う秋元湖、檜原湖が遠目にはっきり確認することが出来た。荒涼とした火口の先に2つの湖を望み自然の雄大さを感じる。


牛の背を行く



沼の平爆裂火口



火山礫の稜線を往復した


「沼の平」の眺望を楽しんだ後、安達太良山に戻り、ゆっくりと登って来た道を下山した。

先に下りた元気組は渓谷自然遊歩道の散策(50分)も行った。


二日目 桧原湖・五色沼
2日目は檜原湖畔自然探勝地を散策。中瀬沼展望台から長峯舟付まで、噴火で出来た大小の島を眺め、上を見れば磐梯山が目の前に現れ、樹間から紅葉、清々しい微風など天候に恵まれあっという間に通り過ぎた感じであった。
昼食後は五色沼自然探勝地へ裏磐梯高原側から入る。沼の色調は大雨の影響か、少し濁った沼、晴天のお陰で一段と澄んだ水面など、それぞれ変化が多かった。特に青沼は透明度が高くエメラルドグリーンの沼面は快晴とマッチして一段と美しく大変印象に残った。


中瀬沼から磐梯山



五色沼 「青沼}



五色沼から望む磐梯山


今回は出発前の台風脅威、後遺症、全体行程が少々ハードではの声もあり、不安もありましたが全員のご協力と頑張り、そして2日間ベスト天候に恵まれ なんの問題もなく大変楽しい山旅となりました。

(参加23名 アクセス:貸切バス)


=== 2019.10 安達太良山・桧原湖/五色沼  End ==



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