那須 朝日岳(1896m)
2019年9月22日(日)
天候: 晴れ
雨も覚悟の出発でしたが、那須岳駐車場に着くころには快晴に。会長の声掛けで8月に急逝された山仲間、前里さんに一同で黙祷しご冥福を祈った後に出発。登山指導センターから那須連峰主脈の鞍部、峰の茶屋跡を目指す。樹林帯を抜けると展望が一気に開け眼前には茶臼岳が聳え、その右手には目的の朝日岳も荒々しい山容を見せる。歩く道は火山岩と砂礫で歩き難いものの、傾斜は比較的緩やか。
暫く進むと遠くに上方に峰の茶屋避難小屋が見え、足取りにも力が入る。
心配していた風も無く、峰の茶屋跡からいよいよスリリングポイントに。みな油断をしないよう確実に歩を進め、崖の横はクサリを握りしめ、尾根を歩けば登山家気分に、落石に注意しながらよく整備された岩の道を登りつめて朝日の肩に到着。ここで荷物を置き山頂にアタック。山頂は青空の下360度の眺望に感激した。
朝日の肩に戻り昼食後、この場を惜しみつつ下山。登って来た道を戻った。
青空の下恒例のラジオ体操
しばらく樹林帯の中を登る
樹林帯を抜けると一気に展望が広がる
これから登る朝日岳を望む
前方に峰の茶屋跡避難小屋が見える もう少しだ
峰の茶屋跡から朝日岳へ いよいよスリリングな岩場コースだ
ヤッホー!みんなガンバレー!
朝日の肩に到着 前方に朝日岳山頂を望む ここで荷物をデポ山頂へ
朝日岳山頂の眺望
みんなよく登ったねー 慎重に下山開始
天気最高。眺望最高。奇跡の山行でした。
------令和元年9月完------
日光白根山(2578m)
2019年8月18日(日)
天候: 曇り時々小雨
ゴンドラに乗って一気に2000メーターまで上がる 。まぶしい日の光だが白根山は雲に隠れていた。
二荒山神社に手を合わせ無事の山行を祈ってから出発。血の池地獄分岐を過ぎると登りが続くが如意輪観音を過ぎるとなだらかになり七色平分岐に到着。
此処で山頂アタックのAグループとと史跡散策のBグループに分けて各々目的地に向け出発した。
Aグループ 七色平分岐から間もなく急登が続き、 壁のような道を前に何回も立ち休みを繰り返した。
森林限界を超えた辺りからは展望が開けたがガレ場、慎重に歩を進めて噴火口の淵に。此処から山頂直下の窪地まで行って昼食休憩。あいにく雲が多く遠望はなし。足下の深い緑色の「五色沼」が印象的だった 。
Bグループ 七色平の分岐から頂上に向かうグループと別れ、「史跡散策コース」を巡る。七色平のお花畑は見事な花々が咲き、一服の清涼剤になった。途中「地の池地獄」「六地蔵」等をめぐり3時間強かけて、のんびりと歩いた。ゴールはRW山頂駅、天空の足湯に浸かる。最高!!
Aグループの写真
↓

(七色平分岐でA・Bグループに分ける) 道はこっちだよな?
薄暗い登山道をひたすら登る
かなりの疲労感 休憩と栄養補給
山頂見えたぞ もう少しだ ガンバロウ!
あれが山頂だ 青空も見えるぞ!
下山はガズに巻かれる 雨も降る
Bグループの写真
↓
歩き難い丸木の階段を下りる
展望台で昼食 残念ガスが視界を閉ざす
晴れていればこんな景色が見える?
カニコウモリが一面に咲く森 お見事!
最後の展望台 ここもちょっと残念
「天空の足湯」で疲れを癒す 最高!
目まぐるしく変わる天気に翻弄され、帰りのロープウエイの時間を気にしながら、汗と雨とに濡れ、
それでも晴れの合間に見える景色に感動でした。 AとBに別れお互いのコースに満足できた。
------令和元年8月完------
八間山(1934.5m)
2019年7月21日(日)
天候: 曇り
この日になっても梅雨明けはまだ。雨が降らないだけでも良しとして野反湖畔の登山口から八間山に登った。
道は最初から急登である。しかも階段の・・・フゥ〜、フゥ〜。歩く両脇にはノゾリキスゲ・イブキトラノオ・ハクサンフウロ・ウスユキソウの花々とトンボの群れ。お花畑には見とれてしまいました。
一つ目のピーク、イカイワの肩を越えるとガレ場となり大小のケルンが積まれている。木々の間から望めるはずの野反湖は霧で見えず。二つ目のピークを越え、ササ原の斜面を登り切り八間山頂に到着した。
晴天なら白砂山・草津白根山・奥秩父の山々・浅間山などが望めるところだが厚い雲が眺望を遮っていた。
下山は往路を戻る。滑りやすくぬかるんでいる所もあり慎重に下る。途中、立寄ったコマクサの群生地では、まだ咲いている可憐な花々にうっとりしました。
静かな野反湖は霧の中にひっそりしていた
一面に咲き誇るノゾリキスゲ(ニッコウキスゲ)
イブキトラノオの群生地もありました
野反峠 八間山へはここから登る
藪の中を行く
階段状の登りが続く
もうひと頑張りだ!
下山路 ぬかるみの道
下山途中の一服 晴れていれば展望地だが残念
コマクサを観ることができた
野反峠でバスを降りた時から周りはすっかり霧に包まれ野反湖も八間山も全く見えずガッカリ。
しかし、お花畑の素晴らしさには感動! 登山中時々一瞬の晴れ間、山も湖もあっという間に見え隠れ。
今年の梅雨明けが遅れていたが、今日は雨に当たらず、それだけでも良かったと思いました。
------令和元年7月完------
三頭山(1531m)
2019年6月16日(日)
天候: 晴れ
梅雨の時期、前日の大雨で危ぶまれたが山行でしたが、武蔵五日市駅に着く頃には『梅雨の晴れ間は日本晴れ』の言葉の通り、「こりゃー暑くなるぞー」と思わせる強い日差ひざしが照り付けていた。ラッキー!
武蔵五日市駅からのバスは1時間ちょっとで都民の森に到着。森林館付近でラジオ体操の後、登山開始。
歩き始めの坂はとてもきつい。ブナの路コースを進み、鞘口峠を経て本格的な登りとなる。ブナ林からの木漏れ日に癒されつつ、大きな岩と木の根の間を気をつけながら、ゆっくりと登る。
途中の見晴らし小屋や展望台からは、御前山・大岳山などの素晴らしい景色を満喫し、三頭の名の通り、東峰・中央峰・西峰の三つのピークを目指す。最後の西峰では富士山が眺めながらの昼食とした。
下山はムシカリ峠を経て三頭沢沿いを下る。苔も美しいが、前日の大雨で増水した流れをいくつも渡り「大滝休憩小屋」に無事到着。
吊橋から眺める三頭大滝に圧倒され、ウッドチップを敷き詰めたフカフカの道を森林館へと戻った。
登り始めは地味な坂にもに身体がきつい
鞘口峠を通過。この辺りはみんなまだまだ元気
九十九折の登りが続く
ブナ林の木陰 最高!
こーんな岩場も、黙々と登る
「ブナの路」中心部 木の根の間を気をつけながら、ゆっくりと
林内のヤマツツジが鮮やか
西峰から富士山がドーン!
前日の大雨で増水した沢を渡る
滝見橋 水量を増した大迫力の三頭大滝
美味しい空気と森林浴、奥多摩の山々の絶景、
沢の力強い水音、小鳥の鳴き声…。
盛りだくさんの大自然に癒された一日でした。
------令和元年6月完------
赤城山 長七郎山(1579m)〜地蔵岳(1674m)
2019年5月19日(日)
天候: 曇りのち晴れ間
スタートからやや急な斜面に苦戦するも、振り返れば新緑に包まれた黒檜山・駒ケ岳の山々や大沼の絶景が目に飛び込む。小地蔵分岐で小休止した後は、なだらかでよく整備された登山道を登り、40分ほどで長七郎山山頂に到着。目の前に地蔵岳、眼下に小沼を見ることができ、なかなかの絶景。
10分ほど下山した広場で、少し早目の昼食をとってから八丁峠を目指して下山開始。
八丁峠では、A・Bコースに分かれ、Aコースグループは、地蔵岳山頂を目指す。スタートからいきなりの階段・急坂に全員無口になり、黙々と登る。45分ほどで開けた山頂に到着。
地蔵岳山頂からは赤城主峰の黒檜山・駒ケ岳の山々、麓には大沼が見えて、迫力のある素晴らしい展望を楽しむ。ひと休みの後、Bコースとの合流場所を目指し下山開始。途中ガレた急坂に悩まされながらも、無事に大洞に下りBコースグループと合流。
鳥居峠前のアカヤシオの群生
鳥居峠登山口から長七郎山に向う
笹の中の木段
眺めの良い尾根 もう一息
長七郎山頂から、これから登る地蔵岳を望む
ゆるやかな下山道む
小沼(この)に着いた〜
八丁峠より地蔵岳に向かう(再び登り)
地蔵岳山頂より黒檜山・大沼(おの)
白樺牧場に向かって下山
黒檜山斜面はアカヤシオが一面ピンク色に染まっていたが
大沼(おの)小沼(この)一帯はまだ樹木の新緑に乏しい景色。
赤城の二山を登ったり、下ったり。
行く先々、霧が晴れ、快晴の一日でした。
------令和元年5月完------
坂戸山(634m)
2019年4月21日(日)
天候: 薄曇り
満開の桜にワアーと歓声が上がりバスが到着。鳥坂神社から点在する石仏を見ながら緩やかな坂道を登り、薬師尾根に入る。早速に満開のカタクリの群生に写真タイム。
程なく木陰の無い厳しい登りと山頂まで続く階段。振り返ると雪解け水が勢いよく流れる魚野川とササニシキで有名な魚沼盆地。山道わきには、カタクリ、イチゲ、イワカガミ、ショウジョウバカマ、などの花々、心癒される。2時間ほどで山頂。360度のパノラマで、八海山、谷川岳、金城山、巻機山と息をのむほどの絶景。下山は城坂コースを下り、道脇のカタクリ花の続く雪解けのぬかり道を過ぎ、桜の木の下で昼食。
期待通りの花いっぱいの山行でした。
鳥坂神社登山口より登りが始まる
薬師尾根に乗ると桜が満開の中を行く
さっそく見事なカタクリの花が すごい!
展望が開け魚沼平野を眼下に まだ冬景色が残る
山頂直下の階段 一番辛い所 一歩一歩で
坂戸山山頂
下山は坂城コース 山頂下の残雪を下る
どこまで行ってもカタクリの花
花を眺めて豪華な昼食タイム
カタクリとサクラのコラボ こりゃすご〜い!!
まだ雪深い山景色の越後魚沼にも春が来ていました。
雪解けとともに一斉に咲く花々に魅せられた山行でした。
------平成31年4月完------