土曜山行会活動記録


土曜山行会


TOPICS


奥多摩むかし道
2025/3

早崎の春の花を見かける
オウバイ
ダンコウバイ
フサザクラ



高畑山
2025/1

山道に落ちていた木の実





明神ヶ岳
2024/12
赤い木のみが気になりました。

ガマズミ(実)


マユミ(実)





弥三郎岳
2024/11


上から
ホコリダケ
コウヤボウキ(高野箒)




大菩薩嶺
2024/10


リンドウ

2024(令和6)年度の活動


奥多摩むかし道


2025年3月15日(土)
天候:曇りのち小雨


天気予報は雨から曇りに。山行は天気頼みだ。メンバーのてきぱきとした行動で予定より早く出発。歩き始めは奥氷川神社の三本松(天然記念物)が出迎えてくれた。

むかし道の力作の案内板を左に見て少し上るとコースキャラクターワサビ―の案内板@を見る。羽黒坂は少しキツイ。登りきると廃線跡のトンネルだ。小河内ダム建設のため資材運搬用として利用されたものだが、その遺構があちこちに。当時の面影を残す線路、橋梁の撮影に忙しい。


奥氷川神社の三本松とむかし道案内板


廃線跡 トンネルに線路

槐木(さいかちぎ)の巨樹にああ〜っと歓声し、不動の上滝へ。きれいなトイレに誘惑されて何人かトイレタイム。NHKぶらタモリでも訪れた白髭神社の大岩の前で集合写真を撮る。


線路の梁橋             槐木



白髭神社

弁慶の腕ぬき岩に腕を通し、耳神様、いろは楓の巨樹に秋の紅葉を想像しながら通りすぎる。


弁慶の腕抜き岩 腕通しを試すか?


耳神様

やがて待望のダイフクへ。前もって頼んでおいた島崎さんの大福が車庫にあった。安い上に美味しい〜。、大好評だった。


1個100円 島崎さんの大福

惣岳の不動尊を過ぎると最後のトイレの看板。全員でトイレタイム。奥多摩のトイレは日本一きれいだそうだ。しだくらの吊橋は少し揺れるがすばらしい惣岳渓谷が望める。次の道所吊橋は希望者全員が橋上を体験。以前は1回に5人だったが今は2名までだ。
12時より少し前、西久保の切り返し手前ベンチ付近で昼食となった。


牛頭観音の前                    道所吊橋からの眺め


楽しくランチタイム

ハイキングコースがやっと山道らしいなって終点の小河内ダムへ近づく。
奥多摩湖畔で解散の予定だったが天気の怪しさとバス時刻のタイミングで水根バス停にて終了とした。


もうすぐ終点 小河内ダムと奥多摩湖



水根バス停で解散

今回はハイキング山行の良さで、アレンジマップとワサビ―を頼りに名所の案内板
を読んたり、撮影したり、おしゃべりしたりで、春の花こそ少ないものの道々に交流
の花が咲いた。楽しく、賑やかで穏やかな山行だった。

ワサビー

歩いたコース
奥多摩駅…奥多摩むかし道入口…槐木(さいかちぎ)…不動の滝…白髭神社…道所吊橋…西久保の切り返し手前ベンチ(昼食)…水根バス停(解散)

参加者18名   約4時間50分(休憩含)




破風山  626.5m


2025年2月15日(土)
天候:晴れ


数日前まで寒波で寒い日が続いていたが、一転して今日は日中春の陽気との報。今回の山行は秩父鉄道の皆野駅集合で破風山だ。
飯能駅からの長瀞行電車は混雑していたが秩父鉄道直通が嬉しい。皆野駅にて参加者を確認しバスで登山口となる潜水寺前に。クルマで現地入りにメンバー加え総勢21名で出発。


秩父札所34番  水潜寺

参道を登り秩父札所34番の水潜寺境内に着き参拝。準備体操と身支度を整え巡礼古道を登っていく。身体は汗ばみ、途中で水分補給と衣類調整し札立峠に立つ。


落ち葉の道を歩き始める


札立峠の説明版と小さな観音様

古道の札立峠。小さな観音像に和まされる。一息し荷をデポして武蔵展望台へ。
巨岩の如金峰を過ぎ狭い岩場を足元に気を付けながら展望台に到着。
秩父市街地が広がり武甲山がシルエット風に望めた。


ザックをデボして展望台へ


 如金峰                武蔵展望台


武蔵展望台からの眺め 秩父盆地と武甲山

写真を撮ったり、展望を楽しんでからヤセ尾根を札立峠まで戻り破風山へ登る。
山頂では眼前に武甲山そして西側に両神山など、雄大な景色を眺めながら昼食をとる。


クサリの急坂を戻る


破風山山頂 楽しくランチタイム


両神山を望む


遠く足尾山塊、奥日光の銀嶺を望む

集合写真を撮り馬酔木の多いヤセ尾根を足元に注意して下る。猿の横顔に似ている奇岩の猿岩をすぎ、風戸休憩舎に予定より早めに着いた。


猿岩


あずまやで最後の休憩

最後の休憩をとってから下山口の満願の湯に下りたち解散。希望者は温泉入浴を
楽しんでから帰途に就いた。

歩いたコース
札所前…水潜寺…札立峠…展望台…札立峠…破風山…風戸分岐…風戸休憩舎…満願の湯(解散)  参加者21名   約4時間25分(休憩約90分)




高畑山  982m


2025年1月25日(土)
天候:晴れ(薄曇り)


大寒を過ぎ、本来なら寒さが一番厳しいはずが、この日は暖かく暖かく穏やかな一日。
参加者20名となり3班編成で高畑山を往復した。

鳥沢駅で準備体操をして出発、かつての宿場町の面影を残す甲州街道を東へ行く。道標が整備されていて登山者にはありがたい。登山口ゲートに着き衣服の調整で小休止。


衣類調整して山道に入る  (登山口ゲート付近)

小篠貯水池は防水工事中で池畔の水面に投影される美しい木々の緑を見ることはできず残念だ。その後は、日差しを浴び苔の緑が眩しい小篠沢沿いを進む。
穴路峠分岐に着く。石仏があるようにパンフレットには記載してあるが、跡形もなくなっている。


苔むす沢を渡り次第に樹林の中に

枯葉で登山道がおおわれていてわかりにくい。右の路を登る。枯葉、倒木の路を注意しながら登って仙人小屋跡地で、小休止。その昔、仙人が生活していたというが、現在、面影はない。


落葉を踏んで登る


倒木をまたぎ また またぎ


明るい尾根道 もう少しで高畑山だ!


ピラミダルに望む倉岳山
山頂手前、急登のヒノキ林が結構長く感じる。尾根に出て、ひと登りで高畑山の山頂に着く。気温は5℃、さすがに寒くみんな一枚羽織る。
「富士山秀麗一二景」の山なので、楽しみにしていたが、雲が出て富士望めず残念。


最後の登り 一気に高畑山頂に


富士山は雲隠れ 残念


山頂で昼食休憩

山頂で昼食休憩の後、班ごとにもと来た路を下る。
途中、仙人小屋跡地と穴路峠分岐で小休止。ゲートに戻り、後は舗装道路を鳥沢駅に無事到着して解散する。


落葉が積り滑りやすい急坂の下り


足元注意で慎重に下山する

解散後、何人かは仙人ゆかりの店に寄り、名物の天丼にて乾杯。
お疲れさま!

歩いたコース
鳥沢駅…登山口ゲート…穴路峠分岐…仙人小屋跡地…高畑山…仙人小屋跡地…穴路峠分岐…登山口ゲート…鳥沢駅(解散)  参加者20名   約6時間(休憩約70分)




明神ヶ岳  1169m


2024年12月7日(土)
天候:晴れ

アクセスは新宿発の高速バス。定刻に出発したが、途中の事故渋滞に巻き込まれ、金時山登山口(バス停)に1時間遅れで到着。電車とバスで現地集合した会員を待たせてしまった。


金時山登山口で出発前の挨拶

全員そろってスタート。約30分の登りが終わると後は長い稜線歩き。ガイドブックには山々の眺望を楽しむとあったのに、実際は周囲のハコネザサが4m以上に育ち、頭上の青空以外何も見えない。


矢倉沢峠への向う         ワンちゃんも登っている

矢倉沢峠で金時山から明神ヶ岳を繋ぐ箱根外輪山の稜線に立ち、明神ヶ岳方向へ。覆いかぶさるようにハコネザサが続く道だ。


ハコネザサの道   稜線歩きも深いハコネザサが視界を遮る

稜線を火打石山分岐まで来てアンパンタイム。この辺りから周囲は自然林とクマザサに代わり、紅葉や薄の間から大涌谷の白煙を望む。
一度北側に巻くと、今度は反対側の丹沢連峰が綺麗に見える。


火打石山分岐でアンパンタイム


箱根中央火口丘と大涌谷の噴煙


丹沢山塊の山並を望む 右端は大山

だんだんと雲が沸いてきた。明神ヶ岳までは幾度も小ピークを越え、まだかまだかと思って歩き、やっとの思いで明神ヶ岳の頂に着。


箱根外輪山と金時山 ワンちゃん2頭も休憩中

残念ながら富士山は雲に隠れていたが、金時山から駒ケ岳、相模湾越には大島まで展望が広がっていた。山頂付近は大勢の人で一杯だ。
お昼を食べているうちに冷たい風でカラダも冷えてきた。


金時山の先に雲を被る富士 明神ヶ岳から望む


相模湾の先に大島を望む

山頂で集合写真を撮って早々に下山開始。明星ヶ岳との分岐からは、急な下りが続き慎重に下りる。一時間半ほどして別荘の赤い屋根が見えて来たが、それからがまた長く感じる。
やがて、苔生した石垣や、ピンク色の落ち葉が道一杯に敷き詰められた小道を歩く。とても雰囲気が良い。


宮城野へ下る急坂       秋色がまだ残っていた 

やっと下山口のバス停に着くと、すぐにバスが来て、帰路に着いた。


歩いたコース
金時登山口…矢倉沢峠10:30…火打石山分岐…明神ヶ岳…分岐…宮城野営業所バス停

参加者14名   約6時間(休憩含)




弥三郎岳(羅漢寺山)  1058,3m


2024年11月9日(土)
天候:晴れ

紅葉のシーズンが近づき、甲府駅のバスターミナルは増便があるも、観光地昇仙峡に向かう人で長い列。座れなくてもなんとか予定通りのバスに乗れ、30分位で昇仙峡口に到着。


昇仙峡口バス停で準備する

登山口よりワイヤーゲートを開閉して歩き始めると、まずは今日のルートで一番の急登となる。岩・砂まじりだが、しっかり踏みしめて登る。林道へ出ると、安心したかのように、会話もはずむ。再び山道に入るとホコリダケやコウヤボウキを目にする。


心地よい気候の中歩く


ホオノキ(朴の木)の落葉を踏んで


外道ノ原


黄葉の中を登って行く

虫喰い岩で、アンパンタイムをとったあと、まず白砂山を目指す。
手前の展望台分岐で南アルプスなどの展望が望める記された看板を横目にどんどん日向山(北杜市の低山)のような白砂の地面へ。


虫食い岩


美しい林内 白砂山を目指して登る

向いに弥三郎岳などが見える頂上は、たくさんの人。さっと集合写真をとって、各々場所をみつけて昼食を済ませ弥三郎へ向う。途中のビュースポットで望んだ富士山があまりにもきれいで写真にパチリ。


白砂山から羅漢寺山を望む


白砂山からの秀麗富士

パノラマ台でトイレ休憩後、少し先の展望台辺りに荷をデポし弥三郎岳へ向う。
石の階段を登り、岩の間をすり抜け最後岩を登り切ると大きな一枚岩の山頂に。


荷をデポして弥三郎岳へ


大きな一枚岩の弥三郎岳山頂

空は快晴で、甲斐駒ヶ岳から南アルプス、富士山まで続く素晴らしい眺めに、岩の上に立つ皆さん、怖さを忘れて大感動。


弥三郎岳から望む 南アルプス 甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山


弥三郎岳から望む 能泉湖(荒川ダム) 左奥に金峰山


大パノラマの展望にしばし見入る

たっぷり展望を楽しんでパノラマ台に戻り、下山はロープウェイを利用、降り立った仙娥滝駅で解散する。
ゆっくり昇仙峡を楽しむ人、早めのバスと特急に乗車する人など、それぞれのペースで帰路についた。


昇仙峡 仙娥滝(左)       夢の松島からの風景

紅葉には少し早かったが天候に恵まれ、素晴らしい景色を堪能することができた。


歩いたコース
昇仙峡口…外道ノ原1…虫喰い岩…白砂山 …パノラマ台…展望台…弥三郎岳…パノラマ台駅
〜ロープウェイで下山  仙娥滝駅解散

参加者13名   約4時間25分(休憩含)




大菩薩嶺  2057m


2024年10月12日(土)
天候:晴れ

やっと快晴。今年の山行は、お天気に恵まれないことが多かったが、この日は、風もなく絶好の登山日和。朝7時40分、甲斐大和駅にそれぞれ集合。登山客が多く、アクセスのバスは増発され、予定より30分早く上日川峠に到着した。
準備を整え二班に分かれロッジ長兵衛前を軽快にスタート。


上日川峠を種発 まずは福ちゃん荘に向う

30分ほどで福ちゃん荘前に到着。休憩をして、唐松尾根の急登を登る。花が少ない中、真っ赤な実をつけたマムシグサが、人目を引く。あいにく、ちょうど富士山に雲がかかり、振り返っても富士山は見えないが、山並みに浮かぶ雲が美しい。


福ちゃん荘前で一休み


唐松尾根を登る

1時間余りかかって主稜線上の雷岩に。眺めも良好。写真タイムの休憩後、大菩薩嶺へ向う。そこでカモシカに遭遇。人の気配におびえることなく、悠々と草を食べていた。


稜線上の雷岩に到着


大菩薩嶺山頂標識       付近で遭遇したカモシカ

大菩薩嶺山頂は樹林の中で眺めがなく、写真を撮って早々に雷岩に引き返し、昼食休憩。残念ながら、富士山は、肩のあたりが少し見えるだけ。それでも眼下に広がる景色は、素晴らしい。さすがは人気の山だ。


雷岩に戻り 昼食  富士山は雲で遮られていた

下りは、大菩薩峠へ。尾根伝いの道が遠くまで見渡せて気持ちがよい。コースに岩場もあり、慎重に通過する。


雷岩から主稜線を賽の河原に向けて下る


前方の鞍部が避難小屋が建つ賽の河原


賽の河原から望む大菩薩峠方面


大菩薩峠へ向う
賽の河原(旧大菩薩峠)を経て介山荘が建つ大菩薩峠に予定より早く着いた。
後は、福ちゃん荘を経て出発点に戻るだけだ。


大菩薩峠から

先発組が福ちゃん荘を過ぎると、なんと後発組が下の林道を颯爽と歩く姿を見る。「あっちのほうがよかった」と、山道を歩く先発組からは、ボヤキの声も。


下山路

上日川峠バス停には後発組が先着、まもなく先発組も到着して無事山行を終了。
帰路のバスも臨時便で、すぐ乗車することができた。


歩いたコース
上日川峠…福ちゃん荘…雷岩…大菩薩嶺…雷岩…賽の河原…親不知の頭….大菩薩峠(介山荘)…福ちゃん荘…上日川峠バス停

参加者17名   約4時間50分(休憩含)



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