土曜山行会活動記録


土曜山行会


TOPICS



苗場山
2024/8

目にした花


上から
赤くなったイワショウブ
イワショウブ
ミヤマコゴメグサ
トリカブト




鷹巣山・飛竜ノ滝
2024/6


アサギマダラ


ヒメウツギ


ハコネウツギ


毒蛇 ヤマカガシ




天上山
神津島
2024/5


東海汽船夜行便
東京港を後に一路神津島へ


すっかり朝になりまもなく入港


オオシマツツジ




民宿の料理





十二ヶ岳
群馬県
2024/4

山腹はサクラの木が多い


オオヤマザクラ ?


2024(令和6)年度の活動


苗場山  2145m


2024年8月23日(金)〜24日(土)
天候:両日共、曇り時々晴れ

一日目(8/23)
17名参加予定が3名のキャンセルが出、14名で西東京を出発。関越道の渋滞もなく、順調に進み、10時半に小赤沢コースの3合目登山口に到着。
各自、準備体操をして出発。最初から急登、木の根っこの多い道に、また蒸し暑く風もないため、5合目までの登りでひと汗も、ふた汗もかかされる。


小赤沢コースの3合目をスタート


急登、蒸し暑く難義だ 頑張って登る

5合目からも急坂が続き、6合目手前からは鎖場も現れる。6合目と7合目の間のちょっとした広場で昼食。そこから鎖場の続く7合目までをゆっくりと登るが、この頃より隊がふたつに分かれる


急坂続く途中で昼食タイムで


更に険しい登り もう一息だ

7合目からは多少緩やかになった道を8合目に出て、山頂の湿原帯に出る。登山道周辺の池塘を愛で、先行班は9合目に荷を置き、苗場山神社をお参りする。


登り切って8合目 湿原が広がり池塘があちこちに

9合目より広大な山頂湿原帯をそれぞれ楽しみつつ、頂上直下の自然体験交流センターを目指す。


湿原の木道に沿って歩く


疲れも忘れて 気分は最高! 


池塘の回りに花もちらほら


自然体験交流センターの屋根が見えてまもなく到着

先行班はほぼ予定通りの15時にセンターに到着。小屋前のベンチで休憩、後の班を待つ。その班も25分遅れで到着、全員揃って小屋裏の頂上へ。
山頂標識を囲み、まずは集合写真、さらに少し先の山頂湿原を見下ろす箇所でも集合写真を撮る。
その後は小屋に入る時間までを自由にし、思い思いに過ごす。



苗場山山頂


広がる山頂湿原


リラックスタイム

二日目(8/24)
頂上に宿した夜は窓口の外で稲光がし、雨も降ったようだが、明け方は思ったより天気がよく、午後までは雨に遭わずにすみそうだ。


苗場山頂の朝

小屋にお願いし、早めてもらった朝食を5時15分に食し、6時に全員揃って出発する。昨日のきつい登りでへばり気味の者もいるが、昨日の夕食共々、皆食欲があるので大丈夫そうだ。流れる雲に時折顔を見せる上越国境の山々を山頂湿原の奥に眺めながらまずは湿原の上部稜線を東へと向かう。


上越国境の山々を望み気持ち良くスタート 



湿原歩きもそろそろ終りへ

山頂湿原の東端からは急な雲井坂を3班に分かれ、慎重に下る。


雲井坂を下ると尾根道が続く

雲井坂を下った鞍部からは道端に咲く花に慰められながら登り返し、雷清水で3班合流、冷たい清水に喉を潤し、水をくむ。
雷清水からはまた3班に分かれ神楽ヶ峰へと登り返し、そこより足場の悪い長い下りへと入る。上の芝の湿原を経て、中の芝の湿原で3班合流し、長めの休憩をとる。


雷清水で冷たい水にあり付く   (右) 神楽ヶ峰の登りへ




中ノ芝

中の芝からはまた3班に分かれて下山。石がごろごろとし、滑り易い道を慎重にそれぞれのペースで下り、先着した1班から和田小屋脇のベンチで昼食をとる。
遅れること15分前後して2班も3班も合流、祓川登山口への車道を思い思いに歩き、12時前後に登山口駐車場に到着。




和田小屋からバスが待つ駐車場へ

無事下山を終え待っていたバスに乗り「街道の湯」へと向かい、2日間の汗をゆっくりと流してから帰京の途に着く。

歩いたコース
一日目:小赤沢3合目…(急登)…8合目… 苗場山神社…(山頂湿原)…ヒュッテ…苗場山山頂…(周辺散策)… ヒュッテ(苗場山自然体験活動センター) 泊
二日目:)ヒュッテ…9合目…雷清水…神楽ヶ峰… 上ノ芝…下ノ芝…和田小屋… 祓川登山口

参加者14名




鷹巣山(834m)・飛竜ノ滝 湯坂路  箱根


2024年6月9日(土)
天候:晴れ

箱根湯本駅は雲一つない快晴で山々の緑が映える。駅前のバス停は観光客であふれていたが、バスはほとんどの人が座れて15分ほどでスタート点の畑宿バス停に到着。


登山道入口 飛竜の滝まで30分

ウツギの白い花を見ながら急坂の舗装路を登り始めるとすぐにアサギマダラ(蝶)を見つける。連理の桜や柱状節理の崖を見ながら渓流沿いの道を進み飛竜ノ滝に到着。希望者は鎖を伝ってさらに滝に近づき迫力ある滝を眺めた。


道理の桜 どれ?


心地よい登山道   石畳の路や  渓流に小滝を眺めて歩く


柱状節理が大きな壁となって現れる


飛竜ノ滝めざし流れを渡って登る


上部に現れた飛竜ノ滝


滝見橋? 我が一行の姿 (上部から撮る)

飛竜ノ滝でしばらく時間を費やした後、石段と木段の急登を頑張って登り湯坂路の入り口に。そこからは気持ちの良い草原を緩やかに登って「鷹巣城跡」とある広場に出た。鷹巣山の標識はないがここで日影を見つけて昼食タイム。


木段の急坂が続く


鷹巣山に到着 鷹巣城跡の説明版がある

鷹巣山で集合写真を撮ってから浅間山に向う。樹林の尾根道を下って明るい浅間山に。傍らにハコネウツギがまだ咲いていた。


鷹巣山を下る


山頂らしくない浅間山 頭が欠けた三角点が痛々しい

浅間山でひと休み後、長い湯坂路を下る。途中、鎌首をもたげた蛇(ヤマカガシ)に遭遇してびっくり。
時折急な下りがあるが、歩きやすい道が続く。緑深い尾根道、風も心地よい。鎌倉古道に思いを馳せながら下って行く。


長い緩やかな下り


青紅葉の下、気持ちいい


やがて石畳の道となり「足裏にゴツゴツ当たって歩きにくいなぁ」「長くて飽きるなぁ」などとボヤキも漏れた。湯坂城跡の看板が見えると残り25分。気を取り直して最後の急な下りを頑張り、下山口のそばの日帰り温泉の駐車場に無事到着し解散した。

今回は晴れた割には緑陰の中の山行となり、時折吹く風が心地よかった。飛竜ノ滝も見ごたえがあった。いつもはストックを使う会員もストックなしで歩くことができてこれからの夏山の良いトレーニングにもなったと思う。

歩いたコース
畑宿バス停…飛竜ノ滝…鷹巣山(城跡)…浅間山…湯坂路…下山口(国道1号線、旭橋)
参加16名




天上山(神津島) 最高点地点571.3m


2024年5月16日(木)〜18(土)
17日 天候:晴れ

前日(16日)、竹芝桟橋を22時に出航、東京湾の夜景と月を愛で、翌17日朝10時に多幸湾の港に到着。観光協会のバスで天上山の黒島登山口に。


車道(林道)の先が登山口

多幸湾を見下ろしながらジグザグな登り道を登る。素晴らしい展望だ。上部に石塁が見えると黒島山頂部。展望が素晴らしい。


登るにつれて展望開けていく


オロシャの石塁が見え山頂部は近い


石塁の上に立つ

石畳の三頭部からはオオシマツツジの咲く中を千代(せんだい)池へと下り、池の畔で昼食をとる。


千代池へ下る


気持ち良い千代池

千代池を後にコースは樹林帯を通り、抜けて暫らくして表砂漠・裏砂漠の分岐。オオシマツツジが砂地を彩る表砂漠脇をたどる。


展望の小尾根路


荒涼とした岩の道


オオシマサクラがあちこちに咲

表砂漠から荒涼とした裏砂漠へと向かい、裏砂漠展望台から三宅島を遠望する。昨夜の船も昨夜の船も大揺れしたが、ここまでの稜線は風が強く、飛ばされそうになる時もあった。しかし天気は最高、山歩きを存分に楽しむ。


砂漠帯の中を行く


裏砂漠展望地


裏砂漠展望台 三宅島が霞んで見えた

裏砂漠展望台から新東京百景展望地を経て池畔に不動尊が祀られている不動池へ。そこより天上山の最高地点(572m)に登る着き集合写真を撮とる。


新東京百景展望地


不動池 ハート形の池で人気


天上山最高点 標高571.8m

最高地点からは雄大な展望を楽しみつつ、白島6合目に下山する。


最高地点から下山


白鳥10合目から6合目に下る

下山後、温泉保養センターで強風で砂まみれになった身体を綺麗にし、宿泊先の民宿へ。豪華な料理と島の麦焼酎とで盛り上がる。その後、何名かは星を見に行く。

旅の最終日(18日)は、ジェットフォイル船の出航時間までを島内の観光に買い物など、思い思いに過ごし、港に集合。天上山を眺め、昨日の山行にそれぞれ思いを馳せる中、13時40分発のジェットフォイルで帰郷の途につく。

天上山ハイキングコース

黒島登山口…千代池…裏砂漠…不動池…天空の丘…最高地点…白鳥下山口




十二ヶ岳 (小野子三山)  1201m


2024年4月20日(土)
天候:晴れ

19名の参加で西東京を出発(バス山行)、天気は良いが春霞と黄砂で山の展望は悪く、展望の山である山頂からの眺めを危惧しつつ、結婚の森登山口手前の駐車場に。
周囲は桜の盛りで、色とりどりの花に目を楽しませる。そこを後に全員まとまってまずは結婚の森登山口までの林道を辿る。


サクラを見ながら登山準備


出発! まだ林道が続く

林道の終わりから結婚の森登山口を経て、なだらかな登山道を稜線へと向かい見透し台で休憩。


植林の中を行く

    
明るい落葉樹林 芽吹きが始まる        尾根を登る

見透し台からは少し下り、その先からは急坂を登る。背後には榛名の山々が目を楽しませてくれる。
一旦平坦になった登山道に息を整え、山頂直下の最後の急坂を登る。


急登の尾根道(左)      最後のひと登り(右)


登る背後に榛名連峰を望む

2時間弱で登り着いた十二ヶ岳山頂、おぼろげながらも志賀高原から苗場山、谷川連峰に武尊山などを望む。、穏やか陽射しの下、のんびりと昼食をとる。




上信越国境の山々を望む


山頂で

集合写真を撮った後、急坂は3班に分かれて下山。その後は3班合流して、登りには咲いていなかった菫の花などを愛でつつ、桜が彩りを増した駐車場へ。


十二ヶ岳山頂を出発


来た道を戻る



駐車場付近は桜が多い

小野上温泉でゆっくりと汗を流し、午後6時前、西東京へと戻る。




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