土曜山行会活動記録


土曜山行会


TOPICS


入笠山
2023/6


めずらしい花



クマガイソウ





釜無ホテイアツモリソウ








奥久慈

男体山・八溝山

2023/5


訪れた名瀑





袋田の滝



月待の滝





山の花



ヒカゲツツジゴダケ



イワカガミ



イカリソウ



2023(令和5)年度の活動


赤城山黒檜山1828m&長七郎山1579m


2023年9月9日(土)
天候:曇り

台風13号が大きな爪痕を残し、雨雲が残る中を22名で大沼の畔へ。
ここよりA・B二班に分かれて行動した。


A班 黒檜山
A班は10名で、登山口からの急坂を注意してペースの速い人、遅い人に別れて登る。途中、猫岩周辺で大沼と赤城神社を見下ろす。続けて急坂を登り、最後はなだらかになった道を稜線へと出る。
稜線より黒檜山の頂を経て展望台へ、とはいえ、全く眺望の無い中で昼食。
山頂へ引き返し、集合写真を撮ったあと駒ケ岳。黒檜神社の脇を通り、急な階段の下りを滑らないように注意して下り、少し登り返して駒ケ岳山頂に。
霧に幻想的に浮かぶ森の中を辿り、再び急坂を下り、大沼畔へと下山。
駐車場に着くと、丁度B班も下山してきたところで、近くの日帰り温泉に立ち寄り、帰京する。


樹林の中、急登が続く


猫岩付近で大沼を見下ろす


最後の急坂を登る         山頂付近はガスが漂う


黒檜山山頂付近


稜線を駒ケ岳へ


駒ケ岳山頂


ひと息入れて 最後の急な階段を慎重に通って下山


コース:
黒檜山登山口…猫岩…黒檜山…天空の広場…駒ケ岳…下山口…大洞駐車場


B班 長七郎山
メンバーは12名。覚満淵入口を入り木道を行くと湿原の美しい風景が現れる。「小さな尾瀬」と言われるだけのことはある。青い空を想像しながら、しばし見とれる。


覚満淵を行く


青空ならいいな〜

鳥居峠から長七郎山に向かう道は標高差が少なく歩きやすい。霧に濡れた森の中は、笹原や苔・シダが生き生きと美しい緑色を呈している。
歩調は順調。やがて上が抜け尾根道となり、長七郎山の山頂に。古い山頂標識がポツンと立っており、ここで集合写真撮影の後、ゴロゴロした石群の上で昼食タイムを長めにとる。


長七郎山への尾根道


山頂で記念写真

ここから小沼に向け下る。濃霧の中、突然現れたザレ場の急勾配をを無事通過。やがて樹林が開け小沼東岸の散策路に入る。霧の湖岸にやさしく打ち寄せるさざ波、沼の水と空の融合、幻想的な景色が広がる。水は澄み周囲の木々を映す。


小沼へ向って下山開始

珍しいキノコを見つけたり小さな動物に出会ったり、最後には犬の泳ぎも見物し楽しみながら歩く。湖岸を離れて鳥居峠までは往路を戻り再び覚満淵に出て今度は東岸にコースを取る。山の花々をちらちら楽しみ大桐駐車場に戻る。今回のコースは変化に富んだ森林浴コースで、自然を十分楽しむことができた。


静かな森の中の下山路

珍しいキノコを見つけたり小さな動物に出会ったり、最後には犬の泳ぎも見物し楽しみながら歩く。湖岸を離れて鳥居峠までは往路を戻り再び覚満淵に出て今度は東岸にコースを取る。山の花々をちらちら楽しみ大桐駐車場に戻る。今回のコースは変化に富んだ森林浴コースで、自然を十分楽しむことができた。

コース:
大洞駐車場…覚満淵西岸…鳥居峠…長七郎山…水門…小沼平…鳥居峠…覚満淵東岸…おのこ駐車場




半月山1753m


2023年8月26日(土)
天候:晴れ

久しぶりに25名という大人数での山行。半月山の駐車場より青く輝く中禅寺湖に白根山を眺め、森の中の急坂を半月山へ。この間の雨のため、ぬかるんで滑り易く、思った以上に時間が掛かる。
頂上で集合写真を撮った後、展望台へ。駐車場では見えていた男体山に白根山は頭を隠してしまったが、ここでも集合写真を撮り、眼下に広がる中禅寺湖の景色をしばし楽しむ。
展望台からは急な下りが続くが、時折見える湖面に励まされて半月峠へ。初参加の人が多い上に、転倒して怪我をした人もおり、予定より遅れてたため、当初の予定を変更して半月峠にて昼食をとる。その後、希望者のみ、空身で中禅寺山を往復、峠に戻り、狸窪へと下る。

半月山駐車場に到着


駐車場より中禅寺湖を望む


スタート! 林の中へ

 
ここ、半月山頂?

 
展望台で記念撮影


あらためて中禅寺湖を望む


半月峠へ下るむ


半月峠で一休み





狸窪へ下ります





中禅寺湖湖畔


別荘記念公園付近


コース:
中禅寺湖展望台…半月山…半月峠…中禅寺山…半月峠…狸窪…歌ヶ浜駐車場




入笠山1955m


2023年6月3日(土)
天候:晴れ

台風の影響が危惧されたが、天気図予想から実施を決断。
当日の朝、1名のキャンセルがあったものの17名が参加。幸いなことに中央高速道だけが通行止めになっておらず、登山口に着く前には青空も見え始め、南アルプスに八ヶ岳も綺麗に頭を出す。
ゴンドラに揺られ、山頂駅へ。緑輝く入笠湿原を経て山頂へ。山頂からは南アルプスに八ヶ岳、そして中央アルプスの大パノラマが広がり、心地よい風が吹き渡る中、各自、思い思いに楽しむ。


ゴンドラ山頂駅から入笠湿原へ



入笠湿原



入笠湿原 青空と緑と…

 


湿原を後に入笠山へ向う 登リ道だ



群生するクリンソウ



入笠山山頂に到着 展望が開けた!


山頂からの展望


南アルプス


中央アルプス


八ヶ岳連峰


山頂からは二組に分け、花畑をゆっくりと楽しみ、山頂駅に戻る班と大阿原湿原を1周し、山頂駅に戻る班とで別行動する。後班はぬかるんだ道に苦労しながらも首切清水の脇で昼食、水がほとばしる大阿原湿原を楽しみ、点々と花が咲き始めている花畑を経て山頂駅へ。最後、保護されているクマガイソウと釜無ホテイアツモリソウを愛で、スズランの大群落に目を休めつつ、前班と合流、山麓駅へと戻る。


入笠山頂から首切清水へ下る



首切清水にて昼食



大阿原湿原



大阿原湿原 前日の大雨で水が多い



大阿原湿原から首切清水に戻る



スズランが咲く入笠湿原に戻る
左: 歩く前方 エゾノコリンゴの木  右: 山野草公園のスズラン群落




奥久慈男体山694m・八溝山1142m


2023年5月19日(金)・20日(土)

天候:曇り後雨/曇り一時霧雨


一泊二日のバス山行。一日目は男体山、2日目に八溝山を訪れた。


初日 男体山
キャンセル2名が出て、14名での山行。心配された天候も何とかもちそうで、登山口の大円地へ。正面にこれから登る男体山の切り立った岩壁を眺め、蒸し暑い森の中を峠の大円地越に。周囲は雰囲気のある森で、美しい新緑に何名かから感動の声が上がる。



男体山の岩壁を見上げて歩く


            奥久慈男体山


新緑燃える山中



大円地越で一憩

少し急な岩場を登り、途中、山頂直下の岩壁を眺め、祠のある山頂に。
集合写真に、連なる山並みなどの写真を思い思いに撮った後、のんびりと昼食をとって、往路を下山する。


急な登りもなんのその!



山頂直下の岩壁を仰ぐ



男体山山頂で






       
下山は往路を戻る


大円地の駐車場に戻る頃に雨が降り出す。袋田の滝に立ち寄った後、宿泊するホテルに向かう。

コース:  (時間概算表示)
大円地登山口9:50/10:00・・・大円地越10:50/10:55・・・男体山11:40/12:15・・・大円地登山口13:30/13:40=袋田の滝駐車場14:00・・・袋田の滝14:15/14:30…袋田の滝駐車場14:45


二日目 八溝山
心配した前線は夜半にはほぼ抜け、朝には雨が上がるが、雨雲が残っているため、まずは裏見ノ滝である月待の滝へ。滝に映える新緑に感嘆の声が上がる。
その後、山頂に近い日輪寺へ。日輪寺より、杉の巨木が連なる参道をまず沢へとくだり、旧参道登山口へと登り返す。


日輪寺参道付近


蛙の鳴く谷に沿ってなだらかな道を辿り、徳川光國が命名したという金性水へ。全員、名水を賞味し、渇いた喉を潤す。時折の霧雨に汗かいた身体が肌寒さも覚えるが、全員元気に急な階段が連なる八下坂を登りきる。そして、山つつじに囲まれた神社のある山頂へ。標識前で集合写真を撮る。

散策路(山道)を行く



金性水で喉を潤す



鳥居をくぐると山頂近し


あいにく、展望台からは眼下の神社が見える他は何も見えず、途中階で昼食を取るが、身体を冷やさない内に早めに下山。尾根道を一挙に日輪寺へと戻る。

八溝山山頂 展望台からのショット


コース:(日輪寺より歩く)
奥久慈館発8:30=月待の滝8:40/8:55=日輪寺9:20/9:30…金性水10:35/10:40…八溝山11:40/12:15…日輪寺12:40


二日間、心配した雨にもさほど見舞われず、総体として和やかで、ゆったりとした山行だったと思う。



坪 山1102.7m


2023年4月22日(土)
天候:曇りのち晴れ

土曜山行会では20年ぶりの坪山。
今年はサクラの開花が早く、ヒカゲツツジやイワウチワ、イワカガミなどの見頃は過ぎているのではと心配しながら上野原駅からのバスに乗る。花を目当てに人出は多くバスは増発、2台に分かれて約50分、登山口の八ツ田バス停に降り立つ。
ゆっくり準備をして出発。道端にニリンソウ、チゴユリ、アケビの花、コゴミ、ゼンマイ、ワラビなどを見ながら滝過ぎて尾根に取り付く。


尾根に取り付き急坂を登る



       (左) 急登、慎重に行きます。    (右) ミツバツツジが映えていた。



尾根に出て 視界が開ける場所も 気持ちいいね!


急坂を登るとイワウチワ群生の場所となるも、花の最盛期は過ぎていて咲く花は少なかった。新緑の中にミツバツツジを見ながらガレ場を何箇所か登る。イワカガミが右に左に群生し、シロヤシオがとてもきれいだった。
林内のヒカゲツツジはほとんど散ってしまい、山頂の手前でわずかに咲いているのみだった。


            (左) イワカガミは群生していた。    (右) 綺麗に撮りたい!

まだ残っていた ヒカゲツツジの花


狭い山頂には大勢の登山者が休憩。北に三頭山からの笹尾根、遠くに雲取山が眺められた。我が一行もここで昼食をとった。

坪山山頂からの眺め 三頭山が美しい


写真撮影をして下山にかかる。急坂をロープを頼りに気をつけながら降りる。トウゴクミツバツツジやミツバツツジ、アセビの花咲く尾根をアップダウンし阿寺沢分岐に着く。ここから巨木や変わった形の木を見ながら下り、ヒトリシズカやイカリソウを楽しみながら「びりゅう館」に到着し解散となった。

               (左) 山頂直下のロープの下り    (右) ヤセ尾根は植林帯


{ムンクの叫び}  みたいな木 なるほど!


暖かくなるのが早く、例年と開花の時期がずれ、ヒカゲツツジやイワウチワが少なく残念だったが、シロヤシオ、イワカガミ、イカリソウなどをは多く見るれ、お花見山行となりました。コースは急坂が多くロープ頼りの登り下りも、慎重に、ゆっくり歩き、全員無事下山しました。 

 コース:  (時間概算表示)
八ツ田バス停10:15…西尾根東尾根分岐10:25…案内板11:20/11:25…坪山山頂(昼食)
12:18/12:55…阿寺沢分岐14:15/14:20…びりゅう館14:53
参加者 12名
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