漁業用アンカー・金錨

漁業用金錨−V型アンカー 
2014年千葉県市原市のいちはらArt-Mixでの錨設置風景

 弊社V型爪金錨は定置網、いけす、船舶、ポンツーン、ダム湖大型浮体、海上浮標、オイルフェンス、大型潮流計測ブイ、海上・海中発電施設等々あらゆる水上・水中構造物の係留に採用されております。

 従来から使われているハスの葉型や平板爪の錨では、海底にしっかりとかかせる事が難しく、どんなに重く・大量に使用しても潮流や台風などの荒天になると、錨ずれが起き定置網にかかる力のバランスが崩れ、一気に流されてしまいます。重要な点は最初の錨ずれをいかに防ぐかにあります。

弊社漁業用V型アンカーは、従来型錨の3倍ほどの高い把駐力でしっかりと底質に食い込み定置網を守ります。
これまでも、V型アンカーを使用した事で定置網が流失せずに済んだ事例がいくつもあります。

 定置網やいけすでは、錨のほかに多くの土俵を使用します。重さは20sから1tに至るまで様々ですが、砂を使用する為水中重量が軽くなり、実質的な把駐力は空中重量の1/3〜1/2になってしまいます。これは1tの土俵を用意したとしても500kg程度の小さな把駐力にしかなりません。
弊社V型アンカーであればVRS−75kg1丁をご用意頂ければ1tを超える把駐力が得られる為、金額、時間、労力等様々なコストダウンが計れます。

<製品名> <製品> <詳細>
VRT
 最もポピュラーな両爪タイプです。丸鋼材で構成された安価で使いやすく、網や生簀の他に小型船舶のストックアンカーにも適しております。
 重量:16、32、45kg
VRS  漁業用金錨として作られ、定置網や生簀に最も普及している片爪の丸鋼材錨です。従来の平型爪の金錨に比べ3倍以上の固定力があります。
 重量:20、30、50、75、100kg
VRW
現在製造しておりません。

 左右に強力なV型爪を備え、ストックを必要としません。定置網や生簀、据置型の浮体施設などに適し、確実で安定した効果がある丸鋼製です。
 重量:20kg〜
VHS  構成材に熱処理を施したレール鋼を使用し、頑丈な構造です。定置網の特に力がかかる場所や、増し錨などに適した高性能アンカーです。
 重量:120、160、200、250、300、500kg
 
※土質に依存します。
※上記漁業用アンカーは全て受注生産なっております。納期・金額などお問い合わせください。
お問い合わせフォーム  TEL 03−3881−0561
これまで定置網やいけすをはじめとした漁業用金錨として、多くの方にご使用いただいております。
定置網では300kgを超える大型錨を使用し、台風などの自然災害から大切な網をしっかりと守っています。

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