MONTREAL 2004 Page1

2月某日 バンクーバー行き、エア・カナダ4便(成田発19:00)に搭乗。飛行機は無事、定刻の10時40分バンクーバー国際空港に到着。
気が着いたことは、機内での食事がBEEF or CHIKEN(FISH)から、PASTA or CURRYになっていたこと。BSEの影響はこんな所にも現れているみたい。
 一日目の最終目的地はモントリオール。バンクーバーで4時間程待って乗り継ぎ。今回はようやく貯まったマイレージポイントでのFREE TRIP。
本来ならバンクーバーで入国した後、一泊してから翌日モントリオール入りした方が体は楽なんだけど。途中降機は二回まで。
4時間以上経過すると途中降機としてカウントされてしまうため、何がなんでも当日中にモントリオールしなければなりませんでした。
 モントリオール行きの飛行機は、コンパクトながらもとてもきれい。中国系の方が多く乗り込んでいました。モントリオールに到着は時差の影響もあり、ほぼ23時。
空港バスもほぼ終了。高くついたけどタクシーでホテルへ。疲れと寒さですぐにベッドに飛びこみました。窓の外は一面の銀世界が広がっていました。


 まず、モントリオールで行ってみたかったのがモン・ロワイヤル展望台。朝ホテルで朝食をとり8時半には出発。地下鉄駅で3日有効のツーリストパスを購入。
いくつかの行きかたがあると思うのですが、私は前回と同じ慣れてる行き方でと思い、McGill駅で降り大学のマッキンタイヤービルディング脇から山道に入りました。
いつもは、遊歩道の階段で上まで登っていくのですが、今回はそれもすっかり雪に埋もれ閉鎖中。従って、山道を遊歩道に沿って山を登っていくしか
方法がありませんでした。雪が一面山を覆っているものだから、すっかり道が表情を失ってる感じ。どこを歩いているのか分からなくなってしまいました。
道を聞くべき人もこんな雪が舞う寒い中だと歩いてこないし。あまりにも長く歩くものだから、人の足跡辿って近道らしき脇道へ入ってみました。
雪に腰まで埋まりながらも何とか道らしき道に出ましたが、地図上で自分がどこにいるのか分からなくなる状態。道をさまようこと数時間、スキーをしている人に
ようやく巡り会い、なんとか展望台のChaletに辿り着きました。温かい珈琲でほっと一息。Chaletの中は木造で優しい木の香りがして、落ち着きました。


雪のため展望台から見たモントリオールの街はモノトーン。遠くのビルは雪にかすんでシルエット。どことなく寂しい感じ。
撮影してたら、すっかり指先の感覚を失ってしまいました。展望台を後にダウンタウンへ。歩き出したのはいいのですが、
目の前にモンロワイヤルのシンボルの十字架登場。さらに進んで歩いていったら、再び目の前にChaletが姿を現しました。
同じ風景が目の前に広がってさすがに落ち込み気味。6時間近くも雪山の中をさまよい歩き、もう少しで遭難しそうでした。


 なんとか、地図どおり下山してVIA Central駅へ。ケベック行きのVIA RAILチケットの購入。チケット発券のカウンターの方は親切で、
バスの方が安いと薦めてくれました。「ど〜してもVIA乗りたい」と言って往復チケットを購入。
ケベックはこの時期、雪祭(ウィンター・カルナバル)。楽しみです。
 その後、オリンピックタワーへ。1月中旬から2月頭は毎年メンテナンスなんだそうな。私が出発した週の週末から営業開始とのこと。
ついてない。それにしても、右の人差し指に感覚が無い。
 

2004年カナダの旅は全部で6ページです。
NEXT(TO PAGE2)

TO TOP