旅と酒のあれこれ


 まず最初に申し上げますが、このページは内容が内容なので、未成年者の方はここに書いてあることは真似しないで下さいね。まぁ、めでたく成人になられた時のための参考にするのならいいのですが・・・(^^;


 さて、旅に出た時の楽しみのひとつ「酒」がある。その楽しみ方には、大きく分けると2つのパターンがある。

 まずひとつは、夜の街を彷徨う楽しみにも書いた通り、旅先の宿泊地で一献する場合。一献する場所は、なにも地元で有名な料亭などである必要は無い。宿泊先の近くや駅前通をブラブラ散歩し、もしこれといった店を見つけたら暖簾をくぐればいい。
 酒の楽しみ方には人それぞれの流儀があるだろうから、一概に「これがいい」というパターンは無い。拙者の場合は、その店が和食専門なら、あまり接したことのないような地酒をオーダーする。洋食専門なら、まずビールだ。それも、アサヒやキリンといった国産物はなるべく避け、その料理のお国柄に合ったもの(タイ料理ならシンハー、台湾料理なら青島、ドイツ系ならハイネケンなど)にするようにしている。

 もうひとつは、列車内で駅弁を広げる時。もっとも昼間は酒では無く緑茶が駅弁の友だが、夜は車窓が楽しみづらいこともあり、車内で食べる駅弁が夕食となる場合は酒付きとなる(^^;
 その酒も、たいていは車内販売か駅売りの缶ビールがメインだが、寒い時期はワンカップや缶入りの日本酒になる。これも、なるべくメジャーなブランドは避け、その土地独特の地酒や地ビールにするようにしている。


 店で飲むにしろ列車内で飲むにしろ、注意しなければいけないのは、旅に出た開放感から気が大きくなって、普段以上にアルコールを摂取しないこと。人にもよるが、どこそかの見知らぬ街で酔っぱらって行き倒れになったり、ほろ酔い加減になって列車内で寝込んでしまい、列車を降りそこなったりすることもありうるから、ほどほどにしておいた方が良い。もっともこれは、旅に出ない時でも同じか?(^^;

                                                2003.7.19