第二十回 春はやっぱり桜がいい

新聞の広告欄では、「桜見物のバスツアー」などが目に付くようになり始め、東京の桜の開花宣言も出たということで、今年も待ってましたとばかりに各地の桜をお届けいたします。
思えば昨年は随分といろんな桜を見に行ったもんでした。奥多摩の湖畔に映える桜は美しく、みちのくの福島、山形の1000年桜は風格がありました。青梅の桜の木の下で食べたお弁当も美味かった〜。ということで、さて、今年はどんな桜にめぐりあえるのでしょうか…。昨年の桜の旅はこちら


9本目 北海道の桜はまだ健在なり(6/9)

北海道の桜1 館山公園の桜 有珠山の噴煙
青い空にピンクが綺麗 広い館山公園に桜がたくさん 丸の中が有珠山の噴煙なり
登別への道中桜 ピンクのしだれ つぼみ
登別への道中桜 このしだれざくらは綺麗だろうな… このつぼみも今は満開

もう終りと思っていた今年の桜ですが、なんと北海道のhydeさんより桜だよりが届きました。有珠山のふもと伊達町の桜や、登別の桜と青い空にピンクが映えて綺麗ですね。この写真は5月中旬過ぎらしいのですが、北海道では今が見ごろというところもあるらしく、本気で日本中の桜を制覇しようと思ったら、1月の沖縄からはじまり6月までなんと半年もかかるのだ!うーむ日本は長〜い。
それにしても桜の花といい有珠山の噴煙といい自然は時には美しく、時にはキビシイものなのだ。




8本目 上杉鷹山公お手植の桜と上杉神社の湖面にきらめく桜(5/3)

上杉鷹山公お手植のしだれざくら 上杉神社の桜 湖面に映る桜
鷹山公お手植のしだれざくら 上杉神社の湖面にまで注ぐ桜 鏡のように映る桜が更に綺麗

もっと桜を観に行こうと思った矢先に遠出禁止令がでて、このコーナーも終わりかと思っていたら、米沢の上杉神社の桜の写真が届いてまいりました。1つ目の桜は、かのケネディ大統領がもっとも尊敬する人物と評し、「成せばなる、成さねばならぬ何事も、成さぬは人の成さぬけりなり」という有名な句を残したあの上杉鷹山公のお手植えのしだれざくらです。ということは樹齢200年前後ということでしょうが、この桜の子供たちが、市内の公園ですくすくと育ているそうです。また上杉神社は湖面にそそぐような桜が見事なところで、この時期(5月連休)には上杉祭りも催され、観光客で大賑わいとか…。それにしても湖面に映る桜は綺麗なのだ!



7本目 またまた近場でごめんなさい。でも立派な寛永寺のしだれざくらと八重桜(4/19)

寛永寺と八重桜 白く光る八重 こちらも見事な八重桜
寛永寺裏手の八重桜 青い空に白く光る八重桜 こちらは白さがお見事な八重桜
うーむ技あり! 綱吉公と共に 桜尽くし
まだまだしだれ桜は健在なり ううーん小さいながらもお見事 八重にしだれに桜オンパレ ード

どうもにもこうにも遠出が出来なくなって、残念がっていた時、娘の幼稚園に迎えに行ったら、裏手の方にまだまだ立派なしだれざくらが咲いていました。ソメイヨシノはとっくに散ったというのに、まだまだ元気な姿で迎えてくれたのです。またお隣のしだれざくらも、五代将軍綱吉公の霊廟を見守るかのごとく咲いているのです。ここはタクシーの運ちゃんか、昼寝目的のサラリーマンドライバー位しか通らないところの更に奥なので非常に穴場なのです。うー上野の桜は侮れない!去年の☆ランク3ケ追加なのだ!
また境内にはしだれざくら以外にも八重桜が見事に咲きほころび、淡いピンクから白い花まで、まさにここ上野は桜天国なのです。
まあ町名も台東区上野桜木と言うほどですからね!



6本目 伊豆高原及び川奈の海沿いの桜並木

伊豆高原の桜並木 夜桜には三日月 桜に囲まれて
伊豆高原の桜並木は大渋滞 三日月に夜桜が映えていました 翌朝は桜に囲まれて
川奈の桜並木 山も桜でいっぱい
川奈の海沿いの桜並木 桜で山が淡いピンクの絨毯のよう

前々からここの桜は見たかったのですが、ようやく満開の時に訪れることが出来ました。伊豆高原のメイン通りはまさに桜で埋め尽くされ、おまけに道路も車で埋め尽くされていました。夜も星と月が見事に輝き、桜の花と三日月がお互いに見合っているようでした。大好きな川奈の海沿いの桜並木も自然に満ち気持ちがよく、あまりに気分がいいので3回も通ってしまいました。
山にもいろいろな桜が咲きみだれ、ある山はまるでピンクの絨毯をまとっているかのようでした。そういえば、“ソメイヨシノ”って、山桜と伊豆の桜の掛け合わせっていう説があったなぁ




5本目 小田原・長興山の800年もの 4/8

登る人下りるひと とにかくおおきい 山肌にも人人人 訪れる人が多い
みんな桜目当ての人達 どーんと大きいしだれ桜 向こうの山肌にも人人人 とにかく訪れる人が多い

入園式が終ったら今度は始業式!「この季節は桜に限る」などと思いつつ、午前中で終ったのでちょっとひとっ走り。前々から気になっていました小田原のしだれ桜を見に行ってみることにしました。この桜は樹齢800年と言われ、春日野局のゆかりの地であるこの長興山の山肌にスクッと立っているのです。
山の中腹にあるとのことで、駅から歩いて軽く坂道20分はあるものの、訪れる人の多さにビックリ!まさに老若男女が桜をめがけて黙々と坂道を登っているのです。こちらは子供を抱っこしたり、おんぶしたりなので30分はかかったでしょうか。ゼイゼイと「何もこんな思いをしなくても…」と思ったのは桜を見るまで!桜を見た瞬間にその疲れは飛んでしまったのです!
桜の周りは、昼食を摂る人。写真を撮る人と思い思いの人たちでいっぱいでした。



4本目 春のうららの隅田川 4/7

隅田川 桜に囲まれ… さくら橋から
ほんと、春うららの隅田川でした 桜に囲まれ良い気分 さくら橋から望む桜

“お星さまの贈りもの”で春の歌といったら“花”!“花”といったら“隅田川”と言うことで行って参りました。
川面に浮かぶ屋形船とカモメ、青い空にピンクが映えわたっていました。



3本目 寛永寺幼稚園・園庭の桜および寛永寺本堂裏の桜 4/7

寛永寺幼稚園の桜 桜の中の入園式 満開の桜
幼稚園の園庭に咲く花 桜をバックに入園式 満開の桜が祝ってくれるよう
こちら葵の寛永寺 おとめ椿 良い匂い〜
輝く葵のご紋と枝ぶり見事な桜 まん丸なおとめ椿 桜って、いい匂い〜

子供の入園式があり行って来たのですが、ここの幼稚園の園庭には桜の木が立っており、まさに桜と共に典型的な日本の入園式なのであります。ここには他にも桜やイチョウなど大きな樹がたくさんあり、椿などは見事な丸い花を咲かせていましたが、そんな樹木達に見守られてすくすくと育ってほしいもんです。
お隣の寛永寺は、今から360年も前の建物で、3代将軍家光公の時代に建てられたということですが、金色に輝く葵のご紋に、枝ぶり見事な桜が見事なくらい映えわたっていました。



2本目  上野・国立科学博物館前の桜 4/4

くじら 国立科学博物館 仕事仕事 人がいっぱい
原寸大の鯨と桜 白い桜 これも仕事?! 公園の上の方は既に7分咲

先日の公園入り口とはちょうど反対側の国立科学博物館前の鯨の前の桜です。
大きな鯨に白い桜が綺麗でした。
公園の上の方は既に7分咲き位で、花見の団体もけっこう多く、また寝袋持参で場所の確保をする人たちもいたるところで見受けられました。とにかく人の数は多かったのですが、みんなゆっくりとした足取りで、ようやく訪れた春を楽しむかのように散歩をしているようでした。



1本目   上野公園入り口の桜 3/30

公園入り口の桜 桜の花 桜並木
公園入り口の早桜 ほんのりピンク色 桜並木はま〜だまだ

この上野公園の入り口には、既に3本の桜が咲いているのです。ここ最近の強風で随分と散ったようにも見受けられましたが、まだまだ5,6分咲きといったところで、これからが出番。「こんなに早いなんて?」と驚きながら公園に入ると、桜並木の中はまだまだの様子。どうやら、上野公園の入り口にある桜は、桜の名所ということで、ちょっと早目に咲く桜のようでした。この桜につられてしまったのか、公園内は普段以上の人手なのでしたそれにしてもこの桜をバックに写真を撮ろうと言う人と達が多く、上の写真を撮るのも間隙をぬってなのです。やっぱりみんな桜が好きなんですね!


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