重装備!3人乙女?の雪めぐり

ニュースでは、札幌の大雪情報と、空港の閉鎖の事を伝えており、最高気温もなんと0度!これは大変だ!との思いで羽田に着いたらダウンやコートやら揃いも揃って重装備!この1角だけ厳冬。「なーに札幌に行くんだからね!」との思いで待合室に行ったら、ここまでの重装備の人は少ないのだ!「うーむ着すぎたのか?」と思って“りこちゃん”を見たら、コートの下は半袖であった。恐るべし!
機内
羽田は好天 機内でパチリ
せっせ!
真織ちゃんは機内でもせっせ! 千歳は雪で真っ白

ということで、晴天の羽田を出発して1時間半後には同じく晴天の新千歳空港へ到着!ただ違うのは一面雪なのである!3人とも北海道へ来た事はあるものの、冬の北海道は初めて!札幌へ向かう電車の中では「わー綺麗」「雪っていいわねー」「新雪だー」の声が、静か〜な車内にこだましていたのであります。

さて札幌に来たからには、まずはラーメン!ラーメン!ということで、雪の上に恐る恐る足をふみ込みながら、街へ!歩道には雪が高く積まれ、さすがに札幌は肌寒いを通り越して、本当に寒い!寒さにラーメンがこたえるだろうなと目指すお店に着いてみたら、なんと「店舗閉鎖」の張り紙が!札幌には星の数ほどラーメン屋さんがあれど、「美味い!」というお店は以外と少なく、以前から知っていたお店に来たのですが、どうやら潰れたらしいのだ!「うーむこうなったら子連れだろうが、乙女?だろうが関係ない!」と決意し向かったのが狸小路にある「山岡家」さん。このお店は、カウンターのみで、5分10分くらい表で待つことなぞザラ!それでちょっとためらったのですが、今日は以外とすんなり入れ、奥のカウンターでネギチャーシューのみそ、醤油、塩(各\900)とそれぞれ注文!待つこと10分でようやくこってり濃い目のラーメンなのであります。それぞれを味見しながら、「あーでもないこーでもない」とスープまで飲み干したラーメンは、麺が太めで塩はあっさり、醤油は濃く、味噌はこれぞ北海道!と言ったお味なのでした。
寒〜い 狸小路 山岡屋さん
雪の札幌は寒〜い 狸小路 ここが山岡屋さん
カウンターのみ 醤油味 美味しい!
カウンターのみの店内はいっぱい こってりネギチャーシュー醤油味 ラーメンのお味は?

さて今回は、「お星さまの贈りもの」のコンサートで来たのであり、ラーメンを食べに来たのでないということで、ホテルに戻ってからは、すぐさまリハーサル。コンサートは翌日なのですが、本番時間が午前の10時半ということで、前日のうちにリハーサルなのであります。今回の会場となるのは「ホテルアルファ・サッポロ」さん。レンガ色のおしゃれな造りで、部屋数はそれほど多くないものの、お部屋も綺麗で、フロントもボウイさんもしっかりしてて気持ちの良いホテルでした。

RHも終了し、明日の打ち合わせも終了した後は、ラーメンを制覇した後の北海道と言ったら「さ・か・な」なのであります。いやいや今回の目的はあくまでもコンサートであります!がっ、同じくらい“食”も重要なのです。と言う事で、“りこちゃん”のお知りあいのSさんに連れられ、途中大通り公園のイルミネーションを見ながら向かったのがすすき野の「俺んち」さん。

イルミネーション すずらん
綺麗なイルミネーション 左はすずらん

結論から申しましょう!「美味しすぎる〜」「けど食べきれない!」「タッパー持参で来れば良かった!」と3人は声を大にしておりました。突き出しの白子から初めって、いきなり“毛蟹”が2杯。そして北海道ならではの“八角”の刺身や、“あわび”“つぶ貝”等が盛られた刺盛り。肉厚“ホッケ”に地物の“ししゃも”。脂がのった“ハラス”に“たらば”に“氷下魚(こまい)”に“だし巻き卵”と他にもどんどん続くのです。
とにかく“美味しい”この「俺んち」さんは、30〜40人位のお客さんで店内は満席!それもそうでしょうと頷きながら、見渡すと、イラスト入りでかわいいメニューに混じってホワイトボードがあり、その中で目飛び込んできたのが「海水ウニ」の4文字!「むむっ!」と思って注文して出てきたのが、生のウニを、割ってすぐ海水につけた状態にしたウニなのです。
口にした真織ちゃんが「お口に入れるととろっと甘くとろけ、はかない感じ」と表現してくれましたが、まさにその通り!
いやいや美味しいものがあるところにはあるものなのだ。

刺身盛り合わせ ししゃも ジャンボほっけ
刺身7点盛りなのだ ししゃもに鮭のハラス ビールが小さく見える位のホッケ
じゃがいも メニュー おすすめメニュー
じゃがいも イラスト入りメニュー みんな食べてみたい
海水ウニ 浮き袋 俺んち
絶品の海水ウニなのだ!!! 真珠の親分ではなく浮き袋! ごちそうさまでした!


我が子などは、いくらどんぶりの小さいのをペロリと平らげ、タラバに毛蟹とほおばり、普段の倍以上の食欲なのでありました。おまけに食後の運動なのか、隣のスナックの前で、カラオケにあわせてお店の前で踊っており、そのお店のママさんに誘われていたのだ。いやはや…。

と言う具合に、とにかくはじめての札幌冬のお味は、3人とも大満足のようで、すすきのからホテルまでの15分の道のりを、ゆっくり歩いて帰ったのでした。しかし、既に気温はマイナスと言うのにすすき野は大賑わい、イルミネーションも綺麗で、わが町上野浅草とはまた違うのだ!

すすき野
夜のすすき野は賑やか


せっかく札幌に来たのだから、新雪の上を歩こうとなり、ホテルを超え大通り公園に行ってみると、踏みしめる雪が「きゅっきゅっ」と鳴るではありませんか!雪国の人から見ると「あたりまえ!」でしょうが、なにせ初めて雪を踏みしめるのですから「うわー音がする!」「ステキ〜!」となるのです。このとき既に気温は−3.4度。この後更に−4度以下まで低くなっていくのです。

大通り公園 つららもきれい マイナス3.4度 新雪
夜の大通り公園は人も多い ツララが透き通ってる このあと更に低くなる 新雪ですう!

−4度と言う事はまさに冷蔵庫ならぬ冷凍庫!その冷凍庫の世界から帰ってくると、待っているのは風船作りなのです。「明日のコンサートの時に、チビッコにあげよう!」と言う事なのですが、1個作るのに3分かかったとして、1時間に20個、150個作ろうと思ったら8時間もかかってしまうのだ!と言う事で、りこちゃん真織ちゃんも手伝ってくれたのです。

風船職人
初めての風船作り



翌日朝は7時に起床。さて食事をと思ったら、なんと真織ちゃんはその前に起きて既に朝食が済んでるとの事。朝が強いのだ!この朝食は、ごく普通のアメリカンブレックファーストなのですが、ベーコンはしっかりカリカリで、スクランブルエッグもきちんとした?まさに正統派なのでした。

今日のコンサートは10:30から始まるということで、なんと朝の8:30からリハーサルなのです。未だかつてこんなに早いコンサートはありませんでしたが、ちいさな子供さんは、終わって昼寝がありますからね!はい!

コンサートの模様は「子供達でいっぱい!お星さまの贈りものin札幌」からご覧いただけますが、とにかくチビッコでいっぱい。一緒に歌ったり踊ったり、ステージにかぶりついている子もいるといったあっという間の1時間でしたが、楽しいひと時を過ごす事が出来ました。なんと言っても、子供達の表情の変化を目の当りにしながらのコンサートは初めての体験で、「小さい子からパワーをたくさん頂きました」と真織ちゃんでした。

子供達
今回は歌のお姉さんでした


コンサート終了後は、スポンサーの方々とホテルの地下で中華を食べながらの美味しく楽しい会食となり、「第2第3のコンサートを是非続けて行きたいですね!」というお言葉に、3人の脳裏には「魚、かに、じゃがいも、ジンギスカン」が漂っていたなのだ!

また、宝塚が大好きで、わざわざ差し入れを持ってきていただいた“hyde”さん。ありがとうございました。3人のお腹には食後のデザートに生チョコがぴったりのようでした。

さて、ラーメンを制覇し、魚、カニ、ウニ、ジャガイモも制覇した!あとは生のジンギスカンとビール園、そして馴染みのイタリアン料理店に行きたい!のですが、残念ながら本日帰京と言う事で、次回に持ち越し。残り少ない時間を有効に使おうということで、札幌ファクトリーへ行って見る事に。
ここは4,5年前にビール工場を改装して作ったところで、ブティックあり、雑貨店あり、飲食店あり、映画館あり、おもちゃもあり、ホテルもありといった1大ゾーンで、1日見て廻っても飽きないところなのです。
煙突の前で記念撮影の後は、集合時間を決めて皆バラバラになり、いざお土産タイムと相成りました。しかしタクシーの運転手さんが「今日は暖かいな〜」と言った後に見た温度計が5度なのにはびっくりなのだ。
煙突
煙突にサンタさんが! 札幌のソフトは美味しいらしい

この後の空港でも、もちろんお土産タイムとなり、“真織ちゃん”は「たくさん買いすぎちゃいました〜」“りこちゃん”は手にチョコレートをたくさん、“もやし”は昨日の食事が忘れられないのか、毛蟹にししゃもにホッケと買いまくりなのでした。

それにしても、1泊2日のあっという間の札幌でしたが、食べて、見た内容は1週間分くらいなのであった!

お疲れ様でした
この後はみなぐっすりでした



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