実話ネタのお部屋



その1 居酒屋にて

(cast:椿as樹さん 一条asピグ 五代くんas若林くん 桜子さんasひかる)

椿  「新人のインターンがまたとんでもないことやらかしてくれてな、また残業だぜ」
桜子「相変わらずハードな生活送ってるんですね、椿さん」
椿  「おかげで五代の身体の研究(1×5の原稿)が進む進む」
五代「だからって椿さん、睡眠時間削ってまで、やらなくてもいいじゃないですか」
椿  「ストレス解消に趣味にでも走らんとやっとられんわ」
一条「まぁ実際、五代の身体についても研究を進めておいてもらわない困るのも事実だしな」
椿  「おいおい俺の身体の心配はしてねぇのかよ」
一条「してるぞ、6:4でな」
椿  「ひでぇな、たったそれだけかよ。友達甲斐のねぇやつだな」
一条「失敬な、ちゃんと心配してるじゃないか。四割も」
椿  「俺は四割の方かい」
一条「判った。研究(原稿)の方が56%。これならどうだ? 2パーセントしか違わない ぞ」
椿  「それでも五代の身体(1×5の原稿)の方が大事なんだな」
一条「当然だろう」
桜子「あの、一条さん」
一条「なんですか?」
桜子「56%の残りは44%ですけど」
椿&一条「………」

最近、突っ込み役が多くて(桜子)



その2 あなたのおうちはどこですか?

(cast:五代as樹さん 桜子さんasひかる みのりasジュニア)

五代「あ、もしもし? 桜子さん?」
桜子「五代くん? どうしたの?」
五代「今度の年末(冬コミ)、みのりがうちに泊まりにくるんだけど」
桜子「あぁ、そう言ってたわよね」
五代「みのりにうちへの行き方教えてやってくれない、東京駅から」
桜子「いいけど。五代くんが直接教えた方が早いんじゃない?」
五代「う〜ん、でも俺、そういうの自信ないし、桜子さん得意でしょ」
桜子「だったわね。まったく五代くんの方が東京暮らしは長いはずなのに……
   そういえばこの間は私に住所聞いてきたわよね」
五代「あれはほら、引っ越したばかりだったから」
桜子「それでも普通は聞かないわよ。自分の住所を他の人に」



その3 ちょっとラブラブ?

(cast:一条as若林くん 椿as樹さん 五代くんasピグ 桜子さんasひかる)

椿  「そういえば、この前病院で怖い噂聞いたぞ、俺に熱愛恋人ができたってやつなんだ」
一条「そんなのめずらしくもないだろう」
椿  「いや怖いぞなんてったって、そいつの名前が一条桜子っていうんだからな」
一条「なんだそれは」
椿  「どうやら情報が混乱してるらしくてな……、俺がおまえと電話しているのを聞いた看護 婦Aの話と、
   五代の身体について、桜子さんとのメールのやりとりを見た看護婦Bと、
   俺が映画を見に行った話を聞いたCの話が合体しちまったらしい」
一条「電話で連絡取り合った上に、メールをやり取りし、さらには一緒に映画か、それは確か に熱愛だな」
椿  「そうだろう、そうだろう」
一条「で、映画は誰といったんだ?」
椿  「それは五代と──ぁ゛」
一条「その話、ゆっくり聞かせてもらおうじゃないか」
椿  「………」



その4 でも愛は生まれなかった

(cast:五代asジュニア 椿as樹さん 一条asピグ)

五代「また(SuperCityも)泊まりに来ますから、合鍵ください」
   そう言って差し出した雄介の右手に椿はためらいもなく、合鍵を渡した。
五代「え……本当に、いいんですか?」
椿  「別にかまわんぞ」

椿  「……ということがあったんだ」
一条「ほぉ……」
椿  「あいつから言い出したくせに、俺がカギを渡したら妙に驚いてたな」
一条「そりゃそうだろう。で、俺には合鍵をくれないのか」
椿  「やらん」
一条「冷たい奴だな」
椿  「当然だろう、五代なら勝手に入ってきてもついでに飯でも作ってくれるが、
 おまえは勝手に入ってきて勝手にTVでも見てるだけだろう」
一条「ついでに冷蔵庫も漁ってるかもな」
椿  「絶対ぇ、渡さねぇ」



実話 その5へ    TOPへ    小説TOPへ