地域生活移行支援

地域生活移行支援について

障害者の方の地域生活支援や施設入所者の地域生活への移行が入所施設が持つ大きな役割、そして課題となってきています。本園でも園の重要な事業として位置づけ次のような取組を行っています。

1 地域生活移行に向けた計画と支援体制
(1)個別支援計画に基づき、ご本人・ご家族・後見人のご意向を踏まえた地域移行計画書・同プログラムを作成します。
(2)地域移行の支援は生活支援スタッフに加え、医師・看護師・心理職・栄養士等の専門スタッフからの判断を地域支援コーディネーターが、利用者本位の立場から地域移行推進チームとして調整を図っていきます。
(3)これまでの豊富な移行ケースでの経験を活かし、地域自治体他、関係諸機関と連携し、新たな受け皿となるケアホーム等を調査し、合わせて設立へ向けた支援・助言を行っています。

2 自立支援棟の運営
(1)職員宿舎の空き室等を活用した自立支援棟(4箇所、26名、全室個室)を設置しています。
(2)地域での生活を想定した支援内容の検証や生活リズムの確立、また、社会経験の拡大を目指した個別支援計画に基づく支援を図っています。
(3)地域生活移行された後のアフターケアとして、短期入所(ショートステイ)の場として、自立支援棟「のい」の利用も可能です。

○年度別地域移行利用者実績
H12年度 1名 ケアホーム      H20年度 3名 ケアホーム
H14年度 1名 自宅           H21年度 1名 ケアホーム
H15年度 1名 ケアホーム      H22年度 1名 ケアホーム
H16年度 1名 ケアホーム      H23年度 1名 ケアホーム
H17年度 3名 ケアホーム(2)    H24年度 1名 ケアホーム
        自宅(1)        H29年度 1名 グループホーム    
H18年度 2名 ケアホーム
H19年度 1名 ケアホーム