WinXP Tips 〜その1 起動時間を早くする。

WinXPはスタンバイ/ハイバネートからの復帰時間、起動時間を短縮する目標を設定してXPの設計に当たったそうです。XPにはシステムの最適化を行い、またこれらの各時間を測定することのできるツールをMicrosoftは用意しました。それがBootvis.exeです。簡単に言うと起動を早くする最適化や起動から起動完了(復帰も)までに要した時間を各ステップごとに計測して棒グラフ表示してくれるものです。
(Sample-起動時間測定結果)


(Sample-CPU使用率)

この計測値を取った時は、WIn2000とのデュアルブートやスタートアップにたくさんのソフトを登録した状態なので70秒もかかっていますがだいたい40秒くらいが多いようです。

Bootvis.exeのダウンロードは、
http://www.microsoft.com/hwdev/platform/performance/fastboot/default.aspから。
Bootvis自体は、
http://download.microsoft.com/download/whistler/BVT/1.0/WXP/EN-US/BootVis_file.exe
また、使い方も書いたDesign Noteは(英文ですけど)
http://download.microsoft.com/download/whistler/hwdev1/1.0/wxp/en-us/fastboot-winxp.exe

(使用方法の概略)
1.ダウンロードしたファイル(BootVis_File.exe)をダブルクリックして解凍。
2.適当な場所にPtoolsという名前でフォルダを作ってそこへ解凍してできたファイル(BootVis.exe)を移動。
3.BootVis.exeをダブルクリックで起動。
4.「Trace」メニューから例えば「Next Boot」を選ぶと10秒後に再起動が始まり起動時間の測定が始まる。
5.「Trace」メニューの「Optimize system」を選ぶと最適化が始まる。(1秒くらいは早くなったかな)
6.起動が完全に終わるとBootVis.exeが起動して上図のようなグラフを表示してくれる。

(起動の高速化のためのワザ)-Design Note"Fast System Startup for PCs Running WindowsXP"より
1.ハードディスクは一つのNTFSパーティションにすること。(ただし、FATやFAT32からのコンバートじゃダメなんだとか。)
2.メモリは128MB以上実装すること。(128MBが最適なんだとか)
3.早いHDDを用いること。
4.スタートアップにやたらと登録するな。(value added softwareが特にダメ←よくわからん)
5.日本語は遅い。(仕方ないでしょうよねえ。)
・ちなみにノート(4200rpmHDD)で64MB日本語環境、スタートアップにvalue added softwareっていうコンディションが最悪なんだって。

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