タイトル

サブタイトル




〜 第1日 〜


私はジャーナリストではない。
ただ、日本人であることを誇りに思い、
日本という国を愛する者である。

30歳頃から(現在31歳)
どうもその想いが強くなってきたようだ。
私のひいじいさんが軍人だったからだろうか?
ともあれハズカシながら初めての個人ホームページで
「正しい日本」「あるべき日本」を論じたいと思った。

いや、ちょっと大袈裟だな、それは。
うーん、なんつーか・・・
よく言われることだが、今の日本人って平和ボケすぎねーか?
我が国の政府は天文学的数字の借金を抱え、
徹底的な反日教育の中国に巨額の援助金を出し続け、
ロシアに北方領土は取られたまま、米軍に基地を提供し続け、
国連の分担金は全体の20%も負担して常任理事国でもない・・・。
これらっておかしいよね?
新聞・テレビで取り上げてる以上に
もっともっと大問題なんじゃないの、これらって?
その意識が低い人が多すぎない?

「敗戦国だから仕方ない」って思ってんのかな、みんな?
それともネットで反日で盛り上がる中国人ほど暇じゃないってこと?
これでいいのか日本人?
いや、ホントは私のような民間の日本人が心配する前に
血税で食っている政治家や官僚がなんとかしとくべきなのだが、
実際なんともなってないので、せめてここで謳いたい。
一人でも多くの日本人にここを訪れてもらいたいなあ。

ちなみに冒頭でも言ったように
悲しい哉、私は落合信彦のようなジャーナリストじゃないので
新聞や本等をもとに私的日本論をマイペースに展開します。
特に、毎日じっくりと産経新聞を読む人にとっては
「分かってんだよ、そんなこと!」と言いたい内容も多いでしょう。
そのことは最初に認めておきます。
でも産経新聞を読んでいる人って少ないし、
その意味では多くの人の暇つぶしになるホームページになるかなw
ちなみに産経新聞はよく右翼的だなどと言われますね。
そのことも最初に認めておきますよw
しかし他紙が絶対に書かないような「へぇ〜」と言わせる記事が多いんですよ。
読んだこともない人が偏見で判断するのはやめてほしいですね^^;
でも私はここで「産経新聞を読め!」なんて言う気は全然なくって
単純に同じ日本人として「へぇ〜」って言って欲しいだけなんです。
(ところで戦争を放棄して徴兵制もない国の『右翼』ってどんなもの?)

おっと、前置きが長くなっちゃった。
では男らしくリンクもカウンターも貼らずに一直線に行くぞ!
2005年1月1日。めでたく出発!






〜 第2日 〜


さて、記念すべき初回コラムはなんにしよう?
そうだ。
私はフットボールが好きだ。
2004年のサッカーアジアカップは毎回テレビ観戦したが
生涯忘れない大会だろう。
いや実際国際的にも衝撃的な大会となった。
つーか中国さん。
おたくホスト国の資格ゼロですよ。
よくもまあ北京オリンピックなんてやろうとするよなあ。
日本はアテネオリンピックでは最多メダルだったが、
次回は最低になりそうだ・・・。
とゆーわけで初回は中国を題材に日本を論じましょう。

china japan

でもスポーツはとりあえず置いておきます。
スポーツはスポーツとして神聖なものですからね。
スポーツを元に日中を論じたら、
それこそあの時↑の中国人と同じだから。

最初に言っておくが、私がこれから述べることは差別論ではないよ。
(ちゃんと読んでいただければお分かりになると思いますが。)
私はジャッキー・チェンも好きだし、ジェット・リーも好きだし、
少林サッカー、チャウ・シンチーも好きだし、
三国志も好きだし(魏派だけど)、
ラーメンもギョーザも好きだし、マージャンも好きだ。

2005.1.2




〜 第3日 〜


→さて。
私はある一枚の写真を見たことがあります。
その写真とは、日本軍人が3人、子供の中国人を縛り上げ
日本刀を振りかざしている写真です。
(その写真を出せよ!って感じですが・・・。スマセン;;)
で、その日本人が着ている軍服が全然正しくないわ、
地面に伸びた影の方向は違うわ、一人は手が異様に長いわ、
そりゃもう、ジス・イズ・「ねつ造写真」。
で、驚くなかれ
その写真は中国の歴史教科書に載っていると言うんですわ。
マジか?
マジです。
実物が見たい人は大使館でゲットしよう!

2005.1.3




〜 第4日 〜


→さらに、みなさん、
2004.12.6付の米紙ニューヨーク・タイムズを読みましたか?
え?読んでない?
そりゃそうですよね。
では、その中のある一記事の内容を紹介します。
その記事を一言で言えば次の通り。
中国の言う「歴史」とは、共産党政治の必要に応じて
省略・わい曲・修正されているだけのものだ、と。
以下、そのニューヨーク・タイムズの記事を元に述べます。
知っての通り、中国は
再三に渡って日本に対して「正しい歴史を教えていない」
と文句を言い続けて来ましたし、今のままだと今後もそうでしょう。
しかし当の中国が、近代の歴史を極めて選別的に教え、
歪んた見解を国民に叩き込ませているんだ、と。

その例を4つだけ挙げます。
1;中国はチベットやベトナムへ侵攻しておきながら、
自衛以外の戦争はしたことがない、と教えている。
2;中国が、第二次世界大戦で日本を破った、と教えている。
(アメリカ人なら爆笑もの。)
3;毛沢東が断行した「大躍進」の政策が失敗し、
三千万人以上の餓死者を出したことは教えない。
4;朝鮮戦争は、米国と韓国が北朝鮮へ侵略したから始まったのだ、
と教えている。

うーむ。
どこから突っ込もうか。
いや、突っ込むのはよそう。
あまりにも荒唐無稽、支離滅裂。
週刊モーニングの「島耕作」によると、今の中国には
「全て偽者、詐欺師だけ本物」
ということわざがあるそうな。
なるほど!
(逆に言えば中国人は本質を見極める賢明さがあると言える。
しかし何と希望のないことわざか。)
なお、そのNYタイムズの記事では
「日本タタキは中国人の娯楽」とも言ってます。
まさにアジアカップでもそんなこと言ってる中国人、いましたね。
「うっぷんが晴らせると聞いてやってきた」と。

2005.1.4




〜 第5日 〜


→また、こんな話もあります。
チリのサンチャゴ会談で、小泉首相は中国の首相に
「日中戦争で中国人が何人殺されたか知っているか?」
と言われ、押し黙ったままだったという。
じゃあ私が小泉くんに代わって答えよう。
「知りません。何故ならあなた方は、
戦後の極東軍事裁判では犠牲者180万人と自己申告し、
それが50年代には600万人以上と言い、
91年には2100万人と言い、
95年には3500万人と言っています。
しかも、いずれも算定の根拠が不明です。
このままでは近い将来、
人口を越す犠牲者が出るのではないでしょうか?」

「それとさあ。
3500万人ってすげえ数だぜ?
原爆も使わずに殺すのさえ至難の業だ。
そんでその3500万人の死体はどこへ行ったんだい?
東京都民でさえ1200万人弱、
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、全部足しても約3300万人。
なあ、3500万人誰がどうやって数えたんだい?
1972年の日中共同声明で戦後賠償は無いと決めたことによって
君たちは言いたい放題言う権利を手に入れたってか?」

日本に戦争責任があるというなら
日中両国、および第三国機関により客観的事実を洗えばいいじゃないか。
それによって自ずと「認めるべき点」が出てくるだろ、お互い。
歴史問題に相違があると言うなら、お互い無くす努力をしようぜ?
歴史とは事実であって脚本ではないのだから。

2005.1.5




〜 第6日 〜


→さて。
血税で生活する日本の政治家&官僚さんたちよ。
あなた達の中国に対する態度・行動は明らかにおかしいでしょ?
何故に中国にびびる?
何故に中国の矛盾を声高に世界に向けて言わない?
何故に言われ放題のやられ放題なのだ?
戦争に負けたからか?
だから日本はこの先ずっと賊軍なのか?
戦争に負けたら言いたいことは事実でさえ言えないのか?

上智大学名誉教授の渡部昇一氏はこう語る。
「政治家には勇気も必要だが知識も必要である」と。
以下、氏の言葉より、例えば日本の国会では昭和28年に
連合国軍が行った裁判で刑死・獄死した人も公務死とすることが
全会一致で決まっている。
従ってA級被告(戦犯と呼ばない)が靖国神社に合祀されたのも当然だし、
実際、昭和60年までは靖国神社に首相が参拝するのは
対外的には問題になるべきものですらなかった。

ただ、日本の左翼的メディアが、首相の参拝を違憲だと主張した。
これぞ民主主義、報道の自由なわけだが、
北京政府はこれに目を付け、昭和60年に突如として
首相の参拝に「不快感」を示すのである。
ここまでなら「北京政府ならさもありなん」な話だが、
驚くのは時の中曽根首相がこの圧力に屈して参拝をやめてしまった事だ。
こう言えばいいだろ!
「日本は所謂“戦犯”の存在を認めていません。これはずっと前に
日本の国会で決まったことです。よって貴国がこれに口を挟むのは、
日中友好条約で特に強調されている内政不干渉に抵触します。
特に他国の宗教に口を出すことはもってのほかです。」
こう言わずに中曽根氏があっさりと屈したことで、北京政府は調子に乗った。
それが今に至るのである。

もとより、日本が宣戦布告した米英の軍人でさえ靖国に参られる。
日本に宣戦布告した「中華民国」も靖国を問題にしたことはない。
まして現中国政府は、サンフランシスコ条約にも関係の無かった地方勢力だ。
彼等は条約締結後に戦争の事を口に出す資格さえ無い。
今からでも遅くないから、
中曽根氏は自分の非を認め、国民に謝罪すべきではないか。
それとも中国の圧力ではなく、彼は政教分離を気にしたのだろうか?
公務死の殉難者を合祀して参拝して何が悪いのだろうか?

ちなみに私は靖国神社へ参拝したことは一度も無い。
私は狭義の自己主張をしているのでは無い。

2005.1.6




〜 第7日 〜


→日本を軽く見た当時の中国が、今や調子に乗り過ぎて
最近の対外姿勢は目に余る脅威だ。
なのに日本政府はお金を理由に自衛隊を縮小していく?
ただでさえ自衛隊は有志の集まりなんだぞ。
徴兵制ではないのだ。
その有志を金を理由に削るのか?
バカな。
官僚のタクシー代で年間数十億円の税金が使われる国家財政は
他に無駄なとこいっぱいあるだろ!

日本は今まで3兆3千億を軽く超える援助金を中国に出し、
(おいおい、すげえ金額だぜ?)
しかし、そのことはほとんどの中国国民に知らされていない。
そして中国は核ミサイルを持ち、ロケット打ち上げに成功し、
抗日の記念館を作りまくり、原子力潜水艦で日本の領海に侵入
・・・・・。
ちなみに、インドネシア・マレーシア・フィリピン・シンガポール・
タイ・ベトナムでの日本のODAの認知度は8割。(日本政府調査)
それでこそ国と国との信頼関係が築けるというものだろう。

2005.1.7




〜 第8日 〜


→さて、ちと希望ある話。
1998年にクリントンが訪中し、北京大学で講演した際、
学生からの「質問」ということで激しい反米感情を露にした女学生が
実はその後、アメリカ人と結婚したという。
また、米国留学を真に希望する中国の若者は後を絶たないといった事実がありまして・・・。
んでもって、インターネット上で反日・反台湾を叫ぶ中国人にも
根本的にはそれと同じ図式があてはまると言う。
実はこれ、とある中国人の評論家(反体制派・劉暁波氏。中国人だったと思う・・・。)のお話。

これはどういうことかと私的に解釈すると、
中国国民はメディアが関わるような公の場で「本心」は言えない状況下にある、となり
逆に言えば中国共産党・北京政府の言動に対して彼らは実はそっぽを向いている、となる。
頻発する中国内のデモ行動・騒乱などは、それの具現化といったところだろう。
グローバルな市場経済導入後に生じた国内の貧富格差などが要因で、
インターネットでなら民主政治の議論も活発化してきた、との報道もあるが
しかし公式メディアにそれが登場する気配は今の所、無いらしい・・・。
ええい、ややこしいな。
とにかく、中国四千年の「非民主の歴史」が遂に終わる日は来るのかな?
と、言いたかっただけなのだが・・・。

そうそう、台湾と言えば、
現中国政府は、台湾という国を国として認めないよう、
世界中に働きかけている(てゆーか外圧)。
そしてお決まりの台詞は「台湾の独立」を認めない、だ。
独立はすなわちクーデターであり武力制圧も辞さない、ときたもんだ。
それこそ侵略戦争だろ。
何故なら、今の台湾は
歴史上ただの一度も現中国政府に統治されたことは無いからだ。
「クーデター」という言葉さえ不条理である。
台湾は近隣国で唯一の親日国なんだから、
日本は友好関係を発展させたいもんだね。

2005.1.8




〜 第9日 〜


いきなりNHKの話。
NHKがマイナスの意味で話題の昨今、
私はずーっと前から受信料を払って無いことを告白します。
何故か?

私は現行の受信料は半額以下でいいと思っているからです。
NHKがみなさまの受信料で何をやっているかを知れば分かります。
NHKは特殊法人だから表向き利潤を追求することは出来ない。
そこで彼等はあまたの子会社・孫会社を手前味噌で作って
みなさまの受信料で作った番組をビデオや本やCDにして売り捌く。
勿論その利益は我々に還元されない。
さらにはそういった会社に多数の幹部や職員が天下っていく。
元々営業努力などしなくても軍資金は勝手に入って来るわけだから
仲間内でどんどん儲かっていくシステムが出来上がっているのです。

また同業者に対しては、例えば海外取材や災害取材の時、
NHKはすぐに大取材部隊を編成してやってきて
近隣のホテルを独占して、他社が取り付けた取材などは
横車(裏金)を押してひっくり返す・・・。

私が首相なら郵政よりNHKを解体するがなあ。

2005.1.9




〜 第10日 〜


日本代表の話。
と言ってもサッカーの話ですが。
ちなみに、話題があちこちに飛んだりしますが、
日本(ひのもと)という主題は変わりません。

ついにワールドカップも最終予選。
それにしても、イランだけでも厄介なのに、そこへよりによって北朝鮮・・・。
拉致問題その他を考慮に入れずに、普通に厄介な相手ですよ。

私が北朝鮮が強いと思う最大の理由は、
北朝鮮にプロサッカーが無いからです。
すなわち彼等は、朝から晩まで、なんなら一年中でも
“将軍様”のために同じチームとして練習できるのです。
これはサッカーが持つ特異性から考えても非常に有利なことです。

(御存知のようにサッカーは野球と違って、滅多に試合が止まらないスポーツです。
イコール、「選手に出来ること」の方がはるかにウェイトを占めます。
もっとも、ジーコはこれを重視しすぎて批判を浴びたりもしますが・・・。
とにかく、フットボールはスピーディーなスポーツですから
例えばアイコンタクトのような連係が重視されます。
ちなみに米国もこの理論で強いと言われるチームですね。
ワールドカップでは前回大会に限らず好成績を収めていますね。)

しかし我らがジーコ監督は、至極当然なことを言いました。
jico 本大会で上位を目指す日本が、アジア予選で泣き言など言ってられん!と。
アジアカップで優勝し、親善試合とは言えチェコに勝った今のチームなら
イランだ北朝鮮だと騒いでいてはダメってこと。
そりゃそうだ!

2005.1.10




〜 第11日 〜


→・・・でもなあ。
俺はジーコファンだが、ジーコジャパンって絶対的には強くない。
いつも“なんとか勝ってる”感じ。
そして2004年末のドイツとの親善試合はまさに完敗。
ホームで0ー3はまずいっしょ。
大体なんで4バックでやったんだろ?
格下相手にテストするなら分かるけどさあ。
せっかくの格上相手に、今までの成果=3バックを試すのが普通でしょ?
ブラジル人ジーコとしては、どうしても4バックに愛着があるのは分かる。
私が思うのは、4バックの「人選」が間違っているということだ。

そもそも私は4バックの方が好きだ。
PS2「ウイニングイレブン」では常に4バックでやってます。
4バックだとサイド攻撃が格段に冴えるもんね。
だからジーコが4バックをやるのは大いに結構なのだが、
俺が言いたいのはサイドバック(SB)に三都主や加地を入れちゃダメってこと。
つまりサイドハーフ(SH)だった選手をSBに使うのが間違いの元。
屈強でしかも巧みな外国人のフォワード(FW)を、自陣ゴール前で相手にしては
日本人のセンターバック(CB)でも手こずる。
それがミッドフィルダー(MF)なら尚更でしょ?
まあ三都主は厳密には日本人じゃないけど、それにしたって攻撃の選手だからね。
ゴール前が安定しないから攻撃も繋げにくくなる、悪循環だ。

もともとSBには、大きく分けて2種類のタイプがいる。
MFもこなすSBと、CBもこなすSBだ。
明らかに日本は後者を選ばないとダメでしょう。

2005.1.11




〜 第12日 〜


→4バックの方が攻撃的だ、なんて言ってる人がいるけど、必ずしもそうではない。

それは「人選」が攻撃的か否かで言うべきことであって
ディフェンダー(DF)の人数で言えることではないよ。
イタリアのマルディーニ(大ファン!)やオランダのシュタムなどは
CB、SBの両方をハイレベルでこなす。
SBをやってる時に“あいつの裏が穴だな”なんて
三都主みたいに相手に思われることは決してない。
ちなみにレアル・マドリードでもロベカルの裏は穴だと思われがちで、
よくカウンターでそこを突かれているよね。
(その分、右のSBがとっても守備を頑張っていた。)

日本代表というチームでジーコが4バックをやりたいなら、
MFにDFのマネをさせるよりも、
CBにサイドクロスの練習をさせた方が、百倍も有益だと思うよ。

詳しくは知らない選手だけど、レッズの坪井なんてどうでしょう。
少なくともスピードはあるよね。
それにすっかり代表でのレギュラーを奪われた感もあるし、
代表ではSBに活路を見い出してみては?
あとアントラーズの岩政。こいつには得点感覚がある。
とゆーわけで、結論 →
CBに「教育」すれば、世界で通用する4バックは出来る!

2005.1.12




〜 第13日 〜


→ということで、DFは良しとしましょう。
その上で、フォーメーションの話。
結論から言うと、私が思う理想のフォーメーションは下図の通り。
4バックなら4ー5ー1(転じて4ー3ー3)です。

4back

「転じて」と書いたのは、赤半分・黄半分のポジション。
これが私の重視するポジション、
ウィング(WG)とオフェンシブハーフ(OH)をこなす人です。
ウィングって日本ではあまり見られないポジションですから、
私がここで言うWGとは、まあFWが出来る選手のことです。
また、ここで言うOHは中田や中村のようなタイプと言うよりは
ロングボールが上手い選手なら誰でも、です。

すなわち必要なのは「クロスの上手いFW」です。
それがWGだろ!ってツッコミが聞こえてきそうだ・・・。
はい。要はWGです。
ただ前述のように日本ではあまり見られないポジションですから、あえてこう書きました。
レッズの永井や、イタリアに行ってからの柳沢など、
これに相当すると思います。(二人ともクロス上手い!)
大事なのは“アシストする気持ちの溢れたFW”、と言えましょう。
悲しいかな、日本にはこの手のFWが多いんですよね。
だから決定力不足などと言われてしまう・・・。
ならばむしろ活用しましょう!

また、決定力があっても背の低い田中や玉田なども、このポジションがいいですね。
久保や平山(個人的希望)の1トップで、
両サイドどちらからでも、攻撃力とスピードのあるWGが顔を出し、
日本の十八番、2列目・3列目からの飛び出しで波状攻撃!

2005.1.13




〜 第14日 〜


→さて、前述のDF理論では4バックの方が「堅守」になるはずですが、
Jリーグは3バックが多くてやっぱ馴染めない、ということになれば
3バックでもいいですね。
3バックなら3ー6ー1(転じて3ー4ー3)です。

3back

この場合のWG(OH)は、4バックの時とは違って、
“流れの中で得点力のあるOHorSH”の方がいいでしょう。
3バックにした時点で、サイド攻撃よりも中央突破を目指しましょう。
すなわち、中でつなげてつなげてゴールへ持ち込む、と。
もともと日本は世界に誇るMF大国です!
3ー6ー1にした時点で、そのMFを6人も使えちゃうのです。

それにしても俺の言うWG(OH)は人材不足ですね。
ペルージャ時代の中田が2人いれば理想的なんですがねえ。
でも今の中田は本人の意志とは裏腹にボランチの方が良いし・・・。
なんて言ってても始まらない。
フランスに行った松井やジュビロの西なんかが成長してくれるといいのだが・・・。
この話、今回はここまでにします。

(余談ですが、また2004年アジア杯の話。
先日の愛媛新聞の紙面対談で、邦人識者と外人識者が日中を論じてて、
日本人は重慶などでの反日行動を歴史的に理解すべきだ、と言ってました。
だからああ!!!
歴史や政治と、国際スポーツの祭典をごっちゃにすんなっての!
ごっちゃにせざるを得ないなら、それはホスト国失格なんだってば!)

2005.1.14




〜 第15日 〜


サッカーで北朝鮮が出たから、ついでに朝鮮半島の話。

北朝鮮は言うまでもなく日本と緊張関係が続く国。
韓国は言うまでもなくW杯→ヨン様フィーバーで日本と親密になってきた国。
ではその両国関係はと言うと、朝鮮戦争等以来、良いとは言い難い。
でも両国とも元は一つの国なので、それぞれの考えに違いはあれども「祖国統一」を目指している。
ここまでは常識。
で、その「祖国統一」が、思わぬ形で一つの進展の兆しを見つけた。

2005年は、朝鮮にとって「光復六十周年」、
つまり日本の支配から解放されて六十周年の「記念すべき年」。
(まあ日本が終戦六十周年だから当然こうなる。
ちなみに中国のみならず北朝鮮でも日本に勝ったのは「自国」とされる。)
そこで、朝鮮半島の英雄・安重根の遺体を、南北共同で発掘しようじゃないか!
解放六十周年にふさわしい共同事業じゃないか!
ということになったらしい。

安重根とはハルビンで伊藤博文を暗殺した男であり、
当時は最凶のテロリストとして日本が旅順で処刑したが、
未だに朝鮮民族にとっては最大級の英雄。
(嗚呼、歴史とは善悪のみで割り切れないby蒼天航路。)
で、処刑後に埋葬されたと言われているが、その遺体は今日も尚、見つかっていない。
だから御一緒に、というわけだ。

「抗日」さえあれば国が団結する論理は中国と同じだが、
まあそうやって「祖国統一」が為され、現北朝鮮が無くなるなら
めでたいこと・・・なのかな・・・?

(北朝鮮ついでにもう一つ。
落合信彦・著「私が愛した金正日」はお勧めです。)

2005.1.15




〜 第16日 〜


→ワールドカップから朝鮮事情へと話が弾んでしまいました。
国際スポーツの祭典と政治・歴史は切り離すべきだ!
なんて言っておきながら、理想と現実があるのもまた世の常。
もひとつおまけに北京オリンピックに潜む裏の話!
まあ俺の言う「裏」なんて、ソフト・インテリジェンスなので勘弁してください。

現在、日本と同じく憲法改正が叫ばれる台湾。
否。改正どころか台湾の場合は「新憲法」。
中国・北京政府の反国家分裂法に真っ向から挑む民進党の陳総統。
今の台湾の憲法(中華民国憲法)は、
民進党ではなく国民党が1946年に大陸で制定し、台湾に持ち込んだもの。
故に、領土に台湾が含まれていないという最大の矛盾を抱える憲法。

陳総統が2008年の新憲法施行にこだわるのは、その年に北京五輪があるからで、
中国はモスクワ五輪のようなボイコット騒ぎを起こしたくないはずだ!
という目論見が、陳総統にはあるみたい。
だから2008年までが台湾主権を法的に固める絶好の機会、となる。
それまでに台湾への武力介入なんてあった日にゃあ、
ボイコット騒ぎどころじゃないもんね!という目論見でしょう。
しかし実は国内の方にも課題が多いようで、
中華民国体制の維持を唱える国民党や、中国の脅威に怯える台湾国民の声も
なかなか無視出来ないみたい。

てゆーか
「私は北京五輪には最初から反対でした!
なんであの人権もないがしろにする共産国でオリンピックをやらせるのか!」
と、デーブ・スペクターが憤慨していたのには驚いたなあ。

2005.1.16




〜 第17日 〜


さて。
最大級の自然災害となったインド洋大津波(スマトラ沖大地震)ですが、
日本は自衛隊派遣のみならず5億ドルの援助金を出すことにしましたね。
そんな中、なんと北朝鮮も援助金を出すとは!
でも15万ドル=約1600万円弱でした・・・。
いやもちろん金額は二の次でいいんですがね。
しかし凄いのが、F1ドライバーのミハエル・シューマッハさん。
なんと一人で1千万ドル=約10億5千万円!
すっげー!(ビル・ゲイツの3倍以上の寄付金!)

それにしても今だに自衛隊の海外派遣に異を唱える人がいますが
これには驚かされますね。
そういう人達には、「日本は金を出すだけの国」でいいのかと問いたいですね。
例えばこの度のインド洋大津波では、
多額の援助金や物資は本当に平等に行き渡るのか、という疑問が出ています。
こういった時に、目に見える直接的なマンパワーの援助は違いますよね。
また例えば、私はイラク戦争が始まった経緯にはかなり批判的ですが、
しかしサマーワに行った自衛隊のなんと支持されていることか。
“安全な所へだけ行く自衛隊”では真の救済にはならんのです。
そんな“日本にだけ安全を!”の姿勢で真の国際貢献が出来ますか?
自衛隊のみなさん、御立派!

2005.1.17




〜 第18日 〜


→今回の災害では
アジアの不安定な情勢も改めて浮き彫りになりましたね。
例えばドサクサに紛れて災害孤児を売買する輩がいっぱいいるとは。
貧困が招く現象と言えばそれまでですが、
国民どうしで助け合わなきゃいけない時に、何とも悲しい輩じゃないですか。
阪神淡路大震災と比べると、アジアには様々な国が混在するんだなあ。

ところでこんな多種多様なアジアで、ASEANを超えるような
まるでEUのような「東アジア共同体」なるものを作ろうとする動きがあります。
えー!?
そりゃ無理だろ?
EUが成功したのはキリスト教・白人・民主主義etcという下地があったからで、
それらが全く違うアジアの国々でうまく行くわけないじゃん!
(実際EUでもトルコ加盟は何かと問題になっている)
一体誰が提唱して、どこまで本気でやろうとしているのか?
看板だけ大きくして機能しなかったら本末転倒だ。
「協力体」レベルこそ現実に適合した一番良い形じゃないのか?

2005.1.18




〜 第19日 〜


→つーかそもそも日本と中国どーすんだよ?
東アジアの大国2つが一番の問題じゃん!
対外強硬姿勢で共産党一党独裁の中国と、
そんな中国にびびってるお偉いさんが支配する日本では
「共同体」なんて絶対に無理!

悪い面もあるがブッシュ大統領くらいの首相が出てこないもんかね。
ブッシュなんて北京の清華大学で演説して、
中国の対米偏向教育をズバリ批判したからね。(2002年2月)
訪問した中国で言ったってことが大事なんだよね。

新華社通信など中国の大手“メディア”はこぞって
「日本の政治家たちは侵略戦争を美化し、また
軍国主義の復活を目指して靖国へ参拝する」と報じるのだぜ?
小泉首相の言葉(戦争に反対し平和を祈る)なんて一切報じないのだぜ?
「侵略戦争・植民地支配を反省する」と言ってるのに、
正反対の報道をするのだぜ?
(てゆーかその時点でもうメディアではないだろ?)
政治家口撃ならまだしも、靖国へ参拝する一般人をも「日本鬼子」と罵るのだぜ?
経熱とは言え、中国人が日本人をどう思うようになるか(なっているか)?
これで“共同体”なんて可能なわけが無い。

2005.1.19




〜 第20日 〜


→アメリカの評論家、ニコラス・クリストフ氏(NYタイムズ紙)は
「中国の反日教育があおるナショナリズム高揚は、
中国の保有する核兵器よりも危険だ」と警告する。
これを日本のお偉方はどこまで理解してんのかな?
北京政府の反日教育・報道に対して
まるで「阿呆は放っておけ」的な態度じゃない?
“寝た子を起こすな”ならまだ理解できるが、
“寝ないで騒いでいる子を起こすな”なんて矛盾もいいとこだ。

またニコラス・クリストフ氏は、
「中国の言う“日本軍が南京で30万人以上を虐殺した”
ということには、なんの根拠も無い」とまで明言する。
これは重要なことだ。
例えば亜細亜大学の東中野修道氏が
いくら“南京大虐殺は存在せず”の論を歴史的に論じても、
対外的には手前勝手な感じで受け取られてしまう。
第5日でも述べたように、第三国の協力もあった上で
唯一無二の事実の歴史をはっきりさせねばならんのだ。
もうその時期は来ている。
次の北京オリンピックでは、
世界中の人が抗日的な記念館を目の当たりにするだろう。
それに限らず、北京政府の言う歴史だけが
いつの間にか「真実」になってしまう前に・・・!

週刊ヤングジャンプの「国が燃える」(本宮ひろ志)は記憶に新しい。
南京大虐殺を、まるで中国の言うままに信じて描写されていましたね。
当然、それに対する反論のHPなどもあり
(http://www.geocities.jp/nankin1937jp/ など)
しかし今度はその反論に反論する報道もありました。
さあ、もうそんなくだらない痴話喧嘩はやめましょう!
唯一無二の事実の歴史をはっきりさせようじゃないか!
それはとても骨の折れる作業になるだろうが、
我々は、ほんの数十年前の先祖をもっと信用していいはずだ。
万が一、裏切られたとしても我々はもう受け入れられるだろう。
もっとも、裏切られる要素は無いと見るが。

でもそれは北京政府の言う日本像からは裏切られないということであって、
日本には少なかれ侵略戦争・植民地支配の歴史があることも忘れてはならない。
しかし「勝てば官軍、負ければ賊軍」という皮肉たっぷりなことわざが
21世紀でも通用するとは、私は信じない。
敗戦国の言い分は一切無視され、勝戦国の言い分はどんなものでもまかり通るなら
人類は確実に後退していると言わざるを得ない。
だってそれは、突き詰めれば「原爆を落とした者勝ち」じゃねーか。
そんな人類いらねーよ!

日本は60年前、確かに連合軍に敗れた。
これからの日本は正しい歴史の元に、反省と未来の平和を構築していくしかない。
タイムマシーンは無いのだ。
“水と安全はタダ”の我々に課せられた使命は相当にでかい。
先ずは国民が「知る」ことと「認識する」ことが大事だと、俺は思う。

2005.1.20




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