DELTA☆MONAKA mini の製作
自作スチレンペーパー翼デルタ機第2弾DELTA☆MONAKA
miniの製作について紹介します。 130クラスでダイレクトプッシャーにするとこの位の大きさかな..? といったサイズで作ってみました。元祖DELTA☆MONAKAの約60%の大きさです。 「RCで飛ばなかったら、フリーフライトにしようかな? でもフリーだともっと飛ばないかな? 何事も経験だっ!」 ってな感じで作り始めました。 飛ばなかったら恥ずかしいので、飛んでから(飛ぶ見通しが建ってから)HPにアップしようと考えていたのですが、なんとか飛ぶらしい事が分かりましたので公開しちゃいます。 |
本体の主な材料 | ・1mm厚スチレンペーパー(主翼の材料。画材やさんで売ってます。) ・2mm厚スチレンペーパー(エレボンに使用) ・1mm厚航空ベニヤ少々(モーターマウントと動翼のホーンに使用) ・1mm厚バルサ(リブや胴体等に使用) ・カーボンキュアシート少々(主翼後縁の補強) ・発砲スチロール(機首部分に使ってみました) ・被覆フィルム(オラクローム...また使ってしまった) |
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1.主翼の製作 (リブ切り出し) |
先ずはリブの切り出しです。翼根部のみに必要ですので計2枚作ります。翼弦が充分長いのでリブの翼厚は6%位と薄翼?です。翼型は対称翼が作りやすいです。
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2.主翼の製作 (主材の加工) |
主翼の主材となるスチレンペーパーは片翼につき直角三角形2枚を切り出して、長辺をセロテープで貼り合わせます。長辺のカットはあらかじめ貼り合わせ時の形状に合わせてカッターを斜めに入れて切り出すと前縁がきれいに出来上がります。
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3.主翼の製作 (後縁とリブの接着) |
上下面の三角がずれないように注意して後縁を接着します。補強のため10mm幅に切り出したカーボンキュアシートを間に挟んでいます。リブもずれない様に挟み込んで接着します。 今回接着には全箇所とも発泡スチロールが解けない瞬間接着剤を使いました。
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4.胴体の製作 | 胴体はかまぼこ型の胴枠に、サランラップの芯に巻いて癖を付けた1mmバルサを接着しました。とっても簡単!後端部の胴枠はベニヤとバルサの2重構造で、モーターの取り付け穴を明けてます。
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5.先端部の製作 | 今回先端部は発泡スチロールで作ってみました。ニクロム線を先端側1カ所で固定して、反対側に胴枠の余りを貼り付け、ニクロム線を胴枠に合わせてぐるっとスライドさせると抜けます。画像は切り出し後マイクロフィルを盛って成型する前のものと、胴体と接着して成型した状態です。
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6.垂直尾翼の製作 | 垂直尾翼も当然スチレンペーパーで作ります。主翼と同様に2枚を貼り合わせてます。今回垂直尾翼にはリブを入れていませんが、モーター冷却のため胴体のモーター取付部からの排気口(プラ板製)を付けてます。
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7.胴体排気口の加工 | 垂直尾翼に付けた排気口に合わせて胴体に穴を明けます。取り付けると右画像の様になります。 (思いつきです..)
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8.胴体吸気口の加工 | 排気口を付けたので、吸気口も必要です。胴体前側下面(バッテリー冷却用)と後端下面(モーター冷却用)に吸気口を付けました。 (これも思いつきです..)
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9.とりあえず完成 | 胴体にオラクロームを貼って、主翼をいも付けして、エレボン付けて、リンケージして、取りあえず完成です。 ※一気に完成になってしまったのは製作に夢中になってデジカメに画像を撮るのを忘れたためです..ハハッ
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10.パワーユニット 1999.11.28 |
パワーユニットはあれこれ試した結果、ABC
HOBBYの1/24RCカー用マブチFK−180SHモーターにCOXの02用プロペラとすることにしました。さすがワタナベモータースさんの情報は確かです!
でも、ちょっと過負荷!?
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11.完 成 1999.11.28 |
キャノピー付けて、残り物のオラトリムで飾り付けしました。目玉模様はカラスよけ??
機首部はこんな感じ、やっぱり先端は尖ってます。このキャノピー、重量は0.3g位です(使用材料から想定)。型の削りだしから含めて30分位で出来上がってしましました。超軽量、超簡単なキャノピーの製作編はこちら。
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