超軽量キャノピーの製作(シュリンク式)
超小型機にも使えるキャノピー、軽量で製作簡単なキャノピー、そんなのが出来たらいいな〜と思ったことはありませんか? 邪道と言われるかも知れませんが、身近な材料を活用して簡単に作れてしまうことを発見しました。 以前ニッカドバッテリーをパックし直そうと、バッテリーパックのシュリンクチューブを剥いだとき、当然ながら剥ぎ取ったチューブはニッカドの形にピッタリと成型され、つぶそうとする力に対してもそれなりの強度を持っていることが分かりました。そうです!ニッカドバッテリーやヘリのローターなどに使用するシュリンクチューブで作るのです。これならコンロも掃除機も不要、ドライヤーだけで出来てしまいます。やってみたら思いの外うまくいって一人でニヤニヤしてしまいました。 |
1.木型の製作 | 今回はデルタモナカminiにつけるキャノピーに合わせ木型を削り出しました。(結構小さいです。) カッターとバルサカンナ、紙ヤスリで仕上げてます。 |
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2.シュリンクチューブのセット | 適当な長さにシュリンクチューブをカットして、削り出した木型を中に入れます。木型の下にひとまわり小さいバルサを挟んで、その下にチューブの長さ以上の木片をなるべくきつく入るように入れます。ポイントはシュリンクチューブは縮む量が決まっているので、余計な隙間は作らないこと。それから木片の角はチューブが破れないように面取りしておいた方がいいです。 |
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3.成 型 | ドライヤーを使って木型から遠い箇所から順にシュリンクさせていきます。途中チューブにしわがよっても、その部分にドライヤーの熱風を当てれば簡単に直ります。ポイントはキャノピーとして使用する部分を最初にシュリンクさせないことです。 |
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4.トリミング | 後はチューブにカッターを入れて木型を取り出し。はさみでキャノピー部分を切り取って完成です。とても簡単、4ステップで出来上がってしましました。重量は0.3g程だと思います。 |
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5.注 意 | 材料は熱に弱いので、出来上がった後も高温は厳禁です。スモークにスプレーするのもやめた方がいいです。試しにスモークスプレーを吹いて日向に置いて見ましたが、秋の日差しでも30分程で写真の様につぶれてしまいました。 |