[ハンドメイドルアー・バイブレーション・タイトル]

ルアー(バイブレーション)

 釣り具屋さんでルアーを見ていると自分でも作れそうなルアーを見かける。
 そのようなルアーは取りあえず買って使ってみることにしていますが、良く釣れるとなると作ってみるっきゃないでしょ。

用意するもの

 右の写真のものを用意しましょう。
(スプーンと同じ)

 ただし、鉛板(厚さ 1.2mm)は入手困難かも知れません。東急ハンズなどの素材屋さんに確認してみてください。どうしても手に入らない場合は「管理人へのメール」でご連絡ください。在庫品をお譲りします。(有料ですが・・)

 また、ハサミは機能性を無視すれば金切りバサミで良いと思いますが、ごつくて扱いにくいと思います。

 布バサミで鉛を切っているとすぐに切れなくなってしまいます。写真のハサミは段ボール用のハサミです。

 この他に耐水サンドペーパー(300番程度)・ヤスリが必要です。

スピナーベイトのブレードを加工する

 小さな(2〜3cm)ブレードが入手できれば最適ですが、無い場合は写真のように切断し、長さ3cmくらにします。
 ブレードを入手する時のポイントとしては、半田付けが可能な真鍮製または亜鉛メッキされているこです。ホームセンター等で売っている真鍮板でも良いと思います。

これはスミスの「スピナーベイトブレード」3*1/2
2ランクくらい小さいものがgood
[ハンドメイドルアー・バイブレーション・ブレード]

切断後です
[ハンドメイドルアー・バイブレーション・ブレード・切断]

鉛板を2つ折りにする

 巾12mm,長さ20mmの鉛板を縦に2つ折りにする。
 2つ折りにした鉛板を甲虫に似せてハサミやヤスリで整形する。

2つ折りにした状態
[ハンドメイドルアー・バイブレーション・鉛板整形]

ブレードと鉛板を半田付けする

 加工した鉛板を開き、間にブレードを挟み込んだら再び鉛板を閉じ、ブレードがはずれないように半田付けする。


[ハンドメイドルアー・バイブレーション・半田付け]

アイレット・フックハンガーの穴開けと半田付け

 これはバイブレーションを起こす原理と関係が有ると思うので、下図のような位置関係を考慮してください。
 赤の2辺と青の1辺は2等辺三角形であること。
 アイレツトと下部のフックハンガーを結ぶ辺は垂直であること。

[ハンドメイドルアー・バイブレーション・ポイント]

穴開け・半田付けが終了した状態
[ハンドメイドルアー・バイブレーション・色付け前]

始めてでもここまで2時間あればできると思います。

以下はスプーン編と殆ど同じです。

表面を滑らかにする

サンドペーパー・ヤスリで凸凹を修正する。

洗浄する

ペースト他の汚れをクレンザー等の研磨剤入りの洗剤で洗う。(台所などの食器類の上で洗わないこと)洗浄することで次の色つけがきれいに仕上がります。

色つけ

色つけは写真のようなウレタン系のカラーにドブ漬けするかマニキュア(100円ショップで売っている物で十分)を重ね塗りし塗装を補強する。発色を良くするためと細かい凸凹を修正するために明るい色(例 白色)で下塗りをする。

 

完成

 まるで子供のおもちゃ。
 バイブレーションはかかるのですが、これが(まだ名前が有りません)甲虫に見えて喰ってくれるのかな〜

[ハンドメイドルアー・バイブレーション・完成]

釣果は「釣行報告」に載せます。ご期待ください。

 

 


最終更新日  2008年03月01日 21:12