未だに信じられない気分だが、どうやら本気で12月に国は選挙をやるらしい。さて、何が争点になるのかなぁと思ったけど、案外、こんなところじゃなかろうか。16日に、藤野と同じ神奈川県で、二宮町で町長選挙があったそうだが。
まちは変わるか 二宮・女性町長誕生〈上〉現職、対策打てず
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どうも、子育て中の若い世代、それも特に女性の声が、選挙に反映したらしい。
なんだかなァ、今まで政権は、国民の心に、ある気持ちを育てて来たんじゃないかな。
「ある気持ち」とは何かと言うと、今まで政権が「○○をすれば幸福になれる」と言って来たやり方では、幸福になれないんじゃないか、という気持ちです。
景気が良くなれば幸せになれる、株価が上がれば幸せになれる、大企業が儲かれば幸せになれる、景気対策に公共事業をすれば幸せになれる、増税すれば幸せになれる、原発を再稼動すれば幸せになれる。まあ、他にもいろいろ。
そんな事をくり返す内に、「どうも『経済の幸福』と、『庶民の幸福』とは、同じ物ではないらしい」という気持ちが、少しずつ膨らんで、やがては確信に至るようになってしまったのではないか。
もっと実際的で、目に見える形の子育て支援でもやらないと、そんな気持ちはこれから強まりこそすれ、解消する事はないだろう。