1月9日(日) |
久々に市町村合併問題の話。九州にある全国的に有名なの温泉地の湯布院が、合併によって消えるかもしれないと言う話を聞いてショックを受けた。これは長野県の高遠が合併で消えるという話以上のショックだった。 何の産業も無く、いよいよ財政が立ち行かなくなって合併によって救済してもらおうと言う話なら判る。しかし湯布院は地元の人達が長い時間をかけていろんな取り組みをして、全国に名の知れるブランドに仕立て上げた町だ。 長年の努力の成果まで放棄しようとする現在の市町村合併の流れは、一体なんなんだろう。得体の知れない魔力でもあるのだろうか。 |
相模原市では昨年11月に、無作為で抽出した住民1万人に津久井郡との合併に関するアンケートを行った。 地元を盛りたてて頑張ろうとする人々が淘汰され、「無関心」の民意によってどんどん物事が決定されていく今の社会の行く末を思うと気が重くなる。 |
1月19日(水) |
![]() 牧馬は10センチ以上は積ったからなあ。これが解けるのにはまだまだ時間がかかりそうだ。屋根に積った雪が溶け出して、といをコロコロ鳴らしながら流れていく。 |
昨日、ポストにこんなチラシが入っていた。町民の何人かが集まって「相模原市との合併を考え直す会」というのを立ち上げたらしい。そういえばちょうど去年の今頃じゃなかったかな。町が相模原市と津久井郡の合併の枠組みから離脱すると議会が決めたのは。 |
![]() 合併問題が住民を巻き込んだ騒動になって1年が過ぎた。 |