合併問題にまつわる日記

6月7日(月)

 先日、廃校になった牧郷小学校を改装して作られた芸術目的の施設『牧郷ラボ』でイベントがあった。(その内容>>)
 ラボで活動している作家が作品を展示したり、藤野町在住のコーラスグループが歌声を披露したり。

 この牧郷ラボ、なかなか楽しい場所になりつつある。

 6月16日に藤野町の市町村合併についての勉強会がまた行われるそうだ。詳細は以下のページです>>

 この、合併よりも自立の道を提案する団体が、町の新聞販売店にチラシの新聞折り込みをお願いしたら拒否されたという。合併推進派の団体のチラシの折り込みはやっているのにもかかわらずだ。
 一方の意見に肩入れして、もう一方の意見は日の目を見ないように握りつぶすとはな、ずいぶん露骨な手段を使うものだ。

6月11日(金)

 合併よりも自立の町政を提案する団体『藤野町を愛する会』のチラシ(写真左)を新聞屋が折り込みをしてくれないので、手分けして各家庭のポストにチラシを配っているらしい。大変な事だ。

 6月16日の勉強会では、ゲストに長野県泰阜(やすおか)村の村長がやってくる。この村では過疎の寒村にもかかわらず、良質な医療を実現しているそうな。詳細は以下のページです>>

 ある町議たちが、その支持者たちに『住民投票に行くな』と釘を刺しているという話を聞いた。町や議会にしてみれば、合併に賛成だろうと反対だろうと、住民運動が盛り上がる事自体に嫌悪感を持っているらしい。

 住民投票をやっても、有効投票数を下回るような投票しか得られずに住民投票自体が無効になってしまえば、『住民運動の勢力なんて、町全体から見れば微々たるものだ』という形になり、町や議会の面子は立つというわけだ。

 フジノには江戸時代さながらの村社会の掟がまかり通る。カボチャの花が咲いていた。

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