合併問題にまつわる日記

2004年

1月6日(火)

 丹沢は昨年末に降った雪を被ったまま。このまま春まで残るだろう。昨日は夕方に雲が出たが、天気の崩れはなかった。今日も穏やかに晴れそう。

 藤野町の合併の話は迷走したあげく、相模原市・城山町・津久井町・相模湖町との合併は不参加になった。
 この経緯はどうも良く判らない。

 いちおう役場からその経過を説明した書類が送られて来たが、そもそもこのところ全国各地で行われている市町村合併も、合併特例法という「アメ」をちらつかせて、ムリヤリ期限を決めて強行しようとしている所がある。
 必要な合併なら、何も期限を決めてせき立てる必要はないはずだ。

2月17日(火)

 梅が咲き始めた。ここ数日、南風、北風が交互に吹き荒れる。冬の風と春の風が入り乱れている感じ。

 相模原市・津久井町・城山町・相模湖町との合併協議会から離脱した藤野町だか、この離脱の経緯がどうもよく判らない。なんか、どこかの密室でいきなり決まったような印象を受ける。
 『完全に合併を諦めた訳ではない』と役場は言っているけど、当面自立してやっていかなければならなくなったので、こんなパンフレットが配布された。今後、厳しい財政事情の中で、どう町政を運営して行くかの叩き台みたいなもの。

 言っちゃア悪いけど、慌てて作ったような酷いしろもの。一番酷いと思ったのは、町北部の山に1万段の階段を作って、観光客を50万人誘致しようという計画。誰が考えたのやら。
 階段を登り降りするために藤野にわざわざ客が来ると考えるほど、この町の町政は末期的な様相を見せている。

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