1、お年寄りにやさしい町づくりとは・・・
*100人中23人がお年寄り
*急な坂や階段が多い
*若い人とお年寄りのかかわりが少ない
*お年寄りに、町で不便だと感じることアンケート(バスが少ない、スーパーが少ない、
総合病院がほしい、メガネやさんがほしい、など)
提言・・・お年寄りにやさしい町は、誰にでもやさしい町!
◎歩きやすいように、坂、階段に手すりを。電信柱を地下にうめる。
側溝にフタを。街灯をふやす。駅南口側にもバスを。
◎ベンチを増やす。町内会で材料を買ってもらい、子どもの有志で作る!(費用の節約)
◎ご近所のお年寄りとのふれあいを。買い物サポート隊。気兼ねなく頼めるよう、
普段からご近所付き合いが大切。桜実会でのお手伝い(お茶を出す、一緒に遊ぶなど)
講評
☆ベンチを作ろう!など、自分たちにできることも考えたのが良い。
☆視点がするどく、感心した。よく町や、お年寄りを見てくれている。
☆まちづくりの会でも、ベンチ作りなど、意識を高めるイベントや交流会を考えている。
子供達もぜひ参加してほしい。
2、障がい者にとって住みやすい町づくりとは・・・
*障がいのある人は全国で293万人いる。
提言・・・みんなにとって役に立つこと、ひとりひとり助け合い、安心できる町に。
→バリアフリー
◎階段に手すりを。無いところでは、人が手すりのかわりになろう。手を貸そう。
募金を募って手すりを付けよう。
◎バリアフリートイレ(広くて車いすでもOK)→駅・文化センター・三和・五小しかない。
赤ちゃんもOKなので、バリアフリートイレのある店を回覧板で宣伝したら?
◎放置自転車やバイク→歩きにくい→植木鉢などを置いてガード
◎点字ブロック→はがれているところがある。上に自転車がとめてあるとダメ。
◎いこいのいす→傾いているもの、動くものなどあり危険→管理が必要。
◎車いす専用駐車場→広くとって増やす
◎バス停を増やす
講評
☆表記「障害」でなく「障がい」・・・差別をなくす→この機会に考えてほしい。
☆弱い人たちも安心して暮らせる、人にやさしい町づくりを、子供達もぜひいっしょに!
3、防災に強い町づくりとは・・・
*大地震などの備えについて、消防団の方にお話を伺った
*市からの供給物資が学校の防災倉庫にあるが、足りない。
防災訓練への参加など、住民の意識を高める必要がある。
近所の人と普段から交流・協力して、災害時には、自分で自分の身を守る心構えが大切。
提言・・・災害で被害者が出ない町づくりを!
◎災害時の物資を各自で備えよう・・・町内会で、非常持ち出し品を大量に買い、安く売ったらどうか?
備えた家には、玄関にステッカーを貼ったらどうか?
◎防災ポスターコンクールをして、意識を高めよう。
◎近所の人と挨拶を交わし、顔見知りになっておく。
◎転倒防止金具をつけよう・・・まとめて買って、購入を奨める。
◎各地区に一つの防災倉庫・・・班に一つのミニ倉庫を。
◎生垣を奨励する・・・フリーマーケットをやって、植木を安く売る
◎ポスターで防災の心構えなどを啓発する
◎古い街灯は地震の時に危険
◎建物の間隔が狭いと危険 道路が狭いと危険
講評
☆町の中で調査したり、防災部長のお話を聞いて、よくまとめた。
☆消防団・消防署・町内会とネットワークを組み、提言を活かしたい。
4、子どもがのびのびする町づくりとは・・・
*遊び場をつくるだけでよいのか?
*のびのびと育つためには、遊びが必要
提言・・・安心して遊び、学べる町に!
◎下校時刻を遅くして、もっと学校で遊びたい!→校内の防犯パトロールを
◎夜暗い・・・街灯を増やす、直す・・・不審者を減らす(習い事33人中30人→帰りに暗い)
◎本を借りる施設を!移動図書館を呼ぶ
◎道路の飛び出しを防ぐため、横断歩道を渡るように注意の看板を。
◎公園の遊具・・・安全基準だけでなく、子どもにとって遊びやすいものに。
例)すべり台の階段の裏板をはずした方がいい
◎広場が使われていない・・・宣伝が必要。球技を認めてほしい
◎不審者対策・・・声をかけあう。110番の家の人にお礼の手紙を書く。
◎ころころ児童館ができるまで、10年の活動・・・町づくりは人づくり!夢をもってがんばろう!
講評
☆教育のよいところを突いている。
☆発表のしかたが工夫されている。ストーリの組み立てなど、理解しやすくてよい。
5、ふれあいが多い町づくりとは・・・
*ふれあいを多くするために、次の3点を考えて実行してみた
提言・・・あいさつ・ボランティア・ふれあいの場所つくり
◎あいさつは出会いの基本・・・町の人にあいさつをしてみた→若い人があいさつを返してくれない。
あいさつ運動をする。あいさつポスターコンテストをやる。
◎ボランティア活動をして、交流を深める・・・文化センター前で落ち葉拾いをした
→周りの人の関心が低い→イメージ改善のためのキャンペーンをする・・・気軽に清掃活動を!
◎ふれあえる場所をつくる→いこいのいす(ベンチ)をふれあいのいすに。→あいさつのきっかけに。
講評
☆あいさつポスターコンテストには、町のマンガ家さんや、デザイナーさんの協力をお願いしたらどうか。
☆まちづくりの会や町内会の企画する、ふれあいのイベントに、ぜひ、子供達も参加・協力を!
6、交通事故ゼロの町づくりとは・・・
*心の油断が事故につながる。酒・携帯電話・睡魔の3大誘惑が事故をまねく。
*危険な場所・・・急坂・急カーブ・狭い道・電柱・フタのない側溝・歩道が無いところ・
横断歩道や信号が必要なところ
提言・・・注意を促し、ルールを守る呼びかけを。危険な場所を整備する。
◎初心を忘れない、過信、思いあがり・油断→自己責任意識を高める呼びかけを・・・ポスターコンクール
◎整備・・・カーブミラー、ガードレール、白線、標識、信号、横断歩道、郵便局前の坂を一方通行に。
◎暗い道は、玄関の電灯を早めにつけるようにする。
◎キッズパトロール・・・興人自治会のパトロールを応援する。
◎自分たちで、初めて自転車で町を走った緊張感を忘れないで、油断しないようにする。自己責任。
講評
☆よく町を歩いて、見ていることがよくわかる発表だった。
☆初心を忘れず、過信しないことを、子どもから呼びかけると効果的。
☆キッズパトロール、連携が必要。
☆南口商店街の路上の縦列駐車が危険。
☆子どもの視線は低い→大人よりも危なく感じる・・・自分らしさを出し、これからも提言を!
7、人と自然が仲良く暮らす町づくりとは・・・
*人と動物、植物などの自然が仲良く暮らす町にしたい。
ビオトープの会のKさんのお話・・・個人の家の庭の自然が多い。失われた自然を元に戻すのは大変。
*自然を豊かにしたい・・・憩いの場、ふれあいの場となり、地球温暖化防止にも役立つ、
大震災の時、木の多い家は安全
提言・・・今ある自然を大事にし、緑を増やすための工夫をする
◎ガーデニングコンテストを。・・・春と秋にやる、町内会で表彰する。町の人の投票で選ぶ
◎木の里親になろう運動・・・木を安く買ってもらう、ステッカーを貼ってもらう、「みんなの木」
◎木守り運動・・実のなる木の実を鳥たちのために少し残す、鳥のエサ台を作る
◎川をきれいに。→ゴミ箱を置き、ポイ捨てを防止する
◎川をコンクリートで固めない
◎マンションの屋上に木を植える
◎商店街に木を増やす。木を切らない。どんぐりを植える。
◎生ゴミを肥料に。子ども広場で肥料つくりをする。
◎ペットボトルを植木鉢に利用する。
◎グリーンマークを集めて苗木をもらう。
講評
☆よく町を見たことがよかった。緑の状態まで見る目が持てた。
☆自然を大切にしたいという気持ちがよくわかった。具体策がたくさん出たので、参考にしたい。
☆落ち葉を集めて町をきれいにするなど、身近にすぐできることから行動しよう。
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