HEALTHCARE 2005 東京ビッグサイトで開催されたHEALTHCARE2005です。いくつかのブースで介護に関する機器等に直接触れ使いかってを実感することができました。気になったものをいくつかご紹介します。
会場の様子1 会場は介護機器類を中心に介護保険に関するものや、トレーニングマシーン等多方面にわたり展示されていました。
会場の様子2 実際に機器を操作し他のメーカーとの比較ができるのも、このような展示会ならではの貴重な機会だと思います。各メーカーの細部のこだわりは目を見張るものがありました。
介護リフト(モリトーさん) リフト部分を取り外して使用できるのが特徴の介護リフトメーカーさんです。充電式バッテリーを使うのでわずらわしい電気コードがなく使いやすい構造となっています。今後はコントローラーの無線リモコン化に期待したいところです。
ボイジャーポータブル ベッドから車椅子やトイレに移動する際、取り外し可能な充電式リフト「ボイジャーポータブル」も移動して使用可能なので据付タイプよりローコストにつながるでしょう。
つるべー 「つるべー」もアーム部分が取り外し可能なので、必要な場所に移動して使用できます。専用の車椅子を使えばそのまま吊り上げて浴槽の中まで入れられるので入浴も容易にできます。浴室の段差対策に効果を発揮します。
車椅子・補助器具(イトーキクレビオさん) アシストチェアの「Rackut」は和室などで座椅子から立ち上がる時に座面が上昇するので、高齢者の方でも立ち座りの負担が軽減されます。
PLAT 手動式の車椅子「PLAT」シリーズは大きな後輪を外し前輪を回転させると、小さな4輪の車椅子に速変わりします。これにより車輪を屋内用と屋外用に使い分けがけができるので介助者への配慮が感じられます。
入浴機器(酒井医療さん) Rovelia寝たままで安全に入浴できる「Rovelia」には介助者の負担を軽減する多くの工夫が見えました。電動昇降式のストレッチャーは介護の現場を知り尽くした賜物のようです。
スイートピー 半身浴ができる「スイートピー」は入浴用の車椅子に座ったまま装置に入るだけで、シャワーや半身浴ができ、心臓への負担が少ない入浴装置になっています。全自動で入浴できるので介助者への負担が大幅に軽減できるように感じられます。
入浴機器(オージー技研さん) ウォークスルー 「ウォークスルー」はその名のごとく入浴者を浴槽の上にスライドさせた後、ストレッチャーの中央部を通り抜けられるので、介助しやすい環境を作り出しています。
トゥッティ 専用の車椅子のまま入浴できる「トゥッティ」は小スペースでも全身入浴が可能な広さがあります。