ミッキー・ミニー・ドナルド・デイジー（アルバム２９ページ）。
ディズニーシーのアラビアンコーストのミッキー・ミニー（アルバム３４ページ）と
ロミオ＆ジュリエットのミッキー・ミニー（アルバム３８ページ）。
２００４年１月。
これらを押しのけて１着で「大変だった服」第１位に輝く制作をしました。それは・・・。
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大変だった服
作っていて大変だった順に・・・
（↑これは２０００年の時点でのランキングです。）
その後大変だった衣装の双璧は、ディズニーランドのダイヤモンドホースシュー・ダイニング＆ファンの
ミッキー・ミニー・ドナルド・デイジー（アルバム２９ページ）。
ディズニーシーのアラビアンコーストのミッキー・ミニー（アルバム３４ページ）と
ロミオ＆ジュリエットのミッキー・ミニー（アルバム３８ページ）。
２００４年１月。
これらを押しのけて１着で「大変だった服」第１位に輝く制作をしました。それは・・・。（クリックしてね）
２００４年６月。
さらに、このベルを遙かに越える「大変だった服」を作りました。ハロウィーン用です。
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（以下は２０００年の時点でのランキングです。）
１．’９９クリスマスパレード、ミッキー＆ミニー＆ドナルド
今までの服を文句無しに飛び越えて、ランキングトップに躍り出ました。
まずは生地説明から。
身頃のグリーン、赤、、ブルーはカラーフラノ。 白い部分はフリースをフラノに重ねてあります。
ズボンとスカートは別珍、ドナルドのパンツはボアです。
大変その１。 身頃の裾、衿もと、袖口のシマシマ。
それぞれのフラノと白フリースを縫い合わせてシマを作りました。
大変その２。 身頃＆袖全体と帽子の白いボンボン。
カーテンの裾に使われるボンボン付きテープのボンボンを切り取って
身頃、袖、帽子に縫いつけました。
大変その３。 身頃と帽子のヒイラギ。
造花材料のヒイラギ３枚とと赤い実３ヶをワンセットにして形づくり、
フリースに縫いつけたあと、葉の先までフリースに貼り付くようにボンドで付けました。
ミニーちゃんの靴は足首に赤のボアを付けているのですが、
赤のボアが手に入りませんでした。
白のボアを染めてみたのですが、上手く染まらなかったので、
赤のファーを巻き付けています。 
ドナルドの黄色いタイツもよく染まらなかったので
クリーム色になってしまいました。
このミッキーの靴が黒でほっとしました。
’９７のグリーンの靴や、
’９８のカーニバルの金色の靴は探せなかったので。
インパークレポートにも書いたのですが、
ドナルド、ミニー、ミッキーにそれぞれ気が付いてもらうのに
インパーク３回かかりました。
作るのも、気が付いてもらうのも苦労した作品です。
２．オーロラ＆フィリップ
まず、オーロラ姫の服は生地選びが大変。
ただのブルーのドレスなのに、生地が３種類使ってあるんです。
身頃はベルベット調の光沢のない布。
袖は地模様のある布。スカートは光沢のある布。
で、スカートは真ん中で地模様のある布と切り替えが入っています。
パークでオーロラさんにお会いしたときにスカートを広げて見せていただきました。
「ハロウィーンのためにユアドレスをメイクする予定です」と。（何とか通じた。）
その上、写真では見えにくいでしょうが、あちこちに金色の縁取りが。
冠も首飾りも独特の形なので
プラスチック板を切って、金色のスプレーをして、ビーズを張り付けました。
フィリップ王子の服は、袖のピンクと黒の切り替えが面倒でしたが、
素材的には探しやすかったかな。
マントの表はピンク、裏は銀色。帽子には羽根飾り。
やはり身頃や袖口に金色の縁取りがあります。
苦労したのは黒のブーツ。上が折り返しになっています。
時期的にまだ子供のロングブーツは出回っていなくて、
スエードのショートブーツに、
ロングに見えるようにするためのパーツを付けました。
（オープンファスナーで開けられる筒状の物を
黒い布で作りました。）
ただ、こういう特徴のある服は、ひとめでそれと分かっていいですね。
グリーティングのオーロラさんとフィリップさんに会えて
喜んでいただいたので満足です。これも会うのに３回かかりましたけどね。
３．プリンス・チャーミング
本の小さな写真だけでは、「この上着どうやって脱ぎ着するのかしら」
と疑問でした。いっそ背中ファスナーで作ろうかしら・・・
でも写真をよく見ていて気が付きました。
前中央ファスナーで、金色の飾りボタンが付いている部分を
ドアのような「フタ」状態にして、
中央のファスナーを隠しているのです。
衿、袖、前身頃、ズボン脇と、まんべんなく金テープが
ついているし、フサのついた肩飾りを作らなくちゃいけないし、
とにかく手がかかりました。
シンデレラと王子様の衣装でディズニーランドに行こうと
思っていた日の予定が急に早まり、
一週間で二着を作ったのは我ながらスゴイ。
ディズニーカーニバルパレードのシンデレラと王子様の
驚きの表情で、苦労も報われました。
４．カーニバルミッキー・サマー
カーニバルミッキーを作るつもりはありませんでした。 １５周年の一年間しか着られないから・・・
うちは男の子二人なので、普通のミッキーの服なら
下の子にお下がりにできるけれど、 期間限定ものにはなるべく手を出しません。
（スーパーダックパレードも作っちゃったけどね。）
でもＴＶコマーシャルのミッキーがあんまりかわいかったので、 誘惑に負けてしまいました。
赤 紫 紺 のカーニバル衣装も糸の色替えが面倒でしたが、
サマーバージョンは、ほとんどパッチワーク状態。
身頃の裾に星をつけなきゃいけないし、
ベルトのバックルは月の形だし、 コピー屋泣かせでしたね。
実はこれ、サマーのシーズンが
終わってから作りました。 カリエンテの頃です。
冬にサマーバージョンを着ていると
おかしいかもしれませんが、
全シーズン揃っていれば見ごたえあり。
一度きりしか着られませんでしたが、
こども４人で歩くとすごい注目を浴びました。
５．エントランスデイジー、トゥーンタウンデイジー
エントランスのデイジーはそう難しい形ではなかったのですが、
色に苦労しました。
デイジーが載っている雑誌を持って
生地を買いにいったのですが、
雑誌の色がアテにならないこともあります。
実際よりうすい色で載っていたため、
薄いピンクのデイジーの
ワンピースになってしまいました。
並んで写真を撮るときにがっかりしたくないので
作り直しました。
トゥーンタウンのデイジー、これは手間がかかります。
まずこんな柄の生地はないので、
アイロン接着のフェルトをペイズリーのような形に切って作ります。
白のうえにブルーを重ねて貼ります。
作った当時、小さな写真しか持っていなかったので、
エプロンの形がよく分かりませんでした。
細かい部分は創作してしまいましたが、
やはり気に入らないので作り直しです。
頭のリボンもこのペイズリー柄なので、
買った帽子のリボンを取って付け替えました。
こんな苦労話ばかりでは、「私もやってみようかな」とは
思いませんね。ごめんなさい。
でもそれだけに出来たときの喜びも大きいんです。
キャラクターが喜んでくれると
疲れも吹き飛びますよ。トライしてみてください。