インポートレポート



 2001/9/4


さあ、全国のディズニーファンが待ちに待ったディズニーシーのグランドオープンです。

始めはオープン日に自分が行くなんて全く考えていませんでした。

「きっと当日は混むし、子連れで行くのは大変だからちょっと落ち着いたころに行こう」と

ご多分にもれず思っていたんです。

でもHPを通じて知り合ったあめさんから

8枚もチケットを都合していただけると聞き、私はこのお話に飛びついたのでした。

時は7月の終わり。丁度私の誕生日にこのお誘いのメールをいただきました。

9/4。平日。長男の学校・・。

そんなコト知ったことじゃないわよ!人生には学校より大事なことがあるわ!

オープン日のチケットが手に入るなら、そんなケチくさいこと言ってて母親がつとまるかいっ!

(ああ、暴走する性格を何とかして〜〜。)

(後日注:インパークのために学校を休ませたのは後にも先にもこの日だけです。)

そして、8枚のチケットを私、長男、サチさんと長女のKちゃん(サチさんはすでにご実家に帰省していたのを

大阪にまで電話して確認いたしました。おほほ。)、しまりすちゃん、

お子さん達に内緒で昼間だけインパのまぁみさん、同じく内緒のKURAGEさんのお二人という

coly社ファミリーで行くこととなったのです。

(かずぴょんはお仕事が休めず・・。それに私みたいにモラルのない母ではないから

Mちゃんは学校は休まない。偉い。)

過去にお子さんたちの学資保険を解約してオリエンタルランドの株にツッコんだまぁみさん

8月、シーの株主プレビューを4枚GET。ご家族でシーにデビューとなり、

息子さんお二人のためにシーのナポレオンミッキーの衣装を完成させ

8/14、ミッキーと見事3ショットを撮ってきたのでした。

9/4にはお子さん達を連れて行かないのなら、そのミッキーの衣装、

ウチの息子達に貸していただけないかしら〜〜??

猫ナデ声でまぁみさんにお願いしたのはいったいいつだったかしら?

苦労して作った衣装を快く貸してくださったまぁみさん。

ああ、去年のハロウィーンの時にパンプキンミッキーの衣装を二人分お貸ししておいて良かったわと

心の中でほくそ笑んだわたくしでした。おほほ。(社長と総務部長の利害関係の実体!)

そして、一緒に行くサチさんのお嬢さん達にマリンミニーちゃんの衣装を私が作れば

子ミッキー2人と子ミニー2人でとっても目立つんじゃないかしら〜〜??

オープン日はテレビカメラの撮影も入るハズよね。

もしかして写っちゃったりして〜〜?なんて皮算用していたのでした。

そして衣装も出来上がり、サチさんに宅急便でミニーちゃんの衣装を送り、

まぁみさんから同じく宅急便でミッキーの衣装が届き、

いよいよシーのオープンを待つばかりとなったのでした。

最近ランドにインパークするときに駐車場でのお泊まりを何度か経験したわたくし。

せっかく子供を学校休ませて行くのなら、前日から泊まったほうが朝早くにゲートに並べるし、と

前日出発を決定。前日の夜にしまりすちゃんにウチに来てもらい、

子供達と計4人、雨の中出発しました。

でも一体何時にシーの駐車場は入れてもらえるのだろう。

8月の終わりにインフォメーションセンターに電話して聞いたところ

「朝7時にオープンの予定です。」・・・・ウソをつけ〜〜!!

21:30くらいに家を出て、22:00過ぎにはもうシーに着いてしまいました。

シーの駐車場は当然まだ閉まったまま。

駐車場前に立っていた警備のキャストさんに

「駐車場は何時に入れるんですか?」と聞くと

「6時半の予定です。」・・・・ウソをつけ〜〜!!

で、その方いわく、すでに臨時の駐車場に何台かゲストの車が入っているとのこと。

案内された通りに「直進して信号を右に曲がって二つ目の信号の先・・。」の臨時駐車場に車を入れると

すでに結構車が入っていました。

ナンバーを見ると岐阜、和歌山・・。ひえぇぇ・・。

路上駐車より安心だし、ここで夜明かしね。ちゃんと仮設トイレもあるし良かったわ。

この時、ホテルお泊まり組のわこさんからお電話が。

「すでに300人くらいゲートに並んでいるらしいですよ。」ひえぇぇ・・。

興奮してなかなか寝付かない子供達が23:30くらいにやっと寝付き

(予定では駐車場に到着する前に眠っているハズだった。)

それからりすちゃんとビールで乾杯。シーのガイドを見ながら明日の予定を立てる。

で、うとうとするかしないかの時に

メガホン持った男性キャストさんが臨時駐車場の中を歩く。

「これからゲートまでご案内いたします。徒歩でのご案内になります。」

ええ〜〜??この雨の中を〜〜??歩くとかなりあるよ〜〜??

とてもそんなの行けないわ。ゲートに着いたところで、雨の中で座り込み?

子連れには無理無理。というワケでまた寝ることに。

もいちど寝付くかどうかの時に窓をコンコンする女性キャストさん。夜中1:30。

私も寝ぼけ気味で良く覚えていないのですが

どうやら「駐車場が開く時間に、その旨をお知らせすることはいたしませんが

ゲートにお並びになるのでしたら徒歩でご案内をしておりますが?」ということだったらしい。

「はい、結構です。」とお返事しましたが、回りの車を見ると誰も乗っていない。

みんなこの雨の中、ゲートまで歩いて行ったのね。

まるで八甲田山の雪の進軍ですね。ハードだわ〜〜。

その後もなかなか寝付けず、少しはうとうとしたのだろうけど

気が付くと3:30くらい。臨時駐車場の車が少なくなっている。

これはシーの駐車場がオープンしたに違いない。

車を走らせるとやっぱり開いている。

シーの駐車場のゲートのミッキーアイコンがなんときらめいて見えたことか!!

立体駐車場の一階にかろうじて停めることが出来ました。

あとすこしで二階に回されるところでした。一体何時に開いたのでしょうね。

その後また寝ようとしたけど寝付けず・・。

この頃は車で寝るのも慣れたハズの私なのですけど、やっぱり興奮していたのでしょうね。

5:30頃車から出てみると、なんと雨が止んでいる!!

さすがディズニーマジック!!

りすちゃんに子供達を頼んで、トイレに行きがてらゲートの様子を見に行くと・・。

並んでいる、並んでいる。徹夜組のゲスト達。

ゲートに並んでいる人もいれば、チケット売場に並んでいる人達も。

ゲートに並んでいるのは、一列が20〜25組くらいだったかな?

急いで車に戻り、荷物を持ってゲートに並ぶ。5:50くらい。

でもこのときに雨じゃなくて本当に良かった。

持っていったドーナツをかじり、すっかりぬるくなったポットのコーヒーを飲みつつガイドで研究。

8時オープンと公表されていたのに、7時前にすでにシートは畳まされて

ゲストは立って並ぶように指示されたので

そばを通ったキャストさんに何時にオープンかを聞いてみると7:30とのこと。

そりゃあ早まるわよね。これだけゲストが並んでいたら。

その後、7時くらいにりすちゃんに交代してもらって

私は車に戻り、荷物を用意して子供達をリゾートラインのステーションのトイレに連れて行く。

ここでなんとサチさんから電話。

サチさんは10時すぎくらいに到着と思っていたのにすでにリゾートラインのシーのステーションに

着いたという。ここで合流してゲートに並んでいるりすちゃんの元へ。

サチさんのお嬢さん達はすでにマリンミニーちゃんの衣装を着ている。可愛いぞ〜〜。

空にはヘリコプターが何機も飛び交い、このゲート前の群衆をテレビで写しているのだろうなと

思いながら、ただひたすら開園を待つ。ゲートまで数メートル。ぎっしりとゲストがひしめいています。

7:30。列が動き始めました。先頭の方たちが入場。そして猛ダッシュ。

私達が入れたのは10分後くらいだったかしら。

記念品は何とフラッグでした。水色の旗で、ミッキーの絵とこの日の日付が書かれています。

チケットをすべてりすちゃんに預けて、インディージョーンズのファストパスを取りに行ってもらう。

そして私達はリドアイルの場所取りに。

メディテレーニアンハーバーには、柵沿いにゲストが人垣を作っています。

え?一体ナニがあるの?

そのうちに音楽が始まり、海の上にはキャラクターが乗った船が何艘も出現。

ミッキーとミニーが乗った船にはディズニーリゾートアンバサダーの方や

オリエンタルランドの社長のお姿も。

ああ〜〜、こんなところでオープンニングセレモニーをやるなんて!!

せいぜいゲート前でテープカットくらいかと思っていたのに、さすがシー!

シーのオープンセレモニーはやっぱり海の上なのね〜〜。

なんだかとっても厳粛な気持ちで、この世紀の瞬間を迎えました。

例えるなら、新世紀の幕開けであるとか、オリンピックの開会であるとか

新国王の誕生なんかを祝うどこかの国の国民達のひとりに自分がなった気分を味わいました。

ゲスト達は皆、オープンの記念品である旗を振り、荘厳な音楽が流れ、

花火があがり、空にはヘリコプターが数機飛び交い・・。

雲間から薄日が差し込み、新しい時代の幕開けの雰囲気が漂い、

この瞬間に自分がこの場に立ち会えたことにものすごく感激しました。

その後、セレモニーが終わると、それまで報道関係者しか入れなかったリドアイルに

ゲストが入れてもらえました。大体8時くらいだったと思います。

でもその場所取りの競争の激しいことと言ったら!

シートを2枚、かろうじて広げるのがやっとでした。大体4〜5列目くらいだったかな?

通路にキャラクターが来てくれるのをみんな知っているから

通路側は競争率高いです。埋まるのが早かったので、私達は通路側は取れませんでした。

次男が「ミッキーに変身するぅ!!」とせかすので、

ここでウチの息子達もお着替えタイム。

一番近くのトイレで二人を着替えさせる。

まぁみさんの長男君よりウチの長男のほうが背が高いので

ちょっとだけ上着とズボンの間に隙間が。つまり下に着ているTシャツが見えてしまう。

ま、気にしない気にしない。

まぁみさんの次男君よりウチの次男のほうが遙かに背が低いので

ズボンの裾を数回まくり上げる。

ああ、やっぱり自分の子用に、ジャストサイズで作りたいわ〜〜。

リドアイルから一番近いトイレの隣りに

ランドのイメージワークスと同じ、合成写真のショップが。(ダヴィンチズトラベルフォト。)

見たら、ナポレオンミッキー、マリンミニー、ドナルド、グーフィーとの合成写真ではないすか!

これは撮るっきゃないでしょう。申し込みに行くとわこさんが。

聞けば、サチさんに私の居場所を聞いて待っていてくれたそう。

わこさんにウチの子達をお願いして、サチさんのお子さん達を呼びに行く。

子ミッキー2人、子ミニー2人とわこさんのお子さん(小4年のお兄ちゃん)と一緒に

わこさんのご主人に写真を撮っていただく。

わこさんのお子さんはシーのグーフィーとドナルドの衣装をお母さんにリクエスト中とか。

衣装が出来たら、また一緒に写真撮りたいですね〜〜。

そしてトラベルフォトで子供4人の写真を撮ってもらったのですけど・・。

ああ、子供4人の写真ってタイヘン〜〜!

一人が動くとつられてバラバラみんな動いてしまう。

小学3年生のウチの長男が一番落ち着きがなくて、フラフラ動くモノだから

私は目をつり上げて「動かないで!こっち見て!!」と言いっぱなし。

1回目の写真がイマイチ気に入らずに撮り直してもらったのですけど

2回目もちょっと・・。でも次男がガマンの限界。




ああ、これなら

1回目のほうが

良かったな〜〜と

聞いてみましたが

撮り直すと前のもの

はもう消されて

しまうんですって。

残念。





で、出来た写真がこれです。

ミニーちゃんの衣装の色が、この写真だと子供の服の色とだいぶ違うのですが

グリーティングで撮った写真ではちゃんと大体同じ色です。(アルバムページを見てね。)

写真を撮り終え、リドアイルに向かう途中でりすちゃんに会えました。

インディのファストパスを取るのに今までかかったんですって!

オープンと同時にインディに向かってくれたりすちゃんなのですが

セレモニーをやっている間は、ある地点でキャストさんに止められ、

キャストさんの誘導とともに少人数ずつ、ゆっくりとエリアごとに進んでいったそうです。

途中でセンターオブジアースに向かうゲストと道が分かれ、ストームライダーのゲストと分かれ、

インディの場所にたどり着くまで、すごい時間がかかったそうです。

「リドアイルミート&スマイルの時間(10時)と重ならないようにファストパスを取ってね。」という

難しい注文にも関わらず、10:05〜11:05というベストな時間を取ってきてくれました。

これなら、ミート&スマイルが終わった後、すぐに向かえば時間に間に合います。

そのまま、リドアイルの場所取りはサチさんにお任せして

子供達4人を連れてフォートレス・エクスプロレーションへ。

これは子供達が気に入りましたね〜〜。だって要塞の上から大砲を撃てるんですもの。

ほとんど他のゲストがいなくて貸し切り状態だったので4人で大砲撃ちまくり。

ピーターパンのビデオが大好きな次男は、海賊と同じなのでご機嫌でした。

リドアイルに戻ってミート&スマイルが始まるのを待っていると

プロっぽい人が2〜3人、子供達の写真を撮ってくれていました。

何故にプロっぽいかというと、若い男の人が2〜3人並んですごいカメラで連写するって

素人の人はやらないですよね。もしかしたらそのうちどこかの雑誌に出ないかな〜〜?うふふ♪

さて10時。リドアイルにキャラクター達を乗せた船が到着しました。

ミッキー、ミニー、ドナルド、デイジー、グーフィー、プルート、チップ&デール、

ピノキオ、ゼペット、アラジン、ジャスミン、アブー、

エリック、マックス(エリックの犬。グーフィーの息子のマックスではありません。)。みんな可愛い〜〜♪

キャラクターの紹介とちょっとしたダンスの他に、ゲストの近くに寄ってきてくれます。

最前列と通路側に座れたゲストはラッキー。握手してもらえるかも。

ミッキーが来た時に一所懸命「ミッキー!!」って呼んだのですけど

ミッキーには気が付いてもらえませんでした。残念。

このリドアイルには衣装を着たお子さんがたくさんいました。

一番多かったのはやっぱりマリンミニー。次にナポレオンミッキー。

エントランスミニーも二人くらいいたかな。そして市川の博子ママのリドアイルミニー!!

みんなこの日の為に頑張ってママ達が衣装を作ったのだなと思うと

他人とは思えなかったわ〜〜。

時間さえ許せば、みなさんに声をかけて集合写真撮りたかったくらい。

ミート&スマイルが終わるとまぁみさん、KURAGEさんから次々電話が入り、合流。

ここでまたすごいカメラを持った方に写真を撮っていただきました。

子供4人を並べて、火山をバックに。

お聞きしたら共同通信の方ではないですか〜〜!

色々な新聞社に写真を提供なさっているんですよね。まあ光栄。

やっぱりグランドオープンに来て良かったわ〜〜。

で、インディに乗りにロストリバーデルタに向かう。

セイルアウェイを見に行くKURAGEさん達とは別行動に。

インディは身長制限(117cm)があり、ウチの次男は乗れないのですけど

同じくお子さんが二人とも身長が足りない上に絶叫系が苦手なサチさんが

次男を預かってくれて、私は乗ることが出来ました。うれしー!!絶叫系だいすき〜〜!!

インディは・・。言葉で説明してもしょうがないですよね。

実際自分で体験していただかないと。

でもひとつ言えることはことは、お子さんが身長をクリアしているのなら

是非映画を見せてからシーに行って欲しいなということです。

それくらい映画の色々なシーンに忠実に作ってあるからです。スリルあるぞ〜〜!!

プレビューにご家族で行ったにも関わらず、ご主人もお子さん達も

絶叫系が苦手なご家庭のまぁみさんは、この日がインディ初体験。

も! コーフンしてお顔が高校生になっていましたよ。きっと私もそうだったのね。

インディが終わった時、私達の乗ったライドは、誰からともなく拍手が!

思わず拍手してしまう程のすごい乗り物でした。是非お試しあれ。

で、次はやっぱりこれもはずせない。ドナルドのボートビルダー。

ランチに時間を取られるのはもったいないので、ランドと同じようにお昼はハンバーガーくらいで

いいと思っていた私。そしたらショー付きのハンバーガーショップがあるなんて。打ってつけやん!

アメリカンウォーターフロントのケープコッド・クックオフへ。

ハンバーガーやポテト、パンプキンムースなどがあるショップです。

注文して食べ物飲み物を受け取って、そのカウンターに向かって右の方がショーのあるスペースです。

10分くらいのショーが2パターン、繰り返し上演されるので

客席は入れ替え制ではないですが

一つのショーが終わった後に席を立つ人が多いので場所取りは意外と簡単です。

前から3列目くらいのいいポイントでショーを見ながら食事が出来ました。

一つ目のショーはドナルド、ミッキー、グーフィー。

二つ目のショーはドナルドとチップ&デールが出演していました。

どちらもコミカルで楽しいショーでした。ディズニーアニメに詳しいまぁみさんによると

アニメに忠実に作ってあるショーみたいです。さすが!

食事を終わると12時。マリンミニーちゃんのグリーティングの時間は12:10と聞いていたので

子供達のトイレを済ませて外に出るとマリンミニーちゃんが!

既にゲストに取り囲まれている〜〜!!遅かったか〜〜!!

KちゃんとNちゃんを連れていき、順番を待ってミニーちゃんと写真を撮ってもらう。

でも回りはすごい人だかりで、子供達の胸から上の写真を撮るのが精一杯。

とてもミニーちゃんと子供達の全身写真の3ショットどころではない。

でもしょうがないね。KちゃんとNちゃんが可愛く撮れていたので良しとしましょう。

その場所のすぐ近くにミッキーの銅像がありフォトロケーションになっているんですけど

そこでKちゃんとNちゃんの写真を撮りました。

そうこうしているとテレビカメラが二人を写してくれている!!

ウチの可愛いモデルさん達は物怖じしなくてサービス満点なので

テレビカメラに向かって投げキッスとかしてテレビカメラのスタッフさんにウケている。

番組を聞くと、翌日5日の朝の日テレの番組だとか。

この時、番組の時間を聞けば良かったのよね〜〜。

翌朝私が、私にしては朝早く7時過ぎに新聞のテレビ欄をチェックした時にはすでに遅かった。

6時からの番組だったのね〜〜。

うつっていたのかしら?あんなにじっくり撮ってくれたんだから出たんじゃないのかな〜〜。残念。

その後ストームライダーへ。待ち時間30分。

この待ち時間の間に、「ツターツアーズもだめ」なサチさんはストームライダーをパスして

「あのくるくる廻っているのに乗りたい」というウチの長男に付き合ってくれてアクアトピアへ。

待ち時間15分。あっという間に乗って、ストームライダーの列の私達のところに戻って来ました。

サチさんいわく「あれもダメだった〜〜。」・・・パスポートチケットのモトが取れない人ね〜〜。

長男も列に加わり、サチさんのお嬢さん達をお預かりしてストームライダーへ。

サチさん一人でお留守番。

ストームライダーもすっごく面白かった〜〜。

もしお持ちでしたらかぶりモノのレインコートを持っていくといいかも。結構濡れます。

特にお子さんに衣装を着せて行く方はレインコートを持っていってね。

その後、順不同で書きますけど

センターオブジアースが30分、海底2万マイルが30分、ジャンピン・ジェリーフィッシュが15分、

ジーニーのカルーセルが5分、シンドバッドがゼロ分。

なんてすいているの〜〜?プレビューの時の180分とか220分とかいう話は何処のお話〜〜?

オープン日は、アトラクションには2つ乗れればいいねと言っていたのに

8つも乗ってしまった。しかも乗りたいと思っていたメインのものばかり。

私が一番気に入ったのはセンターオブジアースでした。

絶叫系は本場アメリカで結構乗ったわたくしですが

センターオブジアースは乗り終わった後、クチが開けませんでした。

しばらくして長男と顔を見合わせて「すっげ〜〜!!」。もうびっくり!!とにかくスゴかった!!

事情が許せばセンターは夜に乗ってください。面白さが格別だと思います。

それからシンドバッドもとても面白いです。

ちょうどランドのスモールワールドに似ていますけど、ストーリー性があるので楽しいです。

そして、たくさんの人形達の動きが精巧でびっくりしてしまいます。

その人形の衣装や街の装飾も、実に豪華できめ細やか。是非見てください。

では、お話はショーに移ります。

シーに行った方みなさんに絶対に見てもらいたいのはアリエルのショー。

マーメイドラグーンの中のシアターで上演される「アンダ−・ザ・シー」です。

これは絶対逃さないでください。ショーなのにファストパスが導入されているのも嬉しいですよね。

このショーは、今までのディズニーランドのショーとはショーの概念が全く違います。

私は先入観なしで見たかったので、テレビでこのショーが紹介されている時は

録画したビデオを早送りにして見てました。

せいぜいアリエルが空中ブランコのように「海の中」に設定された空中をを泳ぎ回るくらいのものだと

思っていました。でも!すごいんです。後はご自分の目で見てください。

一つ席取りのご注意。

ゆづままさんが掲示板で教えてくれた通り、

「入り口の反対側の後ろの方の席」がベストポイントです。

つまりこのシアターは円形になっていて、客席の中心がメインステージになっているんです。

そして、このステージの正面であり、アリエルが良く見えるのが

「入り口と反対側」になるワケです。

入ったら、中央のステージに宝物の箱が置いてありますから

その宝箱の鍵穴が見えるところまで移動してください。

そして、後ろの方の席がいいというワケは、高い所を見上げるので

あまり前の方の席だと首が疲れてしまうという理由です。

勿論かぶりつきでアリエルを見たいという方は前の方へどうぞ。

私達が見た時、アリエルが「せり上がって」登場したのですけど

アリエルの回りの舞台装置が動かず、途中で音楽が止まり、

「システム故障の為・・」とアナウンスが入ったのでした。

アリエルはにこやかに苦笑(?)し、手を振りながら舞台の中に「せり下がって」行きました。

客席からは「アリエル〜〜!」「頑張って〜〜」と声がかかり・・。

しばらくしてもう一度ショーの開演。

またアリエルが登場した時はゲストの拍手も、より盛り上がっていました。

これもネタばれになるのはイヤだし、多くのテレビ番組で紹介されているので

詳しくは書きませんね。でも本当に素晴らしかったです。

これも終わったあと「すっご〜〜い!!」としか言えませんでした。

子供達も微動だにせずに夢中で見ていました。

こんなに素晴らしいショーを子供に見せてあげられるなんて。

私はいい時代に母親が出来て良かった〜〜。

私は時々思う。「子供のウチから本物のエンターテイメントを見せてあげることは

彼の人生のきっとプラスになるはずだ。」

そう言い訳して、自分が好きなディズニーランドにせっせと通っているのですけどね。おほほ。

でもこのアリエルのショーは本当に素晴らしい。是非見てください。

引き続いてショーのお話。

2:30のウォーターカーニバルも素敵でした〜〜。

午後も雨が降ったり止んだりで、カーニバルを見る為の場所取りも悩みました。

リドアイルからポートディスカバリーに向かうなだらかな坂の上、

カプチーノ味のポップコーンのワゴンのあたりには、屋根付きの小部屋のような

可愛い建物がならんでいます。中にはベンチもあり

海に向かって小窓があったり、テラス風に柵があったり。

で、そこにシートを敷いて待つことにしました。ここなら多少雨が酷くなっても場所取りOK。

長男をサチさんとりすちゃんに頼み、(マーメイドラグーンへ連れていってもらいました。)

私と次男がシートで場所取り。

ポップコーンワゴンが近いので次男に自分で買いに行かせました。

結構な列で、待ち時間は10分以上かかったかな?

次男はずっとナポレオンミッキーの衣装を着ていたのですが

並んでいた前後の若いお嬢さん達に囲まれて「可愛い〜〜」を連発していただき

そのうちあれこれメンツを替えては、次男と一緒に写真を撮っていたり・・・。

まるで「たくちゃんグリーティング」でしたわ。おほほ。

時々様子を見に行くと、お嬢さん達に「王子!王子!」と呼ばれ、なんだか色々遊んでもらっている。

「お寺のお〜しょ〜さんが〜か〜ぼちゃ〜のタネ〜をま〜き〜ま〜し〜た!」とかやってる。

次男は人見知りしないことだけが取り柄なので、こういう時可愛がってもらえてトクですね。

この時さよこさんにも声をかけていただきました。

さよこさんとお友達と次男の3ショットを、さよこさんのカメラで私が撮ったのはいいんですけど・・。

さよこさ〜〜ん!!私なんかと写真撮ってどうするの〜〜!

しかも雨時々降って髪の毛めちゃくちゃ。私、徹夜明けなのよ〜〜。

短い時間でしたがおしゃべり出来て楽しかったです。

MAYUPさんも今日来ていらっしゃるとのことだったので

電話してみると、この場所まで来てくださるとのこと。coly@うれP。

MAYUPさんには掲示板その他ですごくお世話になっておきながら

ずっとお会いするチャンスを逃していたんですモノ〜〜。

もうちょっとの時間差だったのにサチさんともりすちゃんとも、

マリンミニーちゃんを着たKちゃんNちゃんともお会いいただけませんでしたね。残念でした。

最後はなんだか慌ただしくなってしまってごめんなさい。

カーニバルの時間がせまっているのにサチさん達が来ない〜〜。

しかも携帯が通じない〜〜。りすちゃんの携帯もかからない〜〜。

カーニバルの場所取りは、私に場所を一任されていたので

サチさんもりすちゃんも場所が分からないハズ。携帯がかからないとどうしようもない。

シーの中は携帯がかかりにくいというウワサもあります。携帯を過信しないで

待ち合わせ場所とか時間とか、ちゃんと確認しましょうね。教訓。

特にマーメイドラグーンは完全に閉鎖された空間なので圏外になってしまいます。要注意。

ギリギリ間にあってみんなでカーニバルを見る。

細かい雨が横殴りに降っていたのですけど

やっぱりオープン日。シーの威信をかけてウォーターカーニバルは決行です。

ハーバーのいくつかのスポットでパフォーマー達がダンスを見せてくれます。

そこにキャラクターの乗った船が到着します。私達が見ている所の下には

ドナルドの乗った船が来ました。でもしばらくすると他のキャラクターの船も来てくれます。

これも今までのディズニーランドのパレードとは全く違いますね。

キャラクターやダンサーさんだけでなく、船そのものがパフォーマーなんです。

何艘かの船が交差するように海の上を駆けめぐり、カイトが飛び・・。

リドアイルや、「いろは坂」の下など、パフォーマーの近くで見るのもいいですが

高い所から海を見下ろせる場所で見るのも、全体の動きを楽しめていいと思います。

私は、リドアイルのよりもこの船の上のドナルドの方が好きだわ。衣装がカッコイイ〜〜。

チップ&デールは絵描きさんになっていて、絵の具パレットのカラフルなスモックが可愛い♪

ミニーちゃん扮する「ダニエラ姫」は素敵〜〜。船の上だと良く見えないけど・・。

私達がいたところは屋根があるとは言え、細かい雨が容赦なく降り込んで来て

見ていた子供達の顔も結構濡れています。

でもキャラクターと一緒に船に乗っていたダンサーさん達が

自分の顔を拭う仕草ひとつしなかったのはさすがでした。

感動のフィナーレ。素晴らしいカーニバルでした。

今度はお天気のいい日に、明るい空の下で見たいわ〜〜。

その後は雨を避けて前述のマーメイドラグーンに戻り、

ジェリーフィッシュに乗り、アリエルのショーを見て

アリエルのプレイグラウンドでたっぷり遊びました。子供達もここはすごくお気に入り。

吊り下げられた漁網の中を歩き回ることが出来たり、海草の迷路があったり、海賊船があったり・・。

5時くらいに「リトルマーメイド」のエリックとシェフのルイがグリーティングに来ていました。

エリック、素敵〜〜。ちょっと惚れそう。(だからどうした。)

白のシャツと黒のズボンと、赤のサッシュベルトだけだから、衣装は簡単そうだな〜〜と

素敵なお顔より、服をじろじろ眺めたわたくしでした。勿論後ろ姿の写真も撮りました。病気。

でも、シーのミッキーの衣装を作る人はいても、このエリックの衣装を作る人はまずいないよね。

もし子供がこの衣装を着て、エリックのグリーティングで会ったら

エリックがどんなに感激してくれるだろうと思っちゃったのよね〜〜。誰かやらない?

外はまだ雨だったのでマーメイドラグーンの外に出るのはタイヘンだし

マーメイドラグーンの中のピザのショップで簡単に夕食済ませちゃおうか〜〜と話したのですけど

サチさんが「美味しい点心のお店があるらしい」というのでそこに様子を見に行くことに。

サチさんとりすちゃんが一緒に行って、私がプレイグラウンドに子守りで居残り。

混んでいなかったらりすちゃんが「OK」の伝令に戻るというワケです。

何しろマーメイドラグーンは携帯が通じないとすでに学んだわたくし達でしたので。

点心のお店とは、ミステリアスアイランドの「ヴォルケイニアレストラン」。

普通のチャイニーズレストランですね。麺類はなかったみたいです。

5時過ぎくらいだとランドのレストランも結構並ぶじゃないですか。

このレストランは「馬鹿すき」でした。ゼンゼン並んでないんですもの。

逆にマーメイドラグーンのピザショップは結構並んでいたので、このレストランにして正解でした。

私はゴハンが大好きなので、牛肉と野菜の炒め物と一緒に白いご飯が食べられたのがうれぴー。

(味噌汁があれば最高だったが・・。)

子供メニューもあり、チャーハンと鶏肉の揚げ物と桃饅頭のセットを子供も気に入っていました。

レストランから出ると雨も上がっていて、前述のセンターオブジアース、海底2万マイル、

ジーニーのカルーセル、シンドバッドとアトラクションをこなし

いよいよシンフォニーの場所取りです。

どなどなさんが掲示板で教えてくれた「いろは坂」に向かいました。

ポートディスカバリーから、フォートレスエクスプロレーションに向かうところに

くねくねと曲がった坂道があります。

そこだと、前の人の頭が気にならずに海が見渡せるので、子連れにはとてもいいポイントです。

そしてこのメディテレーニアンハーバーの夜景の美しさと言ったら!!

まるで中世のヨーロッパのどこかの国に迷い込んだよう!!(行ったことナイけど。ヨーロッパ。)

カップルで行きたかった・・。子連れじゃなく・・。

彼氏・彼女のいる方は是非是非、彼氏・彼女と行ってください。

最高にロマンチックな気分を味わえます。

そして、新婚旅行をどこにしようかと考えている方がいたら

是非シーも候補にいれてください。ヘタな海外旅行よりずっといいと思いますよ。

シンフォニーの時間は21:00。私達は20:15くらいに場所取りしました。

全然混んでいないので余裕で柵の前に場所取りできました。

メディテレニアンハーバーの正面の方では、すでに柵の前に人垣が出来ていましたけど

そちらのほうは柵が高いので、オトナはいいですが子供は抱き上げてあげないと見られません。

正面で見れば、火山が「海の真ん中に登場するミッキー」の背景になり

シンフォニーの途中で何度か噴火する火山の炎をミッキーのバックに見られます。

この「いろは坂」だと火山は横を振り返ってみなくてはいけませんが、

かえって近くに見えて迫力あるかも。

全然予想していなかったのですけど、この場所からランドの花火がすごくよく見えました。

20:30になると、ランドの花火がシーでもよく見えるのですね。

ちゃんとシーの中でも花火の音楽が流れます。

21:00。いよいよシンフォニーが始まります。

海の中央に現れた魔法使いミッキーが、「あはっ!あはっ!」と笑いながら魔法をかけて

花火がそれに合わせて打ち上がります。

光りと水と花火と音楽の華麗なる融合。その美しさはとても言葉では言い表せません。

時々噴火する火山とともにメディテレーニアンハーバー全体が一体となって一つのステージになります。

終わった後には涙さえ出てくるほどです。感動です。

こんな素晴らしいものをよくぞ見せてくれました。よくぞ作り上げてくれました。

ディズニーシーのすべてに感謝の気持ちを持った程です。

終わって荷物をまとめていろは坂を登り、ゲートに向かうと雲の合間から満月が。

この満月まで計算に入れてオープン日を決めたんじゃないかしら?

そんなことを思いながらシーを後にした私でした。

本当に本当に素晴らしい一日でした。

一緒に行ってくれたりすちゃん、サチさん、まぁみさん。

お会いできたKURAGEさん、わこさん、博子ママ、さよこさん、MAYUPさん。

去年のハロウィーンでお会いして、この日もお声をかけてくださった

ゆかりさん(ハロウィーンの時の華麗なティンカーベル)、

いちさん(長男と「2人のドラキュラグーフィー」の写真を撮ってくださった方です。)、

お陰様で本当に楽しかったです。ありがとうございました。



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