試験当日

 2004年4月3日に開催されたARRL/VEC TOKYO VE TEAMの試験を受験しました。

 会場は巣鴨駅前で,13時からでした。  試験開始20分程前に会場の教室に入りましたが,既に何名かの受験者と試験官のボランティアの方々が集まっていました。当日受験した人は13〜14名だったでしょうか。私は今回の受験が始めてですが,大半の方々はライセンスのアップグレードのため受験のようでした。

Element 1

 今回初めて受験する数名はElement 1のCWの試験から始めます。試験用紙(受信用紙)が配布され,住所・氏名・試験日・試験会場等を記入して,試験開始を待ちます。試験は教室の前の机に置かれたCDラジカセから再生される通信文を受信し,回答します。試験に先立ち練習問題が1分程度流されました。試験用紙の表面に練習文を記入することができます。本試験は試験用紙の裏面に記入します。

試験問題が終了すると,回答用紙が配布されました。これにも住所・氏名等の必要事項を記入し,試験問題に回答します。

試験問題は10問で,交信相手や自局のコールサイン,住所,名前,アンテナの種類,無線機のメーカ,送信出力,RTS等でした。どのElementも回答時間は無制限です。

この回答用紙は配布された頃,Element 1の受験が必要でない他の受験生には,それぞれの方が受けるElementが配布され,順次試験が開始されたようでした。

10問の質問の答えを記入し提出しました。採点は同じ教室内で行われていました。数分で採点が終了し無事合格が伝えられました。

Element 2, 3, 4

 Element 1に合格しましたので,さっそく次のElementであるElement 2を受験しました。試験日の直前は,Element 4の問題ばかり解いていたので,ちょっと忘れかけている問題もありましたが,なんとか全部の問題の選択肢を選び終え提出しました。こちらもElement 1同様その場ですぐに採点が行われました。

 試験を受けるペースは受験者によって異なり,試験が終わった受験者に,合格が伝えられると拍手がわいたりします。そしてElement 3以上から始めた受験者の中には早くもElement 4にパスした方もいらっしゃいました。また目標のElementを終了し,無事合格証明書(CSCE)を得て帰られる方もいます。

 なお別途受験料をお支払いすれば,当日でも時間さえあれば,同じElementの再受験が可能なのだそうです。

 私が最後のElementを終了した時点で会場には3名の受験者しか残っておりませんでした。その様な中で,私も幸いにして,Element 1〜4全てを無事パスしてOne Day Extraを達成することができました。合格証明書(CSCE)にVEの方々のサインをもらい,そして自分でもサインし,本日の試験は終了となりました。

 免許が送られてくるまでには一ヶ月程かかるとのことですが,コールサインは2週間程度でFCCのWebで確認できるとのこと,今から楽しみです。

 最後になりますが,ARRL/VEC TOKYO VE TEAMの皆様,ありがとうございました。

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