【eQSOの紹介】
eQSOはインターネット(VoIP技術)を使ったシステムです。パソコン同士での会話(QSO)以外に、世界各国には無線機(144MHzや430MHzなど)を接続しているリンク局やリピータ局があり、自宅のパソコンから、リンク局やリピータ局を経由して、世界各国のアマチュア無線局とQSOが可能です。
→ eQSOのイメージ
eQSOのインストールは、eQSOのホームページ(http://www.eqso.net)よりソフトウエア(PC Userバージョン)をダウンロードして,簡単に行うことができます。
特にファイアウォールやルータの設定は必要ありませんでした。2005年6月よりeQSOも事前認証を必要とするようになりましたが、住所、E-mailアドレス等を登録することにより、比較的簡単に承認を得ることができます。もちろんアマチュア局としての認証を得るためには、現在有効なアマチュア局を開局している必要がありますが、アマチュア局を開局していなくても、SWLとして認証を得ることも可能です。
○インストールと設定
1.認証画面に従い、個人情報を登録する(www.eqso.net)。
2.登録したE-mailアドレス宛に送られて来る手続きに従い、認証作業を行なう。
3.ソフトウエア(PC Userバージョン)をダウンロードする(eqso.exe)。
4.ダウンロードしたeqso.exeを実行すると、eQSOがインストールされる。
5.eQSOを実行する。
6.初期設定として、コールサイン、コメント欄を入力し、あわせて認証作業時に送付されたパスワード等を入力する。
以上で設定は終わりです。
(設定には責任を負えませんので、詳しくはeQSOのホームページをご参照ください)
パスワード等とコールサイン、コメントを入力する以外,ほとんど初期設定するところはありません。初めて使ったときは,PTTの押し方※とマイクゲインの調整に少しとまどいましたが,参加各局のアドバイスにより無事ファーストQSOを行うことができました。
※画面上のPTTボタンをマウスで押し続けるかキーボードのスペースバーを押し続け
ます。
最初は画面上のPTTをクリックしていたので,うまく送信できませんでした。
○eQSOの使い方
1.eQSO画面上(上図)の[See Who's on the system]をクリックすると、
システム上に接続されているすべてのユーザ(リンクやリピータを含む)
が表示されます(下図)。
2.自分が接続したい、システム(Room)を選択します。
例えば[101ENGLISH]に接続するためには、[101ENGLISH]をマウスでクリックし、
さらに画面上の[Connect To Selected Room]をクリックします。
ちなみに○の中が緑色に反転しているユーザは今送信しているユーザです。
3.eQSOの画面上(上図)に選択したRoomが表示されていると思います。
4.あとはPTTをおして送信するのみです。
画面上青色に反転しているユーザが送信中のユーザです。
※マイクゲインは、緑色の範囲にバーがある状態が良いようです。
○ちなみに私の使用しているパソコン環境はこんな感じです。
<動作環境>
CPU
|
Pentium IV
|
RAM
|
256MB
|
Modem
|
ADSL 12M
|
OS
|
Windows XP
|
eQSO
|
Version 1.20
|
私のところでは、無線システムとリンクしておりませんが、すでに日本国内でも無線とリンクしたシステムが多数運用されているようです。今後の普及に注目したいと思います。
※インターネットとアマチュア無線との接続に関する指針は、
JARLのホームページに記載されています。