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1:はじめに
例えば住宅に必要なのは3LDK・4LDK等の言葉に代表される何部屋確保するかという「間取り」ではなく、
家族間の関係を調整する「間」取りであると考えます。家族といえども個人の集合単位であり、時間の変化と
ともに家族の関係は大きく変化していくものです。
家族を構成する個人の関係をどのように想定し、空間に翻訳していくかが住宅設計の基本だと考えています。
決して形態遊びではなく、居住性能・コストのバランスを保ちながら、個別の解答を見つけていきたいと思います。
2:的確なプランニング
建物は家族が多くの時間を過ごすとても重要な住まいの器です。
親の寝室と子供室のあり方、子供室とリビングとのあり方等は、単に物理的な部屋のつながりを決めるの
ではなく、親子の精神的なつながりにも関連していく重要な要素であると考えます。このため設計の初期
段階において、いくつかの案を提示させていただき、建主様といろいろな考え方・プランニングのキャッチ
ボールをする段階を重要視しています。
3:適切な工法・材料の選択
建物は家族の生命・財産を保護する重要な役目も担っています。
このため敷地形状・地盤の特性・工事条件・コスト等、多くの条件を加味した上で、適切な工法を選択する
ことも重要となります。大別すれば、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の3種類になりますが、各工法の中
でも様々なバリエーションがあります。
プランニングに合致し、新技術を取り込んだ上でコストパフォーマンスの高い工法を選択いたします。
また使用する材料も、表面に見えるものだけでなく、完成すれば隠蔽される部分まで配慮し建物の高耐久
化を図ると同時に、シックハウス等の要因となる物質を含むものは選定しないよう心がけています。
4:周辺環境に合わせた設計
建物では採光・通風等、立地条件に基づいた環境をどのように取り込むか、判断しなくてはなりません。
機械万能のように思われがちな今日ですが、ホテルのような全て機械制御された空間に暮らすことは
本質的な快適さとは異なるように思われます。
豊かな採光・通風を確保し、自然を有効利用しながら、機械制御による快適さとバランスした住環境を創出
することを目指した計画を行っています。
1:建築設計事務所の立場
建築設計事務所は、建築業者・施工会社(ゼネコン)から独立した立場にあり、建築主様の代理人として、
建築の計画・設計・コストコントロール、また施工時の技術的・金銭的チェックを行います。
施工業者に対して独立した第三者的立場にあることは必要不可欠であり、この第三者的立場にいることで、
適正な建物の品質監理・技術監理が行えます。世の中にはこの基本的立脚点を忘れ、施工業者と癒着した
建築設計事務所が多数ありますが、私達は、建築主様の代理人としての立場を忘れることなく、品質・コストの
監理を行っています。
2:設計事務所の職務内容
建物が完成するまでには多くのプロセスが必要です。
一般的には調査企画・基本計画、実施設計、見積・金額調整、工事監理、竣工・引渡しというプロセスです。
これらの職務を総合的に一貫して行うことが、設計事務所の役割です。
設計者は、建築主様の要望・法律・構造・設備・コスト等の条件の下、バランスの取れた設計を行い、
現場では設計図書に基づいて適正に施工されているかを確認します。
設計事務所は、現場においてはオーケストラの指揮者のような役割を果たし、有能な施工会社・職人さん達を
束ねていきます。
3:設計監理料とは?
建築主さんの代理人として、そして施工者に対して第三者的な立場を確保する対価として発生するのが、
設計監理料です。技術料であり、目に見えにくい物なので理解し難い費用かもしれませんが、裁判での
弁護士費用と思っていただければ幸いです。
それなりの費用が発生しますが結果的にはこのことが、30年・50年という長期的な観点から建設事業に関する
総コストを引下げることになると考えています。
設計監理料は適切な業務を果たす為の、適切な費用であると御理解いただければ幸いです。

当事務所では、設計監理料の目安として工事費の8〜12%(規模や用途・建設地により幅があります)、
支払時期は下記のような形式を原則とさせていただいております。
設計・監理契約時:20%、基本設計完了時:15%、実施設計完了時:35%、上棟時:15%、竣工時:15%
●設計にあたって
設計事務所の役割と設計監理料
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(有)ビーアンドオーアソシエイツ 一級建築士事務所