１．企画業務

●敷地選定及び購入の支援
●建物規模と計画条件の設定
●建物イメージの創作
●概略必要予算の算定
●資金計画策定の支援
●銀行融資申込用図面の作成

◆敷 地の選定については、物件情報収集支援や現地視察同行、法的条件の確認、行政関係機関調査、概略建物検討など、選定にあたっての専門的な見地からの分析とアド バイスを致します。

◆現所有地への建築の場合も、詳細な法的調査と、この段階での建物概略検討を行います。必要に応じて、資金計画やローン、公的補助 金のアドバイスも致します。

●企画業務にかかる費用
企画業務単独の費用については条件によってお見積をさせていただきますが、一般の住宅計画で、１敷地につき10万円程度です。

●工事予算が決まった段階で、設計監理料（通常総工事費の10〜15％）を決めさせていただき、設計監理業務のご契約をいただきます。

２．基本計画業務

●総合スケジュールの作成
●計画調書作成
●計画基本プラン作成
●計画条件の整理
●スタディー模型などによるイメージの具体化

◆すでに土地をお持ちの方は、この段階からのスタートになります。
◆家 ができるまでの総合的なスケジュールを作成します。資金借入や着工、引越の時期など、全体の行程がわかりますので、安心して家づくりを楽しむことが出来ます。
◆住まいに関するお考えや要望などを、詳しくご記入いただく調書をつくります。これを基に十分な打合せを行い、建物のイメージを具体化していきます。
◆間取りはご納得いただくまで複数作成します。空間を理解していただくために、模型やスケッチなどもつくります。 将来の家族構成や、生活スタイルなどもこの時期に考えて、計画に盛り込みます。

●設計監理料のお支払い　第１回

３．基本設計業務

●基本設計図書の作成
●基本設備計画・基本構造計画
●工事費概算見積
●概略工事スケジュールの策定
●家具レイアウト・収納の具体的な計画

◆室 内の家具や収納、内外の仕上げ材や設備の計画を含めて、基本的な方針をまとめながら、基本設計図をつくります。
◆例えば収納については、何をどこにしまうか、その 分量はどのくらいかなどを設定します。
◆この段階で、概算のコストや工事工程もおさえておき、資金計画の具体的検討や、実現したいものの優先順位も決めていきます。

●設計監理料のお支払い　第２回

４．実施設計業務

●実施設計図書の作成
●設備・構造の実施設計
●建築確認申請図書の作成

◆仕 上げ材、収納の具体的な設計、採光、通風、掃除のしやすさ、
など、住まいの具体的な機能性や快適性などにかかわる要素を決めながら、実施設計図を作成していきます。
◆各種設備機器の機種選定やスイッチの位置、照明器具の選定、スイッチコンセントなどの具体的な位置を決めていきます。
◆耐震性、耐久性を十分考慮した構造設計の作業も、十分にご説明し、ご理解をいただきながら進めていきます。
◆確認申請など、法的に必要な申請や届出の準備作業も同時に行い ます。

●設計監理料のお支払い　第３回

５．工事監理業務

●工事費見積査定・調整及び工事業者の選定
●工事業者との現場打合せ
●工法・材料・納まりの具体的指示
●仕上げ材の最終選定と施工者への指示
●工事予算と工程のチェック
●完成検査と手直し工事の指示

◆工事の施工者を選定し、工事が始まります。工事の見積書は実施設計図書に従って、詳細に見積もられています。高すぎる材料費や工事費はないか、数量は適正か、詳しくチェックを行い、ご予算内に収めるべく調整致します。
◆工務店との契約も様々なアドバイスを行った上で立ち会います。
◆工事では、設計図書の内容が正確に工事に反映されているかの確認を随時行います。
◆スケ ジュールに合わせて、実際に使用する仕上げ材料の選定や、色の決定、細部の納まりの指示などを、お客様と打合せの上、施工者に対して伝えます。
◆工 程のチェック、予算の厳守など、お客様の立場になりかわって、現場を見守っていきます。この段階での設計変更にも対処し、工事が円滑に進むように配慮しま す。
◆工事が完成すると、設備の機能を含めて隅々までチェックを行いますので、安心してお引き渡しを受けられます。

●設計監理料のお支払い　第４回

６．アフターケア

●完成後の工事不具合部分の是正指示
●経年時補修及び増改築への対応

◆完成後に工事上の不具合や設備のトラブルなどが生じることがあります。家族の生活が無事に軌道に乗るまで、施工者との間に立って行います。
◆また、ガーデニングや家具の購入、増改築等のご相談もご遠慮なくどうぞ。

●設計監理の作業が発生する場合は、別途ご契約にて対応させていただきます。