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KAWASAKI ZL 1000(1987 A1) 

・チョークワイヤー移設(2013/5/3 11752km 納車から1221km)


チョークワイヤー移設完了しました。フゥ〜。

まず長いです。これをどうにかしなくては。
ただし切りすぎ厳禁、また買うはめになります。

最終的にはここまで短くなりました。



ステーが取り付く場所からアウターチューブ金属かしめまで、254mm。
インナーワイヤーの突き出しは、タイコセンターまで43mm。

先端のタイコはアクティブ製のワイヤータイコ&ヘキサ



いもネジねじ込んだ上に、半田とか流してこんでガッチリと接着する方もいますが、
私はとりあえずネジロック塗布でねじ込んでおきました。

まあとにかく苦労した、というか慎重にならざるを得なかったのが長さ決め。
短すぎるのは当然話になりません。また短くとり回すので、中途半端に長いと
うまく曲がってくれなくなります。

しっかりと現物合わせしながらやりました。赤マジックでマーキング。



ただこれ、もう一方(ノブ側)が完璧に決まっていなければいけないんですがね・・・。
この時仮付けしたステー、実は結局使わなかったんです。

ノブ側、ステーの取り付けが一番悩み、苦労したところです。

これかなという直角の手持ちのステーを、ブロックネジ穴に合わせて、
ノブが出るだろうという角度に合わせると、ステーの穴から後ろの部分が
多少エンジンブロックに干渉します。
あ、ステー取付は、エンジンブロック後ろから出ている用途不明なネジ穴を使用しました。

 赤丸部

ステーはエンジンブロックと平行でなく、
少しキャブ側に傾けて設置したいのですが(そうでないとワイヤーの通り道が無いので)、
ステーが干渉します。サンダ―で切りました。もちろんステーをです。

切った後、さび止めの意味も込め、手持ちを物色したところ出てきた、
「ホイールカラー ガンメタ」をスプレー。

→→→

乾いたところで切り詰めたワイヤー、ステーを車体に取り付けます。



ああ・・・。
やってしまった。
トップ部分がタンクと干渉。
極めて私らしい失敗です。
もうちょっと下調査は厳密にしましょう。

トップ部分切り詰めれば何とかいけそうな感じもしますが、
長穴になっているステーの上部分がオープンになってしまいますし、
コックレバーとの位置が近すぎ、操作に影響が出そうです。

仕方がないのでステーは仕切り直し。
そもそも、エンジンブロックから生えるステーを「上向き」に設置するのが
はたしてどうなのか、という感じです。
下向きに変えること前提に、手持ちを物色しましたが、良い物がありません。
無くもないのですが、
「良さそうだけどいかにも厚くて加工(曲げ)が難しい。」
「曲げられそうだけど、10mm穴(チョークノブ側)に拡大するのが大変」
な物ばかり。

仕方なく自転車飛ばしてNA○Sに行きましたが、
ステーの種類が少なく、これだ!という物は無いようです。
何とか使えそうな物を購入し、穴拡大。ヤスリで地道な手作業。



何とかチョークノブの固定ネジが入るところまで拡げました。

ステーはノブ固定出来るよう、曲げなければいけないのですが、
直角に曲げるだけではだめなんですね。
ステーはエンジンブロックの取付穴から後方向に斜めに出ますが、
ノブ取付穴は車体と平行にしたい。
というか平行にしないと多分ワイヤー取り回しに影響が出ます。
ステーが直角のままだと、ノブ取り付け穴がその斜めの分、角度が付いてしまうのです。

直線に近いレイアウトで取り回すつもりでしたので、
長さに余裕もありませんし、角度的にも、そこまで来て急に曲げるのはかなり厳しい。

ですのでモンキーなど使ってグニュ、と曲げました。


さてやっと取付です。どうやら問題無いようです。



まだ作業が残ってますので、とりあえずタンクを載せてチェック。
大丈夫そうです。

   

忘れちゃいけません。タンクを外し、元のチョークケーブル外します。
ま、いつか活躍する日も来るかもしれませんし、注油して保管しときます。

  

タンク本戻しして、作動確認してOKです。
ま、問題あるとすればステーの強度ですね。

一番最初に疲労が来るのがステーならよしとするか。


無くなったチョークレバーの穴が気になるので、とりあえずテープ巻いといた。


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