KAWASAKI ZL 1000(1987 A1)
・ウインカーユニット交換(2013/3/11 52894km 納車から557km)
海外から入手した格安ウインカーオリジナル風、を装着すべく、必要箇所の脱着を行うこととしました。
入手したウインカーは、ウインカー用ステーに挿しこむタイプでなく、オリジナルっぽく
根元が黒い物で、つまり根元から変える必要があります。
US仕様はタンデムバーの端からウインカーが生えていますので、タンデムバーを外さなければいけません。
ちなみに少し調べたところでは、ユーロ(A2)はリヤフェンダー(画像左下のリフレクター部)から生えているようです。
そしてUSのウインカー位置には、メッキのキャップが付いているようです。
ぱっと見、バーの2本のネジ外せば「スポン」と上に抜けそうだったので外しました。が取れません。
もちろん脱着時シートは外してあります。
裏側探ると裏側にもネジが1本あります。これも外します。まだ取れません。
バーはわざわざリヤショックを避けて取り付けてあるように見えますから、まさかとは思いましたが、
よく見ると、なんと共締めしてあります・・・。ということはリヤショックも外す必要があるようです。
リヤショック外す、ということはグラブバーは最終的に「上に抜ける」のではなく「横に抜く」
という形で外すことになりそうですから、2本をつないでいる寄りかかる部分、も外しときます。
リヤショック外すには、
・ショックに力がかからぬよう、リヤへの荷重をなくす
・マフラーを動かす→ショック下側取り付け部が外す際に干渉する
必要があります。とにかく、何らかの形でフレームを持ち上げなければいけません。
最初意味もなく、スイングアームを上げましたが、これではだめです当然。
フロントステップあたりのフレームで、上げられそうな箇所がないか探しますが・・・。
これが意外に無いのですね。バイクジャッキ使おうと思っても(ありませんが)、
地面とフレームの間に干渉物が無いことが条件となりそうですが、ZLの場合マフラーが邪魔します。
結局、左はステップのステー裏、右はフレームの角、に車用品使ってウマ掛けジャッキ掛け、上げました。
タイヤ浮くか浮かないかのところで止め、マフラーステーのネジ外し、ショックのネジ外し、
ショックを抜きました。
これでやっとバーが外れました。
※ショックアブソーバー取付ナット締め付けトルク 25Nm
さてユニット外し交換ですが、さすが海外製汎用品。いろんな問題が出ます。
・ギボシがカワサキ用になってない。
・何と飛び出ているネジ部が短すぎ、差し込んでもグラブバー裏から出てこない。
のです・・・。
ネジに関しては、グラブバーのアルミの厚みが思った以上なのですね。(誰が?)
ユーロのようにフェンダーに付くのなら、薄いだろうし問題ないのでしょうから、
じゃあ付けちゃうかと、リフレクター外して見るとネジ穴は径が小さくて要拡大だし、
フェンダー裏にくっついているグロメット外して配線引き込まなきゃだし、となると
万全期すならフェンダー外しとなりそうなので、あえなく却下。
ギボシは用意しておきましたので問題ありません。
ネジの短さは、結局、ウインカー分解して先端の黒いゴム部分を一部切り取り、ネジの露出を増やしました。
切り取り装着後の写真
その他こんなとんでもない物も。1/4個の内側、メッキされてません。
さすがにクレーム入れたら、新品送ってくれるとのことでしたが、いつ届くか。
ですのでとりあえず、前には、在庫のミニウインカーが付いてます。