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KAWASAKI ZL 1000(1987 A1)
 

(2015/6/13アップ  作業 2015/5/24 22278km 通算44301km 納車から9418km)

まだまだ続くよフロントブレーキ問題


しばらく記事をアップしていませんので、
何がどうなっているのか自分でもよくわかりません。

ブレーキパッドを柔らかそうなものに変えて、
フロントブレーキ鳴きの様子を見る、なんてことでしたね。


鳴きは、相変わらずだったように思います。
少しだけ収まったのかなぁ、というくらい。


それよりも何よりも、の新展開が訪れました。


しばらく前から、どうも最近ブレーキの効きが悪い、と。

デイトナからヤマシダに変えた時点で、効き減は感じてはいました。
キュッ、っと効くものがヤマシダだとその加減が少し緩やか。
分かっていればほぼ問題ない差なので、注意して乗ってましたが、
どうもその感覚以上に効きが悪くなっているような。


そんなある日、気が付きました。




これ、一日走行後のフロント、右のディスクです。

ディスクなんてもんは放っておけばすぐに、それこそ1日で錆びます。
でも少しでも走れば、その錆は当然パッドに研磨されて落ちます。

が上のディスクの外周部の錆、一日走ったのに落ちていません。

つまり簡単な話、パッドが当たっていないんですね。


原因はキャリパーピストンがパッドをうまく押せていない、
ってことになるんでしょうけど。

取りあえずキャリパーを外してみました。


パッドを動かすロッドの固着とか、
キャリパーピストンの不具合とか、いろいろあろうかとは
思うんですが。


外してみたらこんなんなっていました。
とお見せしたいところなんですが、どこ探しても写真がありませんでした。


どうなっていたかと言いますと、パッドスプリングの
最もキャリパーピストン寄りの位置にある金属部分が折れ曲がり、
パッドとピストンの間に挟まってしまっていました・・・。



上の写真は参考で、以前取り替えた古いスプリングです。
今回は新品を当然入れていましたが、〇部分が上に向かって
めくれ上がり、ピストンとパッドの間に入り込んだんです。

しかし、分かりませんなぜそうなったのか。
何か組み方悪いんでしょうか??
んな事ないと思うんだけどなぁ・・・。


物がありませんので、そのめくれ上がりを修正して、
取りあえずキャリパーに戻しました。


結果、パッドの片押しは治っています。ディスクもきれいに。
あと意外な副産物として、ブレーキの鳴きが全く無くなりました。


鳴き問題、これで解決するといいんだけどなぁ・・・。



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